tomkob写真館

身近な風景写真が中心のブログです。ぼちぼち更新していきます。

イマドキの花たち

2011年07月16日 14時01分24秒 | デジカメ写真
先週の記事で紹介したヤブカンゾウ。
大きなヤブツバキの根元に咲いてたのを
ローアングルでパチリ。ちょっちピン甘だったかな。
花の形から最初は百合の花だと思ってたら、
やっぱりユリ科だそうな。中国からの渡来人ならぬ
渡来花ですな。
そして、なんと属名はワスレグサ属。
ヤブカンゾウの俗名もワスレグサ。
この美しい花を見てると物も忘れるという
故事があるようですが、食べたら物忘れする
というのでは無くて良かった(汗)。
前の記事で書いたように天ぷらの種にする
我が家ですが、どうも春先の新芽をお浸しに
したり、花やつぼみを湯がいて乾燥した物を
保存食にしたりと古来からいろいろ人に利用
されて来たようですね。


お次は、同じような色合いで生け垣などに絡みついて伸びるツタ性植物の花。
今、車で走ると生け垣などで見事に沢山花をつけてるのを見ますね。

こちらは、ノウゼンカズラ。調べてみると、この花も中国原産。
漢字だと「凌霄花」と書くそうな。「霄」は空や雲の意味があるそうなので、
天にも届く花ってな意味なんでしょうか。
高木に蔓が巻き付き、高い梢で房となってオレンジ色の鮮やかな花が
咲くので、そんな名前になったでしょうね。

お次も同じような鮮やかな橙色の花をつけるこちら↓。

モントブレチア。別名ヒメヒオウギスイセン。
日陰になってる木の根元なんかで固まって咲いてますね。
つぼみが互生についてるところがなんとも面白い。
階段みたい(笑)。

さて、お次は、まずアップの写真から。

おしべの先の葯が砂糖をまぶしたお菓子みたいです(笑)。

花は、遠目では薄いピンクが目に付きます。
こちらもパッと見、ユリのような花なのでユリ科かと思いきや、
ヒガンバナ科だそうな。う~ん、よく分からん。

名前はインドハマユウ
(本来はアフリカハマユウという名前とか)。
ハマユウはくるくる巻き毛のような花びらなので、
イマイチ、ピンと来ない。
葉がハマユウに似ているからとか。

遠目からの撮影はこちら。


さて、ラストに近づいてきました。
今度はナリモノの花。
一見、ミカンの花。まぁ、ミカンと言っても
間違いではないですが...。
正確な答えは、キンカンの花。
遠目でまだ枝に実が残る。
普通のミカンは5月末から6月にかけてくらい
かな、花を咲かすのは。
この木に咲いてたのは数日前の暑い盛りの7/10。
よく似た種類なのに花の時期はこれだけ違うのね。


最後もナリモノの植物。
以前このブログでも紹介したスイカの花。
あの時は撮影時間帯が遅かった。

例年より時期は遅れてるけど、スイカは順調。
沢山実をつけて欲しいなぁ。