中国の万向集団が所有するアメリカのA123社は、高価なコバルトをまったく使わないリチウム電池の開発に成功。今年、50万基を生産する予定になっている。
オートモーティブ・ニュースによれば、このバッテリーはこれまでのリチウム電池よりエネルギー密度が2,3割高いうえに能動冷却が不要なため、従来のリチウム電池より小型、軽量なものとなっている。
最初の納入先は、中国でEVを生産している長安汽車(自動車)。
ところで、アメリカの自動車専門誌オートモーティブ・ニュースは、毎年、最も革新的な自動車部品の表彰をおこなっている(PACE Award)。
昨年、その賞を受賞したひとつが上記のリチウム電池。
今日(4/8)、今年(2019年)の受賞が発表され、ベロダイン・ライダー、ボルグ・ワーナーなど13社が選ばれた。このなかに日本メーカーは含まれていない。
重要な産業なので、大変気になるところである。