遥かなる昔、マルコ・ポーロやクリストファー・コロンブスなどの冒険者達は、未知への欲望と名誉のために長い長い航海へと旅立った。
私も本日、彼らと同じような思いにかられ、吉祥寺の東の果てをこの目で見てみようと思った。
決して仕事が暇だった訳ではない・・・。
いにしえの冒険者達はそれなりの覚悟と装備を携えていたのだろうが、私は身軽に、コートを引っ掛けなんとなく歩き出した。
中央線のガード下を東へ向かう。(東とは西荻窪方向です)
まず、以前にも書いた“古本屋Rりべろ”があるのでちょっと覗いてみるが収穫無し。
さらに東へどんどん歩く。
すると左手に吉祥寺最大級のスポーツクラブ“Mガロス”(おーい!日本最大とかじゃなくて吉祥寺最大か?)が。
2階のランニングマシンでは、恐らく私と同じようにメタボリック症候群を心配する中年が数人、黙々と走っているのが見える。
さらに安売りスーパー“Tかめ”の所で五日市街道に出て中央線のガードを通過。
もうこの辺まで来ると吉祥寺の喧噪からは完全に遮断され心細くなってくる。
しかし地の果て、いや吉祥寺の東の果てはまだ見えない。
郵便局、ファミレス、コンビニを過ぎると前方に「杉並区」の看板を発見。
私はついに吉祥寺の東の果てに到達したのだ。
そこの角には黄金の国ではなく、旧型ミニの中古販売店があった。
私はそれまでの長旅の疲れを癒そうと、ちょっとお茶でも飲もうと思い、回りを見渡すがそれらしき店はなく、しかし来た道をそのまま帰るのはつまらないので右折し、吉祥寺と杉並区の境界を南へ進むことにした。
2分ほど歩くと大きな交差点があり井の頭通りに出ることができた。
私は、これで吉祥寺までの帰り道は確保されたと思い、振り返って写真を1枚撮った。
帰りの道中、古本屋“Bステーション”を覗くが収穫なし。
しかし次の“Y屋”店頭の¥50棚で「おじさまの法則」泉麻人著を見つけ購入した。
酒井順子や泉麻人の軽いエッセイは、立ち飲みコーヒーの肴にちょうどいいのだ。
というわけで、吉祥寺の東の果てはあまりおもしろくなかったのである。
(所要時間30分)
私も本日、彼らと同じような思いにかられ、吉祥寺の東の果てをこの目で見てみようと思った。
決して仕事が暇だった訳ではない・・・。
いにしえの冒険者達はそれなりの覚悟と装備を携えていたのだろうが、私は身軽に、コートを引っ掛けなんとなく歩き出した。
中央線のガード下を東へ向かう。(東とは西荻窪方向です)
まず、以前にも書いた“古本屋Rりべろ”があるのでちょっと覗いてみるが収穫無し。
さらに東へどんどん歩く。
すると左手に吉祥寺最大級のスポーツクラブ“Mガロス”(おーい!日本最大とかじゃなくて吉祥寺最大か?)が。
2階のランニングマシンでは、恐らく私と同じようにメタボリック症候群を心配する中年が数人、黙々と走っているのが見える。
さらに安売りスーパー“Tかめ”の所で五日市街道に出て中央線のガードを通過。
もうこの辺まで来ると吉祥寺の喧噪からは完全に遮断され心細くなってくる。
しかし地の果て、いや吉祥寺の東の果てはまだ見えない。
郵便局、ファミレス、コンビニを過ぎると前方に「杉並区」の看板を発見。
私はついに吉祥寺の東の果てに到達したのだ。
そこの角には黄金の国ではなく、旧型ミニの中古販売店があった。
私はそれまでの長旅の疲れを癒そうと、ちょっとお茶でも飲もうと思い、回りを見渡すがそれらしき店はなく、しかし来た道をそのまま帰るのはつまらないので右折し、吉祥寺と杉並区の境界を南へ進むことにした。
2分ほど歩くと大きな交差点があり井の頭通りに出ることができた。
私は、これで吉祥寺までの帰り道は確保されたと思い、振り返って写真を1枚撮った。
帰りの道中、古本屋“Bステーション”を覗くが収穫なし。
しかし次の“Y屋”店頭の¥50棚で「おじさまの法則」泉麻人著を見つけ購入した。
酒井順子や泉麻人の軽いエッセイは、立ち飲みコーヒーの肴にちょうどいいのだ。
というわけで、吉祥寺の東の果てはあまりおもしろくなかったのである。
(所要時間30分)