藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

2020-08-08 10:54:10 | 日記・エッセイ・コラム

 私の子供の頃、昭和30年代の夏休みの遊びは蝉取り。 親からは、「蝉は採っても逃がしなさい。」と言われていた。 その理由は、「背中に仏様が乗っておいでだから。」 確かに蝉の背中には、「仏陀」のような凸凹が存在していた。 しかし、トンボの方がより「仏陀」の姿に近い模様が有った。 それに、「蚊」の駆除の名人で、トンボは大切にと学校でも言われていた。  近年の蝉事情とは少し違っていて、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、が中心で、油蝉が取れると自慢物だった。 クマゼミは別格で、これは蝉取りの王者の勲章だったが、近年ではむしろクマゼミが多いい。 温暖化の所為だそうだ。 主たる生息地を、北上させてきたそうである。 確かに我が家の周りも、早朝から「シャーシャー」と、クマゼミの声が溢れている。 我が家のクロガネモチの木は、毎日ご訪問され、その声のうるさい事。 時々追い払っている。 クーラーが苦手の私は、窓全開の暮らしの為、蝉の声は五月蠅すぎるのだ。 夏休みの提出物に「昆虫採集」と言うのが有ったが、近年は自然保護のために禁止されているそうだ。 イナゴやバッタなどは害虫だから、取った方が良かろうと思うのだが、‥…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする