小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

PP&Mのマリーさん死去

2009-09-17 | つぶやき
 中学、高校とフォークソング・クラブに籍を置いていました。3人でグループを組み、PPM、ピーター・ポール&マリーの曲ばかりコピーして歌っていました。

 PPMは、ピーター・ヤロウ、ポール・ストゥーキー、マリー・トラバースの3人が1961年に結成したアメリカのモダンフォーク・グループで、ベトナム戦争に反対し、音楽で反戦を訴え続けたグループとしても知られ、アメリカだけでなく全世界にフォークソング・ブームを巻き起こしたグループなんですね。

 「風に吹かれて」とか「パフ」「悲惨な戦争」などなど、ちょっと年配の方なら一度は聞いたことがあると思う。

 唯一女性であるマリーさんの声は低音で深みがあって、しびれちゃうんだな。絶妙なハーモニーでコピーするのは難しかったけれど、ハモりに醍醐味を感じていました。私はマリーさんのパートを歌うことが多かった。

 そのマリーさんが亡くなったというニュースが流れました。72歳。そうか、もうそんな年齢だったか。白血病だったそうです。

 リアルタイムで聞いていたわけじゃないのだけど、中高生で何であんなに渋い曲を選択していたんだろう。

 私たち3人は普段、行動をともにするほど仲がいいというわけじゃなく、まったく個性も違うメンバーで、その3人がなぜ組んだのかも、はっきり思い出せない。ほかの2人はギターがめちゃくちゃうまくて、私など足元にも及ばなかった。

 ほかのグループが流行りのフォークを歌うなか、PPMの曲しか歌わなかったので、選曲が少々ナツメロっぽかっただけに、文化祭では先生方から熱い拍手をもらってました。

 今でもPPMのCDはよく聞いています。今日は追悼の気持ちを込めて、CDを聞きながら、一緒に歌おうかな。
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白い彼岸花

2009-09-17 | つぶやき
 実は、昨年まで彼岸花に白い種類があるとは知りませんでした。河川敷のグランドの片隅に、ひっそりと一輪咲いているのを見つけて、びっくりでした。

 今朝は朝刊を配る新聞配達の音を聞きながら、農水省の担当者と電話で校了のやり取りをしており、4時過ぎまでバタバタしていて、クリに起こされて6時ごろエサをやったあと再び寝入ってしまい、散歩に行くのが遅くなってしまいました。

 陽も高くなったので、木立のある所に出かけようと、久し振りにみんなで和光樹林公園へ。すると、木立の中に彼岸花が咲いているではないですか。しかも、白い花が何本も。

 別名「曼珠沙華」。そういえば、山口百恵さんの歌にもありましたね。
 
 曼珠沙華、心地よい響きの花名ですが、実は彼岸花には異名が多くあるといいます。死人花(しびとばな)、地獄花、幽霊花、剃刀花(かみそりばな)、狐花、捨子花、はっかけばばあ、などなど。
 ひ、ひどい…。なんでこんなに不吉な異名ばかりなのかしら。

 秋の季語で、花言葉には「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」などがあるようですが、やっぱり何となく物悲しい。昔から「家に持って帰ると火事になる花」ともいわれているらしく、つくづく彼岸花が可哀そうになってきます。なんでだろう、彼岸に咲くから?

 韓国では、彼岸花の花と葉が同時に出ることがないことから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で、「相思華」ともいうそうですが、日本でもこれくらいロマンがある異名をつけてあげても、よさそうなものなのにねえ。

 関東地方では埼玉県日高市にある巾着田や、神奈川県伊勢原市にある日向薬師付近が彼岸花の名所。今度の連休にも混雑するんじゃないかな。

 すっかり秋が深まってきました。彼岸花だけでなく、赤とんぼも見かけます。

        

 何を思ったか、私の腕に。太い木の枝と間違えたわけじゃあるまい。いや、あると思います!

 
コメント (1)
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