気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

金沢から東尋坊へ

2015-08-03 | 旅行記
金沢の市中心部はそんなに広くないので、徒歩で散策が良いのだが、1㎞先の浅野川大橋を渡り、直ぐ川沿いに右折したいのだが

直進して、適当にUターンして来る。川沿いの小路を入り、路肩に停車。
この1本左側の小道が

ひがし茶屋街です・・・昼下がり、三味線の音が・・・アラ 流れてこない・・・静かなたたずまいでした。

10年前に、観光都市 金沢の象徴としてJR駅前に大きなモニュメントができています。

これは噴水、こちらが鼓門です。

何か地元のTV局でしょうか

駅に続くもてなしのドームを抜け、反対側の西口駐車場へ
日が暮れないうちに東尋坊へ向かう。
金沢から西は、今回始めて訪問する地となります。
・・・
かつて戦国時代は加賀の城も一向宗に落城させられ、一向一揆の強大な越前・加賀地方という印象です。
福井県の永平寺の西に「朝倉家」があります。領民の多くは一向宗信者で、武装蜂起すると巨大な勢力になり、朝倉家は30万人に攻められたこともありました。
信長は、親鸞が広めた「浄土真宗」の総本山「本願寺」を攻め、ついに本願寺も武装宗教集団となります。
各地の「一向宗」に檄が飛びます。「仏敵・信長を討て!戦え!従わぬものは破門する!」
 この先越前の地で、一向宗の門徒は、なんと7万人以上も惨殺されたと伝えられます。
「進めば極楽、退けば地獄」と教えられ・・・「南無阿弥陀仏」を唱えながら死を恐れず押し寄せる集団は、女、子供も全て、信仰を捨てない限り殺害されました。
当時多くの農民は生きるのが厳しい戦国時代、浄土宗を勧められたら頼るのがごく自然の生き方だったのでしょう。
 信長は各地の一向宗を弾圧し、弱体化させるのに成功しましたが、かつて、あの強大なローマ帝国はキリスト教を弾圧できず、ついに国教とします。
その後、他の宗派は邪教と多神教を認めない一神教のキリスト教がヨーロッパ全土に布教され暗黒の中世が続きます。
・・・
金沢から海沿いにある小松空港の横を通り、大きな汽水湖の北潟湖を眺めながら・・・もうすぐ目指す東尋坊
越前松島水族館、潮の香りが・・・窓を開けよう!  公園でチョット休憩

この木立の先、岬がある。先端に雄島があるが、ここからは見えない。・・・もう少し進もう
岬を左に曲がり、東尋坊は直ぐこの先、振り返ると雄島が見えた。

緩やかな坂道を上ると、レストランなどの周囲に駐車場が・・・建物に活気が無いのでひと回りして坂の途中の駐車場に車を入れる。
海に向かって寂れた建物の横を下る・・・、ふと、20年前ころは平日でも大型観光バスが並び、この辺は賑やかだったのだろう
目の前で閉店している建物は歴史的建造物には縁遠く、使い捨ての文化の行き着く先は、・・・老朽化は粗大ごみと同じ、残念な現状です。

この方も、残念!と言いたそうでした。

昭和43年、地元三国町が東尋坊の地層について案内されています。

そして、記念撮影ポイントが

越前加賀海岸 という国定公園です。
東尋坊の絶壁はこんな感じです。

海に囲まれた日本では各地に絶壁があり、伊豆高原も遊歩道が有名ですが、何故、鉛色・冬・日本海・陰の印象が強調されるのでしょう。

この絶景に、仮設建造物を据付け、

東尋坊と呼ばれるこの絶壁から、バンジージャンプに挑戦です。これで全員身投げから生還です。
イメージが変わりますよ。今はやり言葉のアクティビティー、このロケーションで日本海から邪気が一掃されます。

告知にはこんなカットも

この場所が撮影スポットになります。
あれこれ思案してみたが、・・・旅行客は宿屋に食事の連絡を入れないと。
15分位でチェックインします。

越前ガニ食べ放題!

1時間以上格闘すると身を取り出すのに疲れ、網焼も、鍋も、少量味わうのが一番、一人平均二皿でダウンして・・・

この港ホテル、少し前に期待されたアギーレさんと縁があるところです。

サッカーグランドがあります。日韓ワールドカップで来日したメキシコチームが、このホテルに宿泊して隣のこのグランデで調整しました。
この時の監督が、アギーレ監督、残念ながら日本の監督を辞任しましたが・・・ピンクの楕円の場所に行ってみましょう。

メキシコチーム キャンプの記念石碑です。高さ150㎝、掲げられたサッカーボールは直径60㎝、代表選手23人と監督のサインがあります。
aguirre どこにあるのでしょう。・・・さすが、監督ですから、指定席は左の面(表側)もちろん最上段のようです。











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