稲の脱穀体験 5年生

2020年10月19日 | 学校生活

今日は5年生がこれまで育ててきた稲の脱穀体験をしました。

 6月の田植えから4か月半かけて水の管理,稲刈りと大切に育ててきた稲から籾をとる作業は子どもたちにとってたくさんの発見がありました。

 まず米作りの先生の佐々木さんと川原さんが千歯こきと足踏み式脱穀機を用意してくださり,昔の道具での作業を体験できました。

 社会の教科書の挿絵でみる機会しかないものを使えたことはとても貴重な経験です。

 籾とわらくずを仕分けることもなかなか大変でした。

 

 最後の仕上げは脱穀精米機にかけて細かいわらくずを取り除きました。

 

 収穫した籾を興味深そうにいつまでさわっている子どもたち。日頃食べるお米に,これほどの手間をかけられていることに改めて驚いたことでしょう。

 籾は外側の殻をむけば中に玄米があり,それをまた精米することでやっと普段食べる白米になることは事前学習で知識としては知っています。しかし,実際にその過程を自分の手で行い,目で見てみることでその理解と興味関心は格段に深まりました。このあとは総合の時間に調べ学習に取り組んでいきます。