プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「志の輔最後のサンプラザ」

2023-04-26 10:30:52 | 日記
月曜日の話をもう一つ。
「ラ•マンチャ」をカーテンコールまで満喫した私
劇場前の汐入駅から一路中野へ向かいました。
閉館する中野サンプラザでの
「志の輔最後のサンプラザ」へ。
よこすか芸術劇場の終演が17時前。
志の輔公演が、18時開演。
間に合うわけがない。

サンプラザに着いたのが、18時半前。
舞台では、セーター姿の志の輔師のオープニングトークが
丁度終わるところ。
どうやら、ここで落語会演ることになったのは
仲の良い山下達郎さんが、
「サンプラザの音響効果は最高」
と言っていたかららしい。

ここで、演目と演者
オープニングトーク 志の輔
たけのこ 志の輔
中入り
津軽三味線 小野越郎&木村俊介
八五郎出世 志の輔

オープニングトーク終わり、高座着に着替えた志の輔師。
Chat GPTのマクラからたけのこへ。
ただ、私は、まだ「ラ•マンチャ」の余韻が残っていて、
聴く体勢になれず。

中入り

小野越郎&木村俊介の津軽三味線。
このお二方のお名前については、終演後、主催の夢空間のHPで調べました。
幕が上がると、いきなり演奏が始まった。
もしかしたら、オープニングで志の輔師が
説明していたかもしれませんが
お二方、何も喋らずに、演奏なさっていたので
誰だか気になって、これも集中できず。

トリは「八五郎出世」
ようやく聴く体勢が整ってきました。
八五郎の酔態
いつ聴いても、素晴らしい。
母親を思う八五郎の気持ちが伝わる
こちらも、良い余韻が残る高座でした。

還暦を超え、昼夜観劇することが
体力的に厳しくなってきましたが
久々に楽しめた1日でした。

「松本白鸚inラ•マンチャの男」千秋楽

2023-04-26 01:58:34 | 日記
ついに、この日が来てしまいました。
「松本白鸚inラ•マンチャの男」千秋楽。
私、2階席での観劇。
この劇場、音響効果と見易さは抜群。
白鸚丈の最後の「ラ•マンチャ」
しっかり目に焼き付けることが出来ました。

「我こそはドン•キホーテ」「ドルシネア」「見果てぬ夢」•••
まさに、名曲のオンパレード。
「事実とは真実の敵なり!」
「本当の狂気とはなんだ•••」
紡がれるセリフの一つ一つが、白鸚丈の役者人生とクロスしていく。
まさに、至福の時間。

高麗屋さんは26歳で初演してから半世紀以上演じ続けて来たわけですが
私も、40年近く見続けてきた。
「屋根の上」のように、主役が替わっての公演ならあり得ますが
同一人の主役で40年以上
シアターゴアーとしての私の人生にも、もうないことだと思います。

白鸚丈だけでなく、ドルシネア役の愛娘•松たか子さん
白鸚丈より1つ年上の牢名主役•上条恒彦さん
今回は、文字通り、陰でキホーテを支えた忠僕サンチョ役の駒田一さを
皆さん、素晴らしかった!

願わくば、「ラ•マンチャの灯」が、また灯ることを!