秋の訪れを告げるヒガンバナが、京都府の乙訓地域で一斉に咲き出している。田畑のあぜなどで真っ赤な花を咲かせ、道行く住民らに季節の移り変わりを感じさせている。
多年草のヒガンバナは、リコリスや曼珠沙華(まんじゅしゃげ)などの別名で知られる。球根に毒があり、ネズミやモグラの穴開け防止などのためあぜに植えられたよう。近年は白や黄、オレンジ、ピンクなど多彩な色がある。
長岡京市内ではヒガンバナが、稲刈りを控えた水田やナス畑などに群生。地面から垂直に茎を伸ばして手のひらほどの大輪の花を競い合うように開かせ、心地よい秋風に揺れている。
【 2018年09月21日 19時00分 】
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