よく「自分らしく」とか言うけれど
自分のことをどれくらいの人が分かっているのだろう?
それなのに、やたら「自分らしく」してとかいう人たちや
「自分らしく」いたいとか言う人がいる。
何だかその表面的なわざとらしさは違和感がある。
自分が自分のことを一番わからない人が多いのではないかと
私は思うのですが、そんなことはないのかな・・・?
少なくとも、私はやっと人生半ばにして
少しだけ分かったような気もするけれど
まだまだ分かったともいえないようだ。
自分のことは早い歳で分かれば分かったほうが
人生も生きやすいと思うので
分かることは素晴らしいことだ。
だけれど、言い訳や正当化するために
「自分らしく」ときれい事でまとめようとするのは
必要もないことで自分自身が勘違いしてしまう。
多くの人と関わる社会人になれば
なかなか自分らしくとも言ってられないし
上手に自分らしくを小出しにしないといけないかもしれない。
自分らしくいようと思うなら
責任ある経済力も言動も自分自身が持って
初めてできることじゃないか。
都合のいい自分らしくは、ただの勘違いにもなる。
自分らしさ・・・
簡単に言えるほど、単純でもない。