ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

2013年ハワイの旅(その29)マカプウの帰りはカハラモールへ。

2013-11-29 16:56:51 | 2013ハワイ
マカプウの登頂に成功した私たちは、
また徒歩で坂を下りシーライフパークに戻った。

シーライフパークって面白いのかな?
さあ、どうだかねえ。
ガラガラだよね。
ま、オアフで行くとこがなくなったら入園してみようか。

帰りも22番のバスで来た道を帰るつもりだったが、
いくら待ってもバスは来なかった。

来ないねえ。
うん、来ないねえ。
たしか1時間に1本ぐらいしかないんじゃなかったかな。
iPhoneのバスのアプリがあれば良かったのにねえ。

バス停には屋根が無く、灼熱の太陽が容赦なく照りつけていた。

同じく途中からバスを待っているローカルらしき少年は、
最初ベンチに腰掛けていたが、木陰に避難してしまった。

30分後、ようやくバスが到着し、私たちは帰途につくことができた。


車内に乗客は数名。

いくつかのビーチを過ぎハナウマベイに着くと、
往路でも一緒だったような日本人客が大勢乗車し、
たちまち満員になった。

ねえ、ちょっとカハラモールに寄ってかない?

ああ、いいよ。
何か面白い店はあるかねえ。

で、約20分後カハラモールに到着。
あれれ、意外と小さいねえ。
モールに入ってみると想像よりずっと狭く、平日だからか客もまばらで、
高級住宅地のそばにあるショッピングモールという感じはしなかった。
ブランド品に興味のない私たちには、これといった店は見あたらなかった。

じゃあ、メシでも食うか。

で、向かった先はクルクル寿司。

おおっ、回転寿司はどこにでもあるんだねえ。

入店すると客は半分ほどの入りで、
ほとんどがローカル風。
日本人は誰もいないようだった。

とりあえずマグロとハマチと味噌汁ね。
カウンターの中で、白人のお兄ちゃんが握っている(作っている)みたい。

味はまあ、ハワイの他の店とさして変わらず。
なんとかお腹はいっぱいになった。

そのあとはロングスドラッグだけをちょっと冷やかしてから帰ることに。


ところが、またしてもバスは来なかったのだ・・・。(以下、次号に続く)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年ハワイの旅(その28)そしてマカプウの頂上へ。

2013-11-29 11:36:15 | 2013ハワイ
先頃タレントのイモトなにがしという女の子が、
8,000メートルを超えるマナスル登頂に成功した。
彼女は長期のトレーニングを積み、
大勢の専門家やシェルパのサポートを得て偉業を達成した。

だが私たちはたったふたりで、オアフ島最南端のマカプウ岬に挑んだ。

イモトなにがしは高山用に誂えた重装備を身につけていたが、
私はTシャツに短パン、スニーカーにリュック。
連れもTシャツに短パン、そして足元は、
昨年ダイヤモンドヘッド登山にも成功したクロックス、という軽装だ。

入口からしばらくはなだらかな坂が数百メートル続いた。
普段毎日登っている宮益坂よりも緩い勾配だ。
しかも道路は舗装されているので楽勝気分。

雲がひとつもなく太陽が暑い。

ダイヤモンドヘッドと違ってほとんど登山客はおらず、
たまに下山してくる人はカップルかジョギングの途中のようだ。
私たちは山のルールに従って、笑顔でグッモーニン!と声を掛けると、
あちらも笑顔でグッモーニン!と返してくれる。
山はいいなあ。

坂は次第に勾配が急になる。

最南端と言うことで風が強いらしく、
木々はまるでパタゴニアで見るように横に曲がっている。

はあはあはあはあ。

10分も登ると息が荒くなってきた。
そろそろ酸素が薄くなってきたのだろうか。
宮益坂に例えればもう3回連続で登ったような疲労感だ。
Tシャツは汗だくなので脱いでしまい、上半身は裸だ。
だが、まだ頂上は見えない。

途中、クジラが見えるというポイントがあったが、
この日は見えなかった。
日本だと1分100円の望遠鏡が設置されているだろうが、
ここにはそんなものはなかった。
こちらの人はよほど視力が良いに違いない。

はあはあはあはあ。

下を見るとてっぺんが赤い小さな灯台が見えた。

はあはあはあはあ。

ようやく頂上が遠くに見えた。

ところが、上から来た若者は、
やっと半分だよがんばれー!
と言ってスタスタと降りて行った。

えーっ?
まだ半分?
もう見えてるのに?

こりゃあダイヤモンドヘッドよりきついんじゃないかなあ。

宮益坂を5回連続で登ったような疲労感が訪れた頃、
ようやく広場のような開けた場所に到着。
頂上までは50メートルだ。

なあんだ。
さっき半分って言われたけど、すぐだったじゃん。

頂上は手すりの付いた岩場の端にあった。

うぉー!

やったあ!

登頂に成功だあ!

すごいねえ!

海がきれい!

カイルアの方まで見えるねえ!



帰り道は意外にもめちゃくちゃ楽ちんで、
あっという間に入口までたどり着いてしまった。

あれえ、ずいぶんあっけなかったねえ。
上りはあれほど大変だったのにねえ。

うん、距離としては1,5キロか2キロぐらいだったかな。

登頂にかかった時間=小一時間。
頂上での滞在時間=5分。
下山時間=25分
(あくまでも感覚的なものです)

いいとこなのに日本人は誰もいなかったねえ。
うん。
頂上にパンケーキ屋ができれば行列ができるんじゃない。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする