20世紀の終わりから今世紀にかけてインターネット、携帯電話の発明、普及があり、世界が大きく変わった。
EV(電気自動車)と自動運転はそれに匹敵する大きな変化を世界にもたらす可能性をひめている(産業構造や産業の中心地域が大きく変化するかもしれない)。
日本の2018年のEV販売台数(日産リーフが中心)は3万台を割り込んでいるが、世界では革新的なEVの発売があいついでいる。
独アウディは、このブログで何度か言及しているVWの電気自動車用モジュール(基本構造)MEBをもとに開発されたイートロン(e-tron)を5月に発売する。
航続距離は厳しいEPA基準で204マイル(328キロ)。価格は7万4,800ドル(820万円:1ドル=110円)から。
アウディはイートロンの発売をまえに、アメリカで「電気自動車は自分には関係ない」という内容のCMを流し一部で注目を集めている。
CMでは、電気自動車を買わない理由として、
①航続距離が短い
②低い気温に(電池が)弱い
③充電ステーションが少ない
④走行性能が低い
などをあげたうえで、それを打ち消すメッセージ、イメージを流している。
またボルボを所有する中国のジーリー自動車(吉利汽車)は2019年4月12日(木)、高級EVブランドのジオメトリー(Geometry)を立ち上げた(注)。
最初に発売されるGeometry Aは、長距離タイプだと航続距離が500キロに達するが、すでに世界で2万6千台を受注している(日本全体のほぼ1年分)。
同ブランドは、2025年までに10車種のEVを発売することになっている。
なおジーリー自動車は、2019年3月には独ダイムラーと合弁でEV版スマートカーを生産する会社を中国に立ち上げている。
(注)正確にはジーリー自動車の親会社である浙江吉利控股集団がボルボを所有している。