地域教育 明日の風

2024年06月28日 | 家庭・地域との連携

なかなか雨が降らないなと思っていたら、今日は結構強く降っています。子どもたちが帰る頃にはやんでくれているといいのですが。

さて、昨日の午後は「北都留地域教育推進連絡協議会」の定期総会・教育講演会に出席させていただきました。北都留地域教育推進連絡協議会は通称「地域教育 明日の風」と呼ばれていて、北都留地域4市村(大月市・上野原市・小菅村・丹波山村)をはじめ、105の団体、個人が地域の子どもたちの健全育成のために活動している組織です。「明日の風アスリート実技講習会」「帝京科学の夏まつり」など、地域の子どもたちのために多くの事業を行っています。

昨日の定期総会では今年度の事業計画などが決定されました。

定期総会の後は、地域教育に関わる活動を行っている「シオジ森の学校」の活動発表がありました。

シオジ森の学校は「森で遊び、森に学び、森を育てよう」をスローガンに2006年に創設され、小金沢シオジの森をメインフィールドとして、キャンプやトレッキング、動植物の観察会、林業体験など、森の恵みを生かした活動を行っています。今年度も「サンショウウオの観察会」「夏のトレッキング」「秋のトレッキング」「ロケットストーブづくり」などの活動を行います。「広報おおつき」に参加募集が掲載されますので、興味のある方はぜひ参加していただきたいと思います。

その後、「子どもを取り巻く環境と支援に必要な視点」と題した教育講演会が行われました。

現在の社会における子どもたちを取り巻く環境、ヤングケアラーや児童虐待などの問題について、私たち大人が考えていかなければならないことを話していただきました。「子どもたちには、自分自身の気持ちを聴いてもらえる権利があり、この権利の擁護に取り組む責任が大人にはある」という言葉が心に残りました。子どもたちに関わる仕事をしている者として心しておかなければいけないと思いました。

 

「まちづくりは人づくり 地域の子どもは地域で育てる」が地域教育・明日の風のスローガンです。これからも明日の風の構成団体の一つとして、子どもたちのために協力していきたいと思います。