津久井やまゆり園で19人を殺害した植松が
産経新聞の取材に手紙で応じた回答がこれだ。
「意思疎通がとれない人を安楽死させます」
「最低限度の自立ができない人間を支援することは自然の法則に反する」
ナチスドイツはユダヤ人のホロコーストに加えてドイツ国民7万人を大量虐殺している。それが障害者であり、優秀な人材を残し、劣等な人材を排除するという優生思想から生まれた許されざる考えだ。
植松がこのような差別意識を潜在していることは産経の取材からも明らかであり、植松とこの犯罪を弁護し無罪を主張することはナチスを容認することと同義である。
更に付け加えれば日本軍とナチスドイツを悪の枢軸国とする東京裁判史観によって生まれた悪弊とも言えるのだ。
天皇陛下は障害者施設を訪問されたり、障害者スポーツにもお心を寄せられているが、これは日本と世界の障害者への差別や偏見を根絶したいとのお心からである。
いかに戦後教育が皇室の尊崇を教えないことが間違っているかが、今回の様な事件を見る度に再確認されるのである。