VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

現代の医療は

2012-02-06 11:20:05 | 日記
今朝 NHK あさイチで

 ガンワクチンの事を放映していた


母も ガンなので  ふんふんと関心しながら見ていました



 素晴らしい研究の成果


でも・・・治療費は 100万円くらいかかるらしい


 しかも、 放射線治療や 抗がん剤治療でもダメだった人


らしい


 なぜ、良いとわかっていて 副作用も少ない治療法なのに

すぐ ワクチン治療をしてもらえないのか???


 その質問に 医師が  なんとなく 歯切れの悪い答え方をしていた


まず 先に 従来の 効き目があるとわかっている治療を優先に受けてから


 という話だったのですが・・・


副作用がひどいのも わかっているのにね


 ほんとうに  人間のやる事って 


おそらく どこの国でも そんなに変わらない


 企業や 利益団体優先で


人  ではない



 ガンとは違うけど

今朝 犬の散歩で ゴミ出ししているおばさんと

 ご近所のおばさんが 立ち話をしていた


聴くとはなしに聞いていると


 ご主人が 胃ろうの手術を受けて病院から帰ってきたらしい

ご近所のおばさんも すでに ご主人を 肺ガンでなくされているので


 おむつ交換のアドバイスなどをしていた


胃ろうも  先日新聞で取り上げていたが

 やはり 究極の選択であり

家族にも よく説明をして施されるべきなのに


 その時に緊急で 決め、 後で いろんな問題が出てきて

家族が かなり苦しむという内容だった


 「死」を 受け入れる心を 見直すべきではないか  と


愛する人には  いつまでも そばにいてほしいのは 誰でも思う事


 でも、 目の前で苦しむ姿を見ることほど

つらい事はない


 医療の現場も  「心」重視の選択を患者 家族に問うべきかと

思わずにはいられません


 現場が どんなにきついかは 勿論承知のうえですが


ただ 生かせばよいではなく


 良い人生だった と 逝くほうもみとるほうも感じられるような医療


って・・・ないですかね・・・