BSフジで放送されている「談志の遺言」 先週末に放送された「マレーシア編」を昨夜は楽しみました。外務省のお声掛りで実現したという海外公演。師ほどの落語家でも、海外在住の日本人だけでなく、当地の人も混じる客席相手に、何を演ろうかと悩むシーンは、新鮮でした。選んだ演目は十八番中の十八番「芝浜」日本 もっと言えば東京で聞くときと、すこし印象は違いますが、ほぼノーカットで放送された「芝浜」は、私には、素晴らしい出来でした。が、高座を降りた師の満足いかなかった様子も、カメラはとらえていました。ご家族が撮ったものでなければ、見られない映像でしょう。こうした家元の素顔が垣間見える映像、次回の放送が楽しみです。
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