今(11月18日)、月と木星と土星が一直線上に並んでいる。
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「75歳以上の約7割は年収が200万円に満たない。」今日2020-11-24の朝日新聞社説より
これが日本の年金生活者の実情。
現役時代、共働きだった家庭は別かもしれないが、専業主婦が多かった以前の日本の家庭や、特にパートナーを亡くした年金生活者の生活は辛い!
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「心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花」(凡河内躬恒)
ピーター・J・マクミランの今日の朝日新聞記事を読んで、マネの「白菊の図」に思いを重ねた。
今の時期、散歩すると、民家のあちこちに白菊が目立つ。
「撰者である定家がいかに白という色を好んでいたのかが窺える。特に白いものと白いものを重ねる例には、今回の歌の菊と霜のほか…」P.J.マクミラン
マネの白菊の図にも白と白とが重ねられている。一本のアスパラガスを描いた時も…
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TVドラマでは、ダンサーを描いた2点の素描が出てくる。犯人は有能感のある美術批評家。
ドラマとは関連ないが、2点の素描はオルセー美術館やメトロポリタン美術館にある初期ダンス作品の左端部に関連したものだろう。
#gooblog 刑事コロンボと二枚のドガ の絵
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近藤康太郎さんの今日2020-12-5の朝日新聞記事を読む。#ポーラネグリ #マヅルカ #食べること #傷だらけの天使
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横尾忠則氏が酒井忠康『美術の森の番人たち』を書評欄に書いていた。この本、ちょっと覗いてみるか。
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今日2020-12-10、寂聴さんの「残された日々」を読んでいたら、「之繞(しんにゅう)を掛ける」という表現が出てきた。「お岩さんに之繞をかけたような顔になり…」
「輪をかける」という意味だ。
五十年前のことというタイトルで、その最後に「三島さんを毎日毎晩読んでいるせいか、なつかしさがつのってきて、やはりふたりだけの思い出は、自分が書き残しておくべきかと、心が揺れてきた。」#三島由紀夫 #寂聴
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「気になっているのは、不自然に論文っぽい表現が散見されることだ」「だろう」や「と感じる」としか書けない場合もあると‼︎(古田徹也氏の言葉、今日の朝日新聞記事より)
よく調べもしないで、「と言われている」と、客観を装って書く人がいたな。
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「『論理的思考』を少し学んだところで出世なんてできないし、そもそも変化が早すぎて何が正解か分からない。」井上慎平氏の言葉、今日2020-12-12の朝日新聞より
1988年生まれの氏がそもそも変化が早すぎてと言っているのだからなぁ。
「立派なビジネスパーソンなら古代中国の歴史ぐらい知っていないと恥ずかしい、という空気感です。それが『何の役にも立たないものを読むのは、むしろ頭が悪い』というような風潮に変わった。」井上慎平氏の言葉、今日の朝日新聞より
「どんな経済や社会がよいのか…教養主義をどう復権するかではなく、社会的にどのような価値を成し遂げるべきかという視点から教養を再定義できないか」井上慎平氏の言葉、今日の朝日新聞より
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「いま食べられない人々に『思想の転換点』とか悠長なことを説いてもしかたがない…雇用を創出したり、国の貧困率を減らしたりするのは政治の仕事だ。」ブレイディみかこさんのことば2020-12-10の朝日新聞記事より