反日とは
日本(日本国政府・天皇・企業・日本人・社会・文化・制度・歴史など)の一部または総体に対して反対・反発感情・価値観を持って行われている教育・デモ・活動・外交、それを行っている人物・組織・国家に対して使われる言葉
とあるが、日本人であることから国家、外国人は除外される。つまり、上記日本国政府・天皇・歴史に於いてとくに反発する日本人の総称といえる。
戦争体験者の最後の世代で戦時中は陸軍二等兵だった渡辺恒雄は次のように英霊を否定する。
開戦直後の勝利を信じて戦地に赴いた兵士たちと、敗戦確実と思いながら徴兵された兵士たちの思いは全く違う。そういうものを全て同一視して聖戦で戦没した英霊という言葉を戦後世代が勝手に使うことは、正当ではない。
要するに聖戦で戦没した英霊と国家に犬死にさせられた犠牲者の二つに分けられると言っているのである。
更に渡辺はA級戦犯を分祀しない限り首相は公式参拝すべきではないと高らかに主張するのである。
だが渡辺は戦争体験の初心者であり、敗戦確実と思いながら出兵した方である。
そんな初心者が首相の参拝に絶大な影響力を持つのは「最後の世代」と「敗戦」したことが大きく作用しているのだ。
したがって敗戦は多くの日本人の犠牲と国まで滅ぼしかねなかった国家犯罪とし、体験者は国家の犠牲者的一面を強調させるのだ。
これこそが反日日本人の起源となる考えと言って良いだろう。