筆者の主張!

2023年10月26日 | 学校生活

2校時、落ち着いた雰囲気でスタートした5年教室国語の時間。

総合教育センターより、今年度すでにお世話になっている、W邊先生に足を運んでいただき、説明文の授業研です。

教材は「固有種が教えてくれること」(著者:今泉忠明)

今日のポイントは、ズバリ「資料と本文の関係とその効果」です。

「少し不安なんだよね、」

と言いながら、デジタル教科書を駆使しおさらいをするI田先生。

集中する5年生は、先生からの質問にも即座に反応し、発表が続く。

 

「筆者は、なぜ本文にはない情報を盛り込んだのだろうか。」

今日の主発問です。

自立解決から集団解決へ。

「てほんまちチーム」と「最強チーム」に分かれて討議。

一人一人の発言をしっかり保証。

・地理的条件の似ている国との比較で、より分かりやすくなる。

・筆者の主張を、より詳しく補ってくれている。

すでにこの時点で、今日のポイントを押さえている子どもたち。

とにかく反応が早い5年生。黒板の写しは、ほぼ先生と同じスピード。すごい!

そして、

一目で今日の学習がふりかえられる板書。

 

「おじさんが、授業終わってすぐ、こんなこと話すの、滅多にないんだけどね・・・。」

とことわってから5年生に話しかけてくれたW邊先生。

”よく集中していた、発言がどんどん出ていた、みんなで話し合いができていた、とにかくみんなの姿勢に感心した・・。”

と異例の形で評していただきました。

やまなしスタンダードに、鳥沢メソッドが散りばめられた授業。

それを支える学習法・・・必要な物だけが置かれた机の上。

赤青鉛筆で、より明確に・・・。きれいなノートは、思考整理の最強ツールに。

I田先生、5年生、お疲れ様でした。

授業はこのあと、筆者の主張の最深部に進みます。

 

休み時間、児童会室では、

会長副会長、午後の「子ども保護者教職員の会」の下準備。よろしくお願いしますね。

 

<日々雑感>

世界でも珍しい固有種の宝庫ともいえる日本の現状と課題。

「固有種が教えてくれること」の筆者、今泉忠明さんは動物学者で、そのお兄さんの今泉吉晴さんも同じ動物学者ですが、お兄さんは都留文科大学の名誉教授でもあり、都留市のムササビ研究の第一人者なんですね。クマさんとはごっつんこしたくないけど、ムササビ、見て見たいですね~。