目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

古い友人に会う

2020-12-01 | 日記

こんにちは😃

日差しがいっぱいの小さな部屋は暑いくらいです。

冬には沖縄ルームと呼ばれる小部屋なの。

 

昨日、十一月三十日に四十年来の古い友人に会いに行きました。

実際に会うのは三十年ぶりくらいかしらん。

 

こちらへ引っ越してきてからあった覚えがありません。

時々電話で話すだけでお互いの消息を確かめ合ってきた中です。

先日共通の友人が亡くなって、それをきっかけに

しばらく途切れていた交友が復活しました。

たまたま彼の居住区の近くに出かける用事があったので

午後から久しぶりの対面を果たしました。

電話で聞く声は若い時と指して変わらず

見た目もあまり変わっていませんでした。

もちろん歳はとっているけど

私より白髪も少なく

体型も昔のまんま。

 

シワが深くなったけど相変わらずのいい男ぶりでした。

 

しばらく楽しい時間を共有して合わなかった時間がなかったように

楽しく現況を語り合いました。

嬉しいですよね。

 

この友人との一番楽しい思い出は書道です。

その頃ドイツ人と結婚していて彼女の友達がミュンヘンに

日本雑貨店を開いたと言うニュースが舞い込んできました。

その店で翌年のカレンダーに日本の書を使いたい、と言う企画で

日本に住んでいる友人。

つもり私の友人の妻である人に連絡が入りました。

あのさ、カレンダー作ろうと思ってるんで、

どこかに都合の良い書があれば送ってくれないかなと言うのです。

書というのは書道のことで、すみと筆で書かれた文字を意味してます。

さすがに書家に書いてもらうのもおこがましいし、

第一書家なんて知り合いにおりません。

初め近所のお寺にお伺いを立てたら

ギャラが高そうだと聞いて諦めました。

 

そこで彼が考えたのが

じゃ、自分たちで書いてみようじゃないかって訳なんです。

 

私は元々書道が好きでいつもスミと硯を身近に置いてましたし、

当時のアパートの部屋で三人で書道をしたのです。

ドイツ人の奥さんは日本育ちで日本語ペラペラ。

書道も習っていたのです。

 

その時に書いた私の字がなかなか上手い、と友人におだてられ

それではと、試しに送ったところ

向こうがえらく気に入って私の書いた六枚の文字がある年のドイツで

カレンダーとなって広がっていたのです。

その時はお礼に一万八千円ほどいただいた記憶がありますよ。

こんな話をするといかにも上手なのかと誤解の恐れがあるので

言っときますが、

小学生の習字ほどの出来栄えですよ。

今考えると恥ずかしいくらい。

 

でもね、びっくりしたのはその四年後です。

当時暮らしていた都市のアジアンショップを訪れた時

お店の壁に私の書いた文字が貼ってあるのを見たのです。

思わず、あ、あれ私の字、と声に出してしまいました。

まさかこんな所で自分の書いた文字を見るとは

夢にも思わぬ事でした。

店の人に、この文字を何処で見つけたのか尋ねると

何年か前にミュンヘンへ行った時、このカレンダーを買ったのよ、

その中で特にこの字が好きなの、

 

だからずっとあそこに貼っているのよ、と答えてくれました。

素晴らしい。

私はただただ楽しく書いただけなのに

好きって言われたらやっぱり嬉しいですよね。

で、私が書いた本人よ、と言うとビックリしてとても感激してくれました。

こっちこそ思いがけない出会いに驚きと感動ものですよ。

 

そんな素敵な思い出に関与しているのがこの古い友人。

家人に出会う前からの友人です。

 

ありがたいことに、

直接出会うことがなくともこうして友情を保つことができています。

二人とも、家人を交えれば三人ともほぼ同じステージを歩き続けているおかげでしょう。

 

私の歩いてきた道は一般の人から見たら随分違うものだと思うのです。

でも同じ方向を見て歩いている人たちが周りに残っているので

面を合わせなくとも分かり合う

共通のエネルギーが流れています。

この道を来て良かった、と思う瞬間でした☆

 

 

 

 

 

 

コメント
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