素直に喜べない自動車の品質 ・・

２００８年８月７日に米調査会社が発表した２００８年の米自動車耐久品質調査は素直に喜べない。
ブランド別で日本の各メーカーの高級自動車が上位を占めた。
この自動車の日本国内生産の現場では派遣社員が劣悪な労働賃金条件で生産に従事している。
米国はすでガソリン高で売り上げが落ちてこの生産部門は縮小され派遣社員は多数解雇された。
製造会社が利益を出すためコスト削減の対象なのだ。これらのニュースから社会悪が垣間見える。
賃金を削られてすぐ解雇される派遣社員に作らせた製造会社とその車に乗る勝ち組の所有者の精神は寒々しい。
利益をむさぼり自己優先の社会悪がそこにありよく考えてみる必要がある。
法を犯さなくても責任は生じるのだ。
環境負荷が小さく製造コストが社会還元された正常で競争力がある好まれる高級車が望ましい。
（次回の記事へ）　（トップへ戻る）