工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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初めての轆轤

2012-02-24 22:07:29 | 日記

            2月24日 

久しぶりの春日和。

今日、轆轤デビューした方がいます。

手びねりは数年の経験がある70代の女性。

午前中の作業が終り、次に何かやりたいことありますか?と尋ねたところ・・・

これやってみたいのよね・・・・・と、轆轤を指差されました。

いつかやってみたいなぁ・・・と思っていたのよね。

 じゃあ、今日やりましょう。今からやりましょう。

ということになり、轆轤デビューとなったわけです。

 

粘土を据えて轆轤を回し、第一声は「気持ち良い~!」

それから1時間ほど、ぐい呑み・豆皿・小鉢など5点。

感想は、難しいけど楽しい!!・・・でした。

70代になっても好奇心を失わず、新しいことにチャレンジする姿も素敵でしたが、

気持ち良い~!・・から、難しいけど楽しい!・・まで、私の初挑戦と同じ感想で

20年前の私自身の初めての轆轤デビューを思い出しました。

そして、家に帰って20年前の作品を取り出してみました。

     

あの時のドキドキ。土の感触の心地良さと、何も考えず轆轤に集中していく快感。

難しいからこそ楽しくて楽しくて、うまくいかない時も尽きない面白さ。

これが私のはじめの一歩。

それを思い返した一日でした。