目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

江戸時代から続く鉱泉※廃業

2020-08-23 | 旅行

どうしても行かなければならない用事のついでに帰りは

キャンプをしながら戻って来ようという事になり十九日朝に出発しました。

まだ猛暑が収まらない頃でその日も最高気温が三十七度の予報でした。

せめてもの救いは二千百メーターの峠を越える道を行くこと。

高速道路で途中まで行って、峠越えの道を行き次の高速に乗り換え、

目的地に着く頃に気温三十七度を越えました。

その日の最高気温です。

約束の三時について用事を済ませ、荒川沿いのキャンプ場にテントを張ったのは夕方でした。

キャンプ場は広い川原で平日にも関わらずキャンプを楽しむ人が他にも五、六組ありました。

川の流れは穏やかな浅瀬だったのでテントは水際近くに設営です。

その方が涼しいものね。

それにしてもテントでキャンプなんて何年ぶりでしょう。

以前は毎年十日くらいキャンプしていましたの。

 

長距離ドライブで疲れていたせいもあり暗くなってテント内で横になったらバタン急で眠りにつきました。

翌朝日の出と共に目を覚まし、軽く朝食を済ませると今日の目的地に向かって朝早く出発。

地図で見つけた山奥の鉱泉へ行く予定です。

 

途中で場所と入浴の時間を確認するために

所在地の役場に電話して聞いてみると、

なんとその鉱泉は廃業が決まっていて明日が風呂に入れるラストチャンスでした。

ネットで調べると江戸時代から続いていた入浴施設らしい。

皮膚病によく効くとあったので

アトピー持ちの家人には良いかもしれないと思うのです。

そのお風呂が明日で廃業。

これはぜひとも行って見たくなるでしょう。

 

と言うことで鉱泉目指して山の奥深く入っていきました。

すると目の前に現れたのは古くて今にも崩れそうな施設が見えて来ました。

写真の奥が入り口です。

風呂場の中は写真を撮れませんでしたが、古い小さな湯船です。

ちょうど経営者の息子さんがいてこの施設の歴史や廃業の理由など語ってくれたけど、

この場所を再建するのは容易ではなさそうです。

廃業も仕方がないのでしょう。

お湯は温くてさらりとしてとても気持ちの良いものでした。

聞けば戦国時代から地元の人々に愛されたお風呂だと言います。

こういう古い施設が失われていくのは残念ですが

時代の波には勝てないのでしょう。

 

 

 

コメント
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