シリア内戦、実情知って 京都・長岡京でジャーナリストが講演

2016-06-14 16:31:13 | 災 disaster
 社会問題を通して命の尊さを考える「京都母親大会」が5日、京都府長岡京市調子1丁目の立命館中・高で開かれた。中東情勢を取材しているフリージャーナリストの西谷文和さんが、シリア内戦の実情と戦争が起こるメカニズムについて話した。

 府内の女性団体や労働組合などでつくる実行委員会が毎年開催しており、今回が61回目。「テロも紛争も戦争もない平和な世界を!」を大会テーマとし、約千人が参加した。

 西谷さんは、3年前にシリアを取材した経験をもとに講演。ミサイル攻撃で破壊された団地や負傷した子どもの映像を紹介しながら、「シリアでは1日100~150人が死んでいる」と説明した。

 さらに、湾岸戦争が起きた背景にクウェート人少女のうその証言があったと指摘した上で、「兵器を売ってもうけたいがために、戦争を望む人がテレビなどを使ってうそを広めてしまう。だまされないようにしてほしい」と呼び掛けた。

【 2016年06月06日 10時58分 】


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