44年8か月ぶりの求人倍率だそうである。 びっくりされる方も多いかろうが、私はびっくりしない。 少子化が進んだ上に、「春先の筍大学」が増えた為に、勘違いの子供が増えただけである。 嘗ての高等学校卒業生の学力にも達していない大学卒業生の学力・・・・。 採用者側で仕事をしたことが有る者なら誰もが感じたことだ。 「大学は卒業したけれど」と言う言葉が、戦後流行ったそうだがその当時は不況のどん底。 現在は、学力の無い大卒者の勘違いによる、製造業などの人手不足が中心なのだ。 汚れ仕事を嫌い、かっこよく仕事がしたいなんぞ、おくがましい限りである。 挨拶の仕方から、マニフェスト化された大学の就職指導。 そんな事をする前に、人間的教育、大卒に相応しい学力を身に着けさせる、そんな大学に戻って欲しいものだ。 それが出来れば、あんな馬鹿騒ぎの「ハローウイン」騒動なんて起きないはずである。 壊れた高等教育現場。 高等学校や大学の教育現場が信頼できなくなりつつある。 何かあれば、教師の暴力のみが批判され、授業やクラブ活動等に対する生徒の態度は問われない等、学校制度の大幅な改革が必要だ。 「皆で渡れば怖くない」的な芸能人の多さもその表れなのだろうか。 TV番組の年々低俗化、物資の使い捨てや今更食物の廃棄の規制、・・・・末期的社会の到来を思う。 移民規制改革?何のために・・・・・製造業の人手不足解消のため以外考えられない。 その解決の為に中国に出かけたのではありませんか。 中国が駄目になったらベトナム・・・・。 それが駄目なら、移民の自由化。 なんだか、人間なんて部品の一部としか考えない企業・・・・。 日本もいよいよ政治的に行き詰った様である。
ところでお向かいの「螺山」が、ほんの少し秋めいてきた。
写真に撮ってみたが、色付き始めた木々があまり解らない。 それでも秋は確実にやって来たようだ。 朝夕めっきり冷え込んできた。