全国学力・学習状況調査が行われました。

2016年04月19日 | 学校生活

19日(火),全国学力・学習状況調査が行われました。
本校でも6年生21名が真剣に取り組みました。
今年度も教科に関する調査と生活や学習環境等に関する質問紙調査の二本立てでした。
教科に関する調査では国語と算数の2教科が行われ,それぞれA問題とB問題に分けて出題されました。
A問題とは,主として「知識」に関する問題です。
「身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容」
「実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能」
などが出題されました。
B問題とは,主として「活用」に関する問題です。
「知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力」
「様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力」
などが出題されました。
簡単に言うと,A問題は確実に身に付けて置かなければならない基礎的基本的な知識や技能,B問題はそれらを活用して自分で課題を解決していく力,ということです。
質問紙調査では,児童生徒に対する調査だけでなく,学校に対する調査についても行われました。
6年生は,「国語の勉強の好き嫌い」「一日にテレビを見る時間」「携帯電話の使用時間」「読書時間」「家庭での勉強時間」などの学習意欲や学習環境,生活習慣について答えました。
学校は,「学力向上に向けた取組」「教育の情報化」「家庭・地域との連携」などの指導方法に関する取組や人的・物的な教育条件の整備の状況等について答えました。

明日の朝の新聞には問題が掲載されると思います。
単純な計算や漢字の読み書きもありますが,A問題でも考える力をためす問題が出ています。
これが,B問題になると,問題を読み解く力,筋道立てて考える力,わかりやすく伝える力が試されます。
実際に自分で解いていただくことで,子どもたちがこれから生きていく社会でどんな力が求められているかが良くわかると思います。
また,それは,親であり大人である私たちにも求められている力でもあります。
「頭の体操」を兼ねて,ぜひとも解いてみてください。

※おまけ
熊本県を中心に九州で大きな地震が続いています。
多数の死者と重軽傷者を出し,12万人を超える人々たちが避難生活をしています。
本校でも被災者の支援のために児童会ボランティア委員会が募金活動に取り組むことにしました。
期間は4月20日(水)から22日(金)までの3日間です。
ご協力をお願いします。
チラシです。←クリックしてください。