河端朝日さんを迎えてキャリア教育

2019年05月30日 | 家庭・地域との連携

 5月27日(月)本校卒業生の河端朝日さんをお迎えしキャリア集会を開きました。このキャリア教育を目的とした集会は11年目になります。河端さんが小学生だった頃の事も覚えているそうです。昨年お知らせしましたように,彼は大学生でありながら執筆活動を続け「FC6年1組」を第3巻まで出版しました。

 第1部は,全校児童を前に話しました。

図書室でかいけつゾロリ等たくさんの本を読んだこと。それも何度も繰り返し読んでいたこと。

好きなジャンルばかりに偏らず,反対側の本も借りてみると良いこと。マンガも漢字学習に役立つこと。

4年生で日記を書いてから,興味がわいてきて自分で面白くする工夫をし始めたこと。中学生から小説を書き始めて何度も応募するようになったこと。

夢をかなえた後も大切,こういう人になりたい。こういうことをしたい。目的を持つこと。

 

 第2部は,5年6年生に作家としての裏エピソードなどを話していただきました。作文で大事なことは「お・か・ね」だそうです。

=大げさに書く 

=簡単に書く 

=ねかせる 

これら3つのポイントの工夫と効果について「FC6年1組」の場面を示しながら,話してくれました。

 最後にたくさんの質問が出ました。「長い文を書くのが苦手です。」「次につなげるように書くのですか。」「1冊仕上げるのに,どのくらいの期間をかけるのですか」「キャラクターの設定はどうしますか。」

将来の夢を持つこと。そのための努力をすること。今日は,河端朝日さんからたくさん教えていただきました。

◆腕に「おかね」と書いている子がいました。聞くと,第2部を聞けないから気になって見に行ったら黒板にかいてあったので腕にメモしたのだそうです。それだけ,インパクトのあるキャリア集会だったということですね。

河端さん,ありがとうございました。