柿を剥き始めました。
今年は裏の木に実が鈴なりで、そのまま熟させてしまうには忍びなく、
久しぶりに干し柿を作ることになったのです。
剥き始めて柿によって違いがあるのに気がつきました。
先っぽが黒い点になっているのとそうでないのがあって、二つに割って調べてみると黒い点があるのは中が黒くなっています。
これをそのまま干し柿にしたらどうなるのか?
試してみることにしました。
そこで皮を剥いた時点で点無しと点有りに分けました。
その後よく観察すると皮を剥く前に点のあるのとないのとを見分ける方法がわかりました。
よく見ると先っぽがふっくらと尖っているようなのは健康な実で、心なし凹んでいるのは黒点のある実です。
そこで疑問が浮かびました。
何年も干し柿を作ってきて、こう言う黒点のある柿に出会った事がありません。
考えてみたら今まで剥いた柿は全部柿農家から貰ったものです。
今回のような黒い点はある種の病気と思われます。
家の柿は当然無農薬なのでこうした病気にやられるものが出てきても不思議ではありません。
と、同時に柿農家さんはやっぱり農薬を使っているのかもしれませんね。
病気と言っても柿が全部やられているわけではないので、
黒点のものも干すことにしました。
完成後に判るように印をつけて吊るします。
さてどんな干し柿ができるか、初めての自家製柿で作る干し柿です。