明日、市役所の災害担当者が御出でである。 加えて市会議員が加わる事となった。 夕食中に奥様が、応接間の障子が破れていると言い始めた。 九時過ぎから急遽障子の補修だ。 「のり」を焚くように言ったら、「へ」、の一言。 木工ボンドで貼るものだと思っていたらしい。 「木工ボンドは大量にあるのに・・・・」。 まさかそこまでお嬢様育ちとは思わなかった。 子供の頃、朝方お母さんが、障子の紙を全て破って欲しいと言ったそうだ。 今日は障子の張替え・・・。 幼稚園に行く前、必死で破って行ったそうである。 幼稚園から帰ったら障子が干してあって、きれいに張った障子紙だったが、朝お母さんが、「障子紙を全部破って」と言ったので、これも破ったそうだ。 その結果を見たお母さんの一言が、「まー、さっちゃん」の一言だけだったそうだ。 そんなこんなで結局私が「のり」を焚き、張り替えた。
片手には缶酎ハイ、片手には痛み止め三種類、余りの痛さで眼が覚めた。 飲むべきか、朝の薬まで待つべきか、悩んでいる。 昨日は駐車場の草むしりをやって来た。 広くはない普通車七台分である。 奥様と格闘する事、一時間半。 年取ると、たったこの程度の作業で…と言っても38℃越えの気温の中での作業だった。
余程疲れたのか、何時もは見ないTVを付けたまま寝込んでいた。 明日は市役所がやって来る。 此の団地の崩落危険地帯の下見である。 若手市会議員と共に、調査していたが今回の長雨で、危険状態が進行した。 町内会に報告して、一段上部団体から市役所に調査の申し込みをしたのだ。 そんな事で、本日はパソコンもの前から離れないのだ。 写真での資料を作らねばならない。 こんな年寄りがやる事ではない。 若い大学を出た連中がする事なのだが、誰もやろうとしないのだ。 自分の家が、崩落の危機に居る事さえ気づいていない。 危機管理能力の無さには驚くばかりである。