『四畳半神話体系』

今日は午後から映画を観に行くつもりが、満席のため夜に観に行くことになりました。

午後から映画を観に行くつもりだったので、そのせいで昨晩からちょっと忙しかったのです。。
と言うのも、今日返却期限のDVD一本と本があったから…
金曜夜はドラマ『アンタッチャブル』も鑑賞しなければならない。
そして自分の本を読むスピードの遅さと言ったら、もう自分を呪いたくなるぐらい遅いのです（以前パトリシア・コーンウェルの『検屍官』500ページを読むのに2ヵ月ぐらいかかったこともある）
今日返す予定の本も昨晩の時点で60ページも残っていたから、苦労したのは想像に難くないはず
それでも本は面白さのあまりあっという間に読み終え、映画（「イキガミ」。意外に良かった）も無事観終わり、今日の午前中には無事TSUTAYAと図書館に返しに行けたのでした

ところで今日図書館に返した4冊の本のうち読み終えたのは1冊のみ
つくづく自分の本を読むスピードの遅さを呪います
それでも懲りずに今日も新たに4冊借りてしまいました。
どうせ1冊しか読めないのについつい借りてしまう自分。。
これまで借りただけで返した本の冊数は数知れず…
それらの本も読んでいれば、きっと今よりは心豊かな人間になっていただろうなぁと思う今日この頃です。

昨晩読み終えた本は、森見登美彦の『四畳半神話体系』
3週間ぐらい前に読んだ、同じく森見作品の『太陽の塔』と同様京都の大学が舞台で、冴えない男子学生の妄想とありえない生活を面白可笑しく描いています。
なんと言っても主人公の運命が凄い。
話は4編からなり、主人公が大学一年のオリエンの時に興味を持った4つのサークルにそれぞれ入ったものと仮定してその後の運命が描かれているのですが、どのサークルに入ったとしてもほぼ同じ運命に見舞われるものだから、文章もコピー＆ペーストを多用しているところが興味深いところです。
話も非常にうまくまとめられているし、登場人物・場所・団体も僕が今まで読んだ森見作品に共通するものが出てきて、笑わせてくれます。
猫ラーメンは猫好きとしてちょっと無理かな。
やはり森見作品は面白い
これからもどんどん読んでいきます

今日一番聴いた曲：Mary Lou／SONATA ARCTICA