小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

避難指示区域の動物たち

2011-04-19 | つぶやき

 避難指示区域でウロウロしている犬たちの動画を見た。黒ラブやブルドッグもいた。みんなちゃんと首輪をしていた。飼い犬なので吠えもせずに、撮影していたジャーナリストに近づいていくる。おなかもすいているだろうし、人恋しいに違いない。胸が張り裂けそうだった。

 福島県の調査によると福島原発から20km圏内の避難指示区域に、牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されているとの発表があった。

 避難指示が出てからもう1カ月以上が過ぎている。餓死した家畜も多いだろう。牛や豚を残してきた畜産家さんや酪農家さんは、餓死させるのはむごいから刹処分をしてほしいと行政に訴えているのだけど、行政は「原発問題が収束しない限り、対応しようがない」と言っているらしい。

 家畜は大切な農業資源なのだから、避難命令が下される前に何とかならないのか。

 特定非営利活動法人地球生物会議ALIVE、財団法人神奈川県動物愛護協会、被災動物保護調査団が提出した「福島原発避難地域の畜産動物に関する要望」書に、私も賛同する。

「福島原発避難地域の畜産動物に関する要望」
http://www.alive-net.net/animalfactory/apeal/youbou20110414.htm

 朝鮮日報ではこんなふうに報じられていた。

福島原発:避難区域の至る所にペットや家畜の死骸(上)
http://www.chosunonline.com/news/20110415000027

福島原発:避難区域の至る所にペットや家畜の死骸(下)
http://www.chosunonline.com/news/20110415000028

コメント
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