澤藤統一郎

安倍改憲策動に抗する日本民主法律家協会第56回定時総会の冒頭
『本日、日本民主法律家協会の第56回定時総会。毎年総会議案書を読むたびに、日本国憲法が常に危機の事態にあることを痛感させられる。
考えてみれば、途中にやや途切れはあったにせよ、1955年以来の長期保守政権である。日本国憲法を敵視し、改憲を党是にするという保守政党が政権を握り続けてきたのだ。とりわけ今は、保守というよりは右翼というべき安倍政権。こんなものが権力を握っているのだから、「改憲」の危機でもあり、憲法理念がないがしろにされる政治がまかり通っている「壊憲」の危機でもあるのだ。』
安倍政権を憲法理念をないがしろにするものとし、改憲でなく壊憲の危機と「上手いこと言った感」は尋常ではない。
このように反安倍の声が高まっているようにも感じるが、秘密保護法、安保法制、テロ等準備罪に於ける反安倍の最終目的地は改憲阻止だろう。
都議選の惨敗で公明党までもが改憲に慎重な姿勢を見せ始めたことは連立与党でありながら反安倍なのかと疑念を抱かざるを得ない。
保守の中でも多い憲法無効論、気持ちは十分すぎるほど理解出来るのだが前ブログでも言ったように保守さえも改憲の障壁となっている。
"あのような人達"がメディアに利用され増殖中であることも椿事件の再来を思わせる。
改憲が出来るできないは置いておいてこれだけは自信を持って言える。
安倍代わりはいない。