2月24日
久しぶりの春日和。
今日、轆轤デビューした方がいます。
手びねりは数年の経験がある70代の女性。
午前中の作業が終り、次に何かやりたいことありますか?と尋ねたところ・・・
これやってみたいのよね・・・・・と、轆轤を指差されました。
いつかやってみたいなぁ・・・と思っていたのよね。
じゃあ、今日やりましょう。今からやりましょう。
ということになり、轆轤デビューとなったわけです。
粘土を据えて轆轤を回し、第一声は「気持ち良い~!」
それから1時間ほど、ぐい呑み・豆皿・小鉢など5点。
感想は、難しいけど楽しい!!・・・でした。
70代になっても好奇心を失わず、新しいことにチャレンジする姿も素敵でしたが、
気持ち良い~!・・から、難しいけど楽しい!・・まで、私の初挑戦と同じ感想で
20年前の私自身の初めての轆轤デビューを思い出しました。
そして、家に帰って20年前の作品を取り出してみました。
あの時のドキドキ。土の感触の心地良さと、何も考えず轆轤に集中していく快感。
難しいからこそ楽しくて楽しくて、うまくいかない時も尽きない面白さ。
これが私のはじめの一歩。
それを思い返した一日でした。