T☆ROCKS:TOSHI
小田急相模原ライブハウス
<T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。
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まあ、大したことではないんだけどね。
凄く小さいことだし、そもそも気づかないってことも多いので、
声高に言う気もないんだけど、ステージでリハでも本番でも
楽器をセッティングするでしょ。で、その時に、例えば
ドラムなんかだと、スネアやらタムなどにスタッフが
マイクを立てるよね。その時にね、ひざまずいてスネアに
顔を近づけてマイクの角度なんかを調整しているときに
ちょっとスネアを叩くのをやめて待ってもらえる余裕が
あるドラマーさんだと素敵かなあって、ただそれだけの
話なんだけど、楽器を演奏する人間だけに限らず、
何かそういう小さな部分に気付ける人ってスマートだし、
頭いいなあって思うなあ。
ギターアンプなんかにマイクを立てているときも同じ。
つまりは「今、大きな音を立てたら、この人の鼓膜に悪い
影響を与えそう、仕事が済むまでちょっと待っていよう」って
気づけるか、あるいは気遣いが出来るか。
もちろん、そうするべきと言っているんじゃないよ。
まずその前に、ライブハウスの仕事として、はいつくばって
ドラムやアンプのキャビネットの近くに耳を近づけてマイクを
立てることは当たり前の仕事なんで、耳を守りたければ、
自分で気を付けるのが当然。演者にはなんの責任もない。
好きなように音を出してよろしい。
しかるに、そこで、「あれ?今、スタッフが危険な位置にいる(笑)、
こりゃ、いま少し音を出すのをやめておこう」とあの戦場のような
ステージ上で気づけるか否か。
急いで色々セッティングしなければいけないのはわかるけど、
そのくらい心に余裕があると、落ち着いていい歌や演奏が出来る
かもよ。