VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

戦争と平和

2013-04-28 12:10:47 | 日記
昨日、たまたま「世界一受けたい授業」を見た。


 最近 あまりTVが面白くないので、じっくり見る事もなかった。


それでも、昨日ルワンダの奇跡 名前が難しくて覚えきれなかったけど

   見ごたえありました。


 壮絶な内乱の最中、千人以上の人の命を救った人の話。


映画にもなった(私は 見ていないが)という事で

 本人がTVに出て、映画の各シーンを紹介しながら、内乱時の様子を語った。


それはひどい話だったが、 印象的だったのは、コメンテーターの各人の反応。


 みな、真剣な表情で聞き入っていた。


ルワンダのフツ族とツチ族の内乱については あまりに衝撃的で、当時の記憶がある。


 でも、詳しい話は知らなかった。


ホテルマンであった氏は、フツ族、夫人はツチ族。


 皆殺しにあうところだったが、とっさの氏の機転が一緒にいた十数人と家族の

命を救う。


 氏は ホテルに、逃げてきた人々をかくまったが、

人数は増えつづけ、最終的には 1200人以上になった。


 国連軍は撤退し、4人しか残らなかった。


そんな中、プールの水で水不足を補い、踏み込んできた兵士には

 なんとにこやかに お酒をふるまったという。


「にこにこしながら、お酒を勧めてくれる人を、殺す気になりますか?」


 と氏は語った。76日たって、政府軍の最高司令官が ホテルから

全員を逃してくれたという。


 「彼とは、長い付き合いの 良き友だったのです。」と


「人」という財産を蓄えることの大切さをかたっていた。


 「日本は 美しく、平和です。でも、世界中に、安全に生きられない人々がいる、

という事をどうか忘れないでください。あなた方にできる事はたくさんあるのですから。」


 そうしめくくった。


今でも、火だねはたくさんあるのだという。

 それでも、フツとツチを分けることはなくなっているそうだ。


人間って・・・平和をもとめているけど、


 平和が続くと 飽きて また戦いを始めるという種族なのかもしれない・・・残念だけど