気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

青山ショールームに

2021-10-04 | まち歩き

HONDA の青山ショールームに予約の10分前に到着、国道246号から本社ビル地下の駐車場へ

整理券入場なので1階の正面入り口に向かうと、行列ができていた。

ファッションブランドのアルファタウリにチーム名が今年から変わった、(旧トロロッソ)日本の角田さんとフランス人ガスリーが乗っている。

ショールーム内部に入ると、246号の国道側に HONDA 第二期 黄金時代を開いた1986年の車体が

チーム名は名門、ウイリアムズ・ホンダ

このカラーリングも目立ちました。Canonをスポンサーに・・・HONDAとは1987年まで数年間

オーナーはイギリスのウイリアム一族、この頃は名門チームとなりましたが、残念なことに昨今は振るわず

一族はウイリアムズを昨年アメリカの投資会社に売却、名前だけは残され・・・今年は下位で頑張っている。

この頃から日本ではバブル時代、フジTVの地上波放送もあリ、HONDAの連戦連勝でF-1ブーム・・・日本中が湧いていた。

1987年からF-1グランプリのテーマ曲に「TRUTH」が採用され、この曲が街中に流れ、世は上昇ムード一色でした。

この当時は、エンジンのパワーが優劣を左右し、さらにターボです。両サイドの空気取り込み口も巨大です。

反対側はステージに沿って、こちらは圧巻のMarboroカラー、印象に強く残っている(たばこメーカのロゴ)

1987年、ロータス・ホンダから30代の中島悟さんが日本人最初のドライバーとしてデビューされた

(ブラウンカラーの車体に、のんびりとCAMEL:ラクダが・・・ここもたばこメーカのロゴでした・・・雨の中島、納豆走行・・・応援していました。

このカラーリング 日の丸カラー、向こう側から年代順にみてみましょう。

1988年は、連戦連勝でつまらないくらい強かった。チーム名:マクラーレン・ホンダ

陽気な気さくな ブラジル人、アイルトン・セナの人気は凄かった。

フランス人、アラン・プロストは、(長嶋と野村のように)セナとは対照的に見られてしまいます。

この当時は、たばこは日本専売公社が1985年(日本電信電話公社と共に)民営化されJTになり、積極的に多角経営を目指します。

CABINブランドを国内レースで登場させ、1994年から2001年までMILD SEVENがベネトンチームの冠スポンサーとなっています。

手前から1988年、1989年、1990年、バブルがはじけた、1991年・・・どこが違う?

1988年は、1.5リッター  ターボエンジン。16戦で15勝! この車体は、Sennaの文字が見えます。

1989年から、3.5リッター・・・しかしターボエンジンが禁止されました。

2番の車体は、プロストですが、共に個性が強くセナとプロスト、両雄並び立たず犬猿の仲と言われました。

1990年の鈴鹿では、フェラーリに移籍したプロストとHONDAのセナが、日本グランプリ(鈴鹿)でも激しく争って、接触・・・共にリタイア。

この時代、3.5リッターを守ればガソリンを爆発させるシリンダー(筒)の気筒数は規制が無く、V10、V12、1000馬力の競争の時代でした。

モンスターエンジンです。

HONDAは1991年を最後にF-1から撤退しました。

そして、現在・・・中央に2021年絶好調の、レッドブル・ホンダのマシン

前輪の中央部から前に伸びているのが、フロントウィング、コの字型で軽量、破損しやすく、ワンタッチで交換できる。

来年からレースの規定が変更になるようですが、大昔はレース途中でピットに入ってガソリンを補給しましたが、危険なため中止。

昨今は、タイヤ(ピレリの1社提供)戦略(硬さの違う・・・ソフトからハードまで5種類ある)がポイントで

・・・各地のコースで、その中からソフト側3種類などと指定されたタイヤが提供され、最低2種類使用する。

65周の周回コースで、一番柔らかいソフトタイヤは20~25周で寿命などとピレリが発表している。

こちらは、前輪

こちらが駆動輪の後輪、車軸の部分は奥まっていて薄暗いので、見易いように修正して明るくしています。

各社のタイヤ交換の時間:車体を上げ、4本外し、新品を押し込みナットを機械で一瞬で絞め、車体を下ろし発進まで約2.5秒位でしょう。

昨年は、タイヤの摩耗限界がハッキリしないため、レース中にタイヤが突然バーストする危ない光景が数回発生しました。

後輪は幅広です。雨のレースには、スリックタイヤとレインタイヤの2種類が使用できます。

そして、秘密が一杯あるハンドルです。

ドライバーが乗り込んでからハンドルを差し込んで取付け、

・・・ハンドルを引き抜いて、・・・ハンドルと共にシートから脱出します。

一昨年、初めてHONDAが優勝した際、最終盤に2番手に浮上したマックス・フェルスタッペンに、

チームから無線が流れ、その音声がTVでも聞こえました。

「エンジンモード11」、「ポジション5」・・・何か特別な事が起きそうと期待して

・・・その通り猛追、アットいう間に追い抜き、・・・話題になった言葉です。

40分近く滞在していました。

正面から出て、ビルの外周を回り込み地下駐車場に向かいましょう。

今年は、HONDAのパワーユニットが使用できる最後の年となってしまう、残念なレッドブルグループが感謝の意を込めて、・・・

リア・ウイングにHONDAのロゴを掲示した。莫大なスポンサー料が手にできる場所だったが。

このリアウィングは、コースの特性に合わせ、角度を変化させダウンフォースを調整します。

またパタンと地面と平行に倒し、空気抵抗を最低限にして、ストレートで追い抜く、このリアウィングに観衆の目が集まります。

今週末は、日本グランプリ(鈴鹿)の予定が昨年に続き、政府から許可が降りず、中止となりました。

代替開催のトルコグランプリ、ここに特別な鈴鹿仕様の車体が登場するとのこと。

レッドブル、アルファタウリの計4台が、どんなカラーリングで登場するのか楽しみに待ちましょう、間もなく登場です。

追記

特別なカラーリング映像の告知と画像が発表されて、・・・すぐ削除されていましたが、10月7日公開されました。

静止画や動画も各種公開されています。

日本グランプリの中止により今週末のトルコでの代替開催前に、HONDA 及び日本のファンに感謝の意思表示、・・・RBはスケールが違いますね。

一部を Red Bull Rasing のPRとしてご覧ください。

ガレージ内

HONDAは、来シーズンF-1 撤退しても、今後もRed Bull Racimgに協力することが発表されましたので

重ねて、ありがとうなのでしょう。

 


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