洋梨の自家製リキュールを試飲しながら、この匂いの奥にある、妖しいノートはなんだろうと、ずっとひっかかっていました。
なぜか、病院の処置室や臓腑のきりきりする感じを、思い出すんです。
それは、羊水の匂い。
お産が差し迫って、血と混ざって裾を濡らす、血ではないものの匂い。
子宮のなかで、赤ちゃんを包んでいた水。
洋梨の汁って、羊水の匂いがします。
私は多分、このお題で、次の百首歌を書くでしょう。
.
なぜか、病院の処置室や臓腑のきりきりする感じを、思い出すんです。
それは、羊水の匂い。
お産が差し迫って、血と混ざって裾を濡らす、血ではないものの匂い。
子宮のなかで、赤ちゃんを包んでいた水。
洋梨の汁って、羊水の匂いがします。
私は多分、このお題で、次の百首歌を書くでしょう。
.