不思議な場所へ行ってきた話の続きです。
この場所は
どうも巨石群 としてずっと昔から人々の興味を引いてきた場所に間違いありません。
ま、それも私の感想にすぎませんが。。。。
この場所の歴史に関しては諸説あるようで八百年前に開山したとか、
昭和の頃にだれかが再建したとか、
よくわかりません。
が、とても不思議な場所であることは確かです。
特別なのは音。
辺りに転がる巨石のせいなのか、
それとも地形ひみつがあるのか?
何しろ音がとてもよく響くのです。
それを利用していると思うのですが、
人が来ると自動的に流れるようになっているのか、私たちが車を降りて居並んだ観音やら地蔵やら仏像の首やら布袋やら、
無数の神像が立ち並んでいるのを見ていると、突然大きな音で歌声が聞こえてきました。
その歌は昔学校で習った歌なのでしょうか、いつ覚えたのかすっかり忘れているのに良く覚えている歌でした。
年配の方なら大抵の人が、あああの歌と思うでしょう。
「この道はいつか来た道、ああ、そうだよ、お母様といつか来た道」と言う詩です。
男声合唱団の柔らかくも深い歌声が、
ゆっくりといつか訊いたことのある懐かしいメロデイを歌い始めると、
その声が天井から鳴り響く天使の歌声のような厳かな響きで
あたりを包み込むのです。
その振動の中を数々の神聖なるもの像たちと静かに佇む秋の夕暮れ。
まるで天国にいるような心地よさでした。
この場所は特別な音の振動を発する場所に違いないです。
ただこの場所を管理している人間がどう言う人なのか皆目わかりません。
あまりエネルギーが注がれているようには見えませんでした。
この場所についてブログの記事にしている人がいます。
リンクを貼っておきます。
http://ume-tubu.hatenablog.jp/entry/2018/05/05/192739
とにかく不思議。
日本にはこう言った不思議な場所がいっぱいあるような気がします。
そんな場所ばかり探す旅も面白そうですね。