大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

アメリカ最大の自動車メーカーGM、取締役会の過半数が女性に: 自動車メーカーで初

2019年04月19日 | 日記

 オートモーティブニュース(2019/4/18)は、アメリカ最大の自動車メーカーGMの取締役会の過半数が女性になると伝えた。

 GMの現在の取締役会メンバーは13人。そのうち6人はすでに女性が占めている(バーラCEO含む)。

 同紙によると、2019年6月4日の株主総会で、男性2人が取締役に再立候補せず退職する予定になっている。

 GMはそのまま取締役会の人数を11人に削減するため、6月4日以降、取締役会の過半数が女性になる予定。

 アメリカでは、GMのほかにバイアコム(メディア複合企業)、CBS(3大テレビのひとつ)、ベストバイ(家電量販店)でも取締役会の過半数が女性になっており、ベストバイでは次期CEOも女性。

 オートモーティブニュースは、ラッセル3000(アメリカのトップ3000社)の半分の会社は2034年までに取締役会の半数が女性になる見込みだとの調査機関の予想も紹介している。