ここ数か月の中で本日、至って傷みが軽い。 不思議である。 午後三時に西遊記第一巻を読了した。 その過程で、「曼荼羅」に行きつき、虜になったが、おかげで何故に「観音菩薩」が如来の使いとして長安へ赴いたのか初めて理解できた。 摩訶不思議と、今朝から全身の痛みが軽く、気分も爽快に過ごしている。 「曼荼羅」を拝み、「観音菩薩」の霊気が私まで伝わったのだろうかと思えるほど体が軽く感じている。 「胎蔵界曼荼羅」は、少しわきに置いておいて、「金剛界曼荼羅」を少し掘り下げて、学んでみなくては、これからの西遊記が十分に理解できそうにない気がしてきた。 「金剛頂経(こんごうちょうぎょう)」という経典に書かれた28種類の曼陀羅の中の九つが「金剛界曼荼羅」だそうだ。 縦横参列、9マスの世界だそうだ。 一段目は、四印会、一印会、理趣会。 二段目は、供養会、成身会、降(ごう)三世(ざんぜ)会(え)。 三段目は、微細(みさい)会(え)、三昧耶(さんまや)会(え)、降(ごう)三(さん)世(え)三昧耶(さんまや)会(え)となっているそうだ。 今夜はこれらをゆっくりと調べてみるつもりだ。
曼荼羅にどっぷり嵌ってしまったようだ。 調べていくうちに、東京には途轍もない美術館がある事が判った。 練馬区に、「真言宗智山派慈雲山曼荼羅寺観蔵院」と言う寺院が存在し、そこには曼陀羅の美術館が有るそうだ。 「うーむ」これが地域格差と言う物なのかと思い始めている。 教育施設、体育施設、文化施設、‥…、どれを採っても、中央集中し過ぎだろう。 地域の活性化の為にも、災害対策のためにも、地方分散を行うべし。 例えば、大阪は経済関係の資料や、株取引の関係施設、名古屋は、自動車を始めとする交通関係の諸施設等々、国の施策を見直すべし。 日本全国一度見直して、その為の国土再構築を行うことが重要だろう。 災害多発国家に成りつつあるこの国を作り替える気概を政府に持って貰いたいものだ。 東京砂漠から東京オアシスへの転換を是非ともやってもらいたいものだ。 そんな事をベットの中で考えていた。
この世は、胎蔵界、金剛界の二つから出来て居るらしい。 その中心には常に、大日如来がおわしまして、‥…だそうだ。 胎蔵界とは、母親の子宮のごとく愛に包まれた世界で、金剛界とは何者にも傷つける事の出来ない、ダイヤモンドのごとく光り輝く知識の世界だそうである。 この世界を全てに悟った、大日如来様が中心においでまして、この世界を住みよい世界にすべく努力されているそうだ。 が、時として如来様のお力が、行き渡らない場所が有る。 そこには経典が無いためだそうである。 何故ないのか?、沙悟浄が天界から追放された後、空腹に耐えかねて旅人を捕らえて、喰ってしまった中に、九人の僧侶がおりその僧侶は、経典を得るために西方を目指して旅の途中だったそうである。 沙悟浄が、如来様の尊い教えを遮断していたことになる。 その旅人と九人の僧侶の食べかすを、水に流したが、九人の僧侶のドクロだけが浮かび上がってきて、流れなかったそうだ。 それを観音菩薩の指示でひもを通して首から懸けて、観音様のもとで得度したそうである。 その事で、九個のドクロの首輪?の疑問が解決したが、そんなこんなで、なかなか先には進まない。 ところで、如来様の力が伝わっていなかった処とは、話の展開から中国から東を差していることが読み取れる。 ‥‥‥将に日本もご多分に漏れていなかったようだ。 未だにその傾向はある。 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏‥‥‥。
昨日の夕食前、駐車場の家賃帳を配布してきた。 四軒で七台の車が駐車している。 私のお小遣い稼ぎだ。 と言っても、孫様のこまごまとしたことに消えていく。 荒らしておくよりは、自己管理で安くお貸ししている。 街中では考えられないくらいの値段だ。 行く道の途中に、昭和30年まで存在していた小学校の跡地が有ったが、造成がなされて廃品回収の集積場になっていた。 その土地は公の土地では無く、個人の土地が提供されていたそうで、一度廃校になったが、周辺に住宅が増えたので、再び学校を立てるかどうか調査したところ個人所有だったことは判ったいわくつきの土地だった。 その土地の使用料も、支払われておらず、税金まで徴収していた曰く付きの土地だ。 それは明治時代にさかのぼっての事の始まりで、誰も知らないままだったそうだ。 そんな街の変わり様を見ながら行き来したが、三桁国道の中で日本一交通量の多いい、119国道は大渋滞であった。 バイパスを作るべしと声を上げたことが有ったが、そのバイパス工事も、途中までで頓挫している。 トンネル工事が費用が掛かり過ぎるからだ。 かと言って、広島駅裏のトンネル工事は、数倍の費用が掛かるが強行中だ。 同じ長さでも、土砂の運搬路によって経費が変わるのだ。 掘り出した土砂を捨てる場所が確保できないと工事が出来ないのだ。 その結果、周辺の道路事情は整備が遅れるのだ。 その結果が、大渋滞となる。 困るのは我々で、お役所ではない。 解決されるのは何時の日やら…‥‥。