2校時、落ち着いた雰囲気でスタートした5年教室国語の時間。
総合教育センターより、今年度すでにお世話になっている、W邊先生に足を運んでいただき、説明文の授業研です。
教材は「固有種が教えてくれること」(著者:今泉忠明)
今日のポイントは、ズバリ「資料と本文の関係とその効果」です。
「少し不安なんだよね、」
と言いながら、デジタル教科書を駆使しおさらいをするI田先生。
集中する5年生は、先生からの質問にも即座に反応し、発表が続く。
「筆者は、なぜ本文にはない情報を盛り込んだのだろうか。」
今日の主発問です。
自立解決から集団解決へ。
「てほんまちチーム」と「最強チーム」に分かれて討議。
一人一人の発言をしっかり保証。
・地理的条件の似ている国との比較で、より分かりやすくなる。
・筆者の主張を、より詳しく補ってくれている。
すでにこの時点で、今日のポイントを押さえている子どもたち。
とにかく反応が早い5年生。黒板の写しは、ほぼ先生と同じスピード。すごい!
そして、
一目で今日の学習がふりかえられる板書。
「おじさんが、授業終わってすぐ、こんなこと話すの、滅多にないんだけどね・・・。」
とことわってから5年生に話しかけてくれたW邊先生。
”よく集中していた、発言がどんどん出ていた、みんなで話し合いができていた、とにかくみんなの姿勢に感心した・・。”
と異例の形で評していただきました。
やまなしスタンダードに、鳥沢メソッドが散りばめられた授業。
それを支える学習法・・・必要な物だけが置かれた机の上。
赤青鉛筆で、より明確に・・・。きれいなノートは、思考整理の最強ツールに。
I田先生、5年生、お疲れ様でした。
授業はこのあと、筆者の主張の最深部に進みます。
休み時間、児童会室では、
会長副会長、午後の「子ども保護者教職員の会」の下準備。よろしくお願いしますね。
<日々雑感>
世界でも珍しい固有種の宝庫ともいえる日本の現状と課題。
「固有種が教えてくれること」の筆者、今泉忠明さんは動物学者で、そのお兄さんの今泉吉晴さんも同じ動物学者ですが、お兄さんは都留文科大学の名誉教授でもあり、都留市のムササビ研究の第一人者なんですね。クマさんとはごっつんこしたくないけど、ムササビ、見て見たいですね~。