川越は蔵の町である。
江戸時代から「小江戸」の名とともに栄え、現在でも残る古い町並を訪れる観光客も多い・・・。
さて、本日のランチは吉祥寺のど真ん中にある、その町と同名の居酒屋でいただいた。
場所は若者の聖地、吉祥寺パルコの裏手、老舗ジャズカフェ“Fァンキー”並びの地下である。
この店もだいぶ前から存在していたようだが、酒をあまり飲まない私はこれまで入ったことがなかった。
ランチに何を食べようかと町をさまよっていた私は、入り口にひっそりと掲げられたランチメニューを発見し、たまにはこういうのもいいかなあと思い、勇気を振り絞って階段を下りた。
引き戸を開けるとそこは雪国、ではなかったまぎれもなく由緒正しき居酒屋で、座敷にテーブルが4つほどとカウンター6,7席のゆったりした店内。
薄暗い照明の中、週刊誌やスポーツ新聞が雑然と置かれる様子は、今風のトレンドなどにはまったく無縁で好ましい。
先客は姦しいおばさん達と、電機作業員らしき男達が数人。
こんな場所なのに空いているのも好ましい。
私はメニューを詳細に検討した結果、カキフライ定食(¥800)を注文した。
途中、サンロードのT書店で購入した“死ぬまでにしたい10のこと。酒井順子ほか”(古本¥200)を読みながら待つこと10分。
定食が到着した。
内容は、左奥からちくわとほうれんそうの小鉢、沢庵と白菜のおしんこ、りんごひときれ、前列左からどんぶりご飯、カキフライ(キャベツの千切り付き)、あげと豆腐のみそ汁だった。
どんぶりご飯の量が多い割にカキフライが小ぶりなのは、お客さんに肉体関係の労働者が多いせいだろうか。
読書をしながらの食事は失礼と考えた私だが、活字中毒者の性(さが)で、カウンター上にある炊飯ジャー裏面の注意書きの文章に目が行ってしまう。
商品名、型式の後に使用上の注意が続くのだが、順番が1、2ではなくイロハ順であるところがおかしい。
同じ文章を3回読み終わり、型式の“NCA”とは何の略であろう、などと思いながら完食。
食後にはコーヒーもおまけについてきた。
素朴な家庭料理風でおいしかった。
江戸時代から「小江戸」の名とともに栄え、現在でも残る古い町並を訪れる観光客も多い・・・。
さて、本日のランチは吉祥寺のど真ん中にある、その町と同名の居酒屋でいただいた。
場所は若者の聖地、吉祥寺パルコの裏手、老舗ジャズカフェ“Fァンキー”並びの地下である。
この店もだいぶ前から存在していたようだが、酒をあまり飲まない私はこれまで入ったことがなかった。
ランチに何を食べようかと町をさまよっていた私は、入り口にひっそりと掲げられたランチメニューを発見し、たまにはこういうのもいいかなあと思い、勇気を振り絞って階段を下りた。
引き戸を開けるとそこは雪国、ではなかったまぎれもなく由緒正しき居酒屋で、座敷にテーブルが4つほどとカウンター6,7席のゆったりした店内。
薄暗い照明の中、週刊誌やスポーツ新聞が雑然と置かれる様子は、今風のトレンドなどにはまったく無縁で好ましい。
先客は姦しいおばさん達と、電機作業員らしき男達が数人。
こんな場所なのに空いているのも好ましい。
私はメニューを詳細に検討した結果、カキフライ定食(¥800)を注文した。
途中、サンロードのT書店で購入した“死ぬまでにしたい10のこと。酒井順子ほか”(古本¥200)を読みながら待つこと10分。
定食が到着した。
内容は、左奥からちくわとほうれんそうの小鉢、沢庵と白菜のおしんこ、りんごひときれ、前列左からどんぶりご飯、カキフライ(キャベツの千切り付き)、あげと豆腐のみそ汁だった。
どんぶりご飯の量が多い割にカキフライが小ぶりなのは、お客さんに肉体関係の労働者が多いせいだろうか。
読書をしながらの食事は失礼と考えた私だが、活字中毒者の性(さが)で、カウンター上にある炊飯ジャー裏面の注意書きの文章に目が行ってしまう。
商品名、型式の後に使用上の注意が続くのだが、順番が1、2ではなくイロハ順であるところがおかしい。
同じ文章を3回読み終わり、型式の“NCA”とは何の略であろう、などと思いながら完食。
食後にはコーヒーもおまけについてきた。
素朴な家庭料理風でおいしかった。