かなり重度の自閉症でありながら
川崎市の職員になった 明石徹之さん のお母さんが書いた本を
友人から借りて読みました
それはそれは大変な思いもしたのでしょうが
本の中では 徹之くんにとって 何が 一番大事なのか
を 考え抜かれた工夫と実践が書かれてあり
もう 感心しました
誰もが実行できるか といえば
ちょっと無理かもしれませんが
プロの方々からみれば
ヒント満載といったところでしょうか
実際 徹之くんが小学校時代にかかわってくれたという
学生ボランティアのなかに 現在広汎性発達障害のエキスパートになられている人
の名前があり びっくりしました
徹之くんの目がきらきらしている事に着目し
その気持ちを大事に育まれた事が 記録されています
川崎市の職員という職は その延長にあったように思えます
どのお母さんでも実践できるとは とても思えないほど
おかあさんは工夫され めげなかったのです
各地で 講演などもされているとのことで
この方、明石洋子さんは その道のパイオニアといっても過言ではないと思います
重い自閉症のお子さんをもった親は
あまりの苦しい現状に 心が折れて
他の事まで心がまわらないという方のほうが
圧倒的に多いと思います
それを ここまで頑張って 地域に友好の輪を広げ
我が子が 地域から隔離されないためのいろんな工夫と活動をされ
断られても負けずに 普通学級で過ごす事ができた
私は 状況によっては 必ずしも普通学級が良いとはおもいませんが
実際 明石さんも 人に恵まれたと書いています
子供の将来を思うと
人との関わりに障害を持つ広汎性発達障害などは
親にとっても 本人にとっても 「重い」障害です
けれど 療育の仕方によっては
ここまで 他人とのコミュニケーションをとれて
社会にもでられるのだ というのは
本当に希望です
子供の「問題行動」といわれる こだわりやパニックを
ひとつひとつ観察し
原因をさぐって 元を絶つ
その際 あくまでも 本人が委縮しないような配慮と
「こだわり」については 「それに変わるもっと良いもの」に
すりかえていく パニックについても
原因を徹底的に追及し 本人に納得いくまで「大丈夫」な事を理解させる
また 根本は 本人が 「幸せ感」をなくさない工夫であること
ここが なかなか難しいところです
親の思いだけが 先行してしまうと
子供の自発性の芽が摘み取られてしまうという事がおきがちだからです
こういった取り組みは
じつは 認知症のお年寄りにも効果がみとめられてきてもいるようです
「本人の人間性の尊重」とか「思いはどこにあるのか」
などは 人間本来の持つ一番大事なホシかもしれません
そこを大事に考えた対処こそが
訳のわからない暴力とかパニックなどを抑える一番の特効薬かもしれない
そう考えると
もしかしたら 普通といわれる子供にも共通して
そういう育て方を丁寧にされた子供というのは
自分の才能の芽を伸ばし
自分らしく輝くおとなへと育っていくのではないか・・・
なんて事を考えてしまいました・・・
川崎市の職員になった 明石徹之さん のお母さんが書いた本を
友人から借りて読みました
それはそれは大変な思いもしたのでしょうが
本の中では 徹之くんにとって 何が 一番大事なのか
を 考え抜かれた工夫と実践が書かれてあり
もう 感心しました
誰もが実行できるか といえば
ちょっと無理かもしれませんが
プロの方々からみれば
ヒント満載といったところでしょうか
実際 徹之くんが小学校時代にかかわってくれたという
学生ボランティアのなかに 現在広汎性発達障害のエキスパートになられている人
の名前があり びっくりしました
徹之くんの目がきらきらしている事に着目し
その気持ちを大事に育まれた事が 記録されています
川崎市の職員という職は その延長にあったように思えます
どのお母さんでも実践できるとは とても思えないほど
おかあさんは工夫され めげなかったのです
各地で 講演などもされているとのことで
この方、明石洋子さんは その道のパイオニアといっても過言ではないと思います
重い自閉症のお子さんをもった親は
あまりの苦しい現状に 心が折れて
他の事まで心がまわらないという方のほうが
圧倒的に多いと思います
それを ここまで頑張って 地域に友好の輪を広げ
我が子が 地域から隔離されないためのいろんな工夫と活動をされ
断られても負けずに 普通学級で過ごす事ができた
私は 状況によっては 必ずしも普通学級が良いとはおもいませんが
実際 明石さんも 人に恵まれたと書いています
子供の将来を思うと
人との関わりに障害を持つ広汎性発達障害などは
親にとっても 本人にとっても 「重い」障害です
けれど 療育の仕方によっては
ここまで 他人とのコミュニケーションをとれて
社会にもでられるのだ というのは
本当に希望です
子供の「問題行動」といわれる こだわりやパニックを
ひとつひとつ観察し
原因をさぐって 元を絶つ
その際 あくまでも 本人が委縮しないような配慮と
「こだわり」については 「それに変わるもっと良いもの」に
すりかえていく パニックについても
原因を徹底的に追及し 本人に納得いくまで「大丈夫」な事を理解させる
また 根本は 本人が 「幸せ感」をなくさない工夫であること
ここが なかなか難しいところです
親の思いだけが 先行してしまうと
子供の自発性の芽が摘み取られてしまうという事がおきがちだからです
こういった取り組みは
じつは 認知症のお年寄りにも効果がみとめられてきてもいるようです
「本人の人間性の尊重」とか「思いはどこにあるのか」
などは 人間本来の持つ一番大事なホシかもしれません
そこを大事に考えた対処こそが
訳のわからない暴力とかパニックなどを抑える一番の特効薬かもしれない
そう考えると
もしかしたら 普通といわれる子供にも共通して
そういう育て方を丁寧にされた子供というのは
自分の才能の芽を伸ばし
自分らしく輝くおとなへと育っていくのではないか・・・
なんて事を考えてしまいました・・・