工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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お客様

2012-01-18 16:57:40 | 日記

          1月18日 

今朝、工房にお客様がいらっしゃいました。

木彫や石彫をされているKさん。

工業高校で教鞭をとられ、退職後は趣味の彫刻とマジックでご活躍されています。

今日は2月から始まるASHIGARAアートフェスティバルの足柄体験隊のメンバーとして

木工体験の企画相談に見えました。

   

試作された作品は、どれも30分から1時間くらいで作ることができ、

おもにサンダーを使うために、お子さんでも心配なく体験できるそうです。

焼きごてを使って模様をつけるのも楽しそう。

   

   

展示用の作品もいくつか見せていただきました。

まずは叔母さんが嫁入り装具として持参した着物の洗い張り用の板を使ったプレート。

   

一本のロープが繋がっているようなデザインで、裏も表も綺麗に透かし彫りされています。

 

左は中学校の桜を切った枝を使った作品。

右は隣家に自生してた桐の枝を使った作品。

 

 桜は自然の色ですが、白い桐には柿渋を塗ってみたそうです。

木彫をされる方にとって、素材との出会いが作品を決めることもあるくらい、

どんな素材に出会えるかが大切なのだそうです。

 

私は桐の表皮の質感が面白く、陶芸で使ってみたいと思いました。

まだ家に枝があるそうなので、少し分けて頂くようお願いしました。

どんな作品に使ってみようか・・・・・そちらも楽しみです。