教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

知れば迷い知らねば迷わぬ恋の道 豊玉

2015-05-31 | 日記

なんとか愛之助?くまきりなんとか?・・・

あんまり知らない芸能人、(いや歌舞伎俳優なのかな?)

なんだけど、なんだかちょっともめてるというか、

片方が「別れた」って言ってて、もう一人は「話し合い中(?)」みたいな

こと言ってるみたいだけど、まあ、大体においてだけど、

片方がそこまで言ったら、答えは出てるよね。

 

まあ、つらいし、納得いかないとかきっとあるんだろうけどねえ。

 

片方がどうしてもダメってなったらダメなんだよなあ。

 

精一杯のやせ我慢してでも、かっこよく別れるようにしたいよねえ。

人間としての美学と言うか、最後のプライドと言うか。

 

一歩間違うとストーカーみたいになっちゃうからね。

 

引きずったっていいんじゃないのかね。

自分ひとりの問題だし。

相手に迷惑かけなければ。

 


♪ウォウオゥ~・・・

2015-05-28 | 日記

他にもあるかもしれないんだけどさあ・・・。

 

サビ前で「♪ウォウオゥ~・・・」って途中から裏声で言うやつ。

いや、これだけじゃさっぱりわからないよね。

 

まずはこれを聞いてみてよ。

 



大事マンブラザーズの 「それが大事」

って曲。 

それの1分50秒からの1小節。

 

 

このフレーズ、覚えておいてね。

 

 

で、次、





斉藤和義の「歌うたいのバラッド」

 

と言う曲。

4分40秒から。

 

 

ね?同じでしょ?

 


でもさ、俺としては元祖はここじゃないかと思うんだよね。

 

 

 

KISSの「shout it out loud」


0分40秒のところ。

 

これが元ネタなんじゃないかと思うわけ。

 

元はきっとポール・スタンレーじゃないかと思うんだよね。

ま、年代を考えりゃこれが一番古いからねえ・・・。

 

 

 

斉藤和義が一番新しいよね。今となっては大事マンブラザーズも結構古いから、

若い人はそれも驚いたかも知れないけど、おじさんはすでに大事マンの曲の時点で、

このフレーズ、KISSの曲であったぞって思ってたんだよね。

このフレーズ、凄くかっこいいんだけど、パクリすぎでしょ(笑)。

 

 

 


プロとアマのMCの違い~一言編~

2015-05-27 | 音楽的アドバイス

アマチュアとプロのMCで一番簡単に違いが出る言葉をお教えしましょう。

 

言ってる内容はんかはね、まあそれほど変わらなかったりするね。

それからウケるとかウケないとか、笑いが取れるとか、それほど盛り上がらない

とか、まあ、その辺もそこまで差は無い。

もちろんプロは経験も豊かで立て板に水のごとく素晴らしいMCをするアーティスト

が多いのも事実だけど、アマチュアでも凄く面白いMCやネタを持っている人も

多いよね。

逆にプロでもMCがあまりうまくないってのもいっぱいいるし・・・。

その辺は人柄も出るし、最低でも悪い印象を与えなければいいよね。

 

さて、では「違いが出る」とはどんな言葉か。

 

MCに関しては実は言いたいことがたくさんあるが、今回はちょっと置いておいて・・・。

 

その言葉とは・・・。

 

いや、そこまで引っ張るほどのことでもないな・・・。

 

ズバリ言いましょう。

 

「暑い!」

 

どう?みんな、よく言ってない?

演奏終わって、第一声が「暑い!」。

いや、ちょっと違うな。「あっつい!」だ!

 

プロのライブで武道館で、東京ドームで、一曲めが終わって、「あっつい!」って

聞いた事あるか?

ポール・マッカートニーが今の自分の感想なんて言ったことないよ。盛り上げるために

言うことはもちろんあるけど。

もうね、「暑い!」って思わず言っちゃうってのは「お母さん、おなかすいた」と同レベルだよ。

君が暑かろうが寒かろうが、お客さんにはまったく関係ないよ。

いい音楽やパフォーマンスを見て聞きたいだけ。

暑いとかおなか痛いとか、風邪ひいたとか、喉が痛いとか・・・とりあえずパブロフの犬みたいに

条件反射的にすぐ口に出すのは辞めるか、そのキャラで行くならその覚悟を決めていって

欲しい。

大体、大概ステージ上は暑い。歌って演奏して動き回って、照明に照らされて・・・尋常じゃない

くらい暑いのがデフォルトだよね。

わざと盛り上げる手段として計算して言う場合はいいけど、不用意に言ってしまって、

マイナスに働く場合もあるから気をつけたほうがいいと思うよ。

「風邪を引いて喉が痛い」「鼻水が出る」等を言ってしまうと、聞いているほうはずっと

気になって集中できないかも知れない。

 

そんなことは百も承知って言う人は、ごめんね。

そうそう、おまけとして、もうひとつ、書いておこうかな(笑)。

 

これもどうかなって思うMCのひとつに以下の言葉がある。

「なんも話すことは考えてこなかったんすけど・・・」(半笑いで)

 

まあ、正直なんだけどね。

これもお客さん側からしたら「お前の都合なんかしらねーよ」ってことになる。

親戚一同の集まりで、急に話を振られたわけじゃないんだから、「何も考えてない」

ってのはどちらかと言うとマイナス要因が大きい言葉じゃないかと思うんだよね。

「楽しすぎて(または、嬉しすぎて、など)言葉が浮かばない」とかうまく言った方が

いいと思うけどね。

 

ま、今回はこんなところで。まだたくさんあるので次の機会に書くね。

 

でもね、結局は何を言っても、自分でポリシーがあって言っている、行動しているなら

それでいいんですよ。それで人気が出ようが、嫌われようが自己責任だから。


ステージ衣装とロックT-シャツ

2015-05-20 | 音楽的アドバイス

いわゆるメタルT-シャツ(ロックT-シャツ)と言うものは随分たくさん持っている。

ほとんどがライブ会場で購入したものだね。

1980年代から2000年頃までが多いのかな。

最近はライブ自体にあまり行かなくなったからねえ。

多分メタル的な部分で言うと、アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト、オジー、

モトリー・クルーあたりまで・・・。メタリカから先のメタル系はあまり聴いていないから

持っていない。

T-シャツはやっぱり記念になるし、ブラックでかっこいいし、よく買ってた。

そうそう、プロレス会場でもよく買った。長州ばっかり、いや、全日本女子プロレスも

いくつかあるな(笑)。北斗晶とかラスカチョーラスオリエンタレス・・・とか(笑)。

あってたかな。マニアックだけど。

 

スタジオ練習にはよく着て行った。「このバンド、アーティスト、選手が好きですよ」って

さりげなく主張していて割と楽しい。

今はまあ、着ないね。

あのT-シャツを着て、メロイックサインをして、舌出すか、歯を食いしばるポーズが

飽きた(笑)。いや、メタルT-シャツが多少恥ずかしくなる年齢かな、ってことですかねえ?

多分、一般化しちゃったからイヤだなと思うのもあるかもしれない。

マイノリティじゃなくなると、興味を失うと言うか・・・。ロックTに革ジャン、革パン、あるいは

ジーンズにブーツかスニーカー的なわかりやすい制服ってのが随分市民権を得ているって

のがどうかなって思ってるだけかもしれない。

本当はクールでかっこいい格好だとは思うよ。

まあ、いまだにダブルの革ジャンは着るしね。真冬でもその辺はやせ我慢して着ていたい(笑)。

いくら安くて軽くて暖かくてもユニクロは着ないぞ(笑)。

 

さて、ステージ衣装。

いくら格好いいメタルT-シャツでも、上をT-シャツのみで出ることはない。

なぜかと言うと、シルエットがT-シャツだから。

T-シャツはやはりラフな格好で、スポーツとか遊びとか部屋着とか、そう言ったイメージが

自分は強い。

乱暴な言い方を許してもらえば、ラーメンはラーメンでしょってことなのよ。決してお寿司や

ステーキにはなれない。あ、いや、回転寿司ってのがあるか(笑)。

T-シャツは着るけど、上にジャケットなり、何か違うのは着るね、必ず。

ある程度ちゃんとしたステージってことだけど。

下に関しては本当は革パンがいいんだけど、サイズがぴったりのいい感じのがなくて、

そこはジーンズにしちゃってる。やっぱりシルエットを一番気にするなあ。

 

楽器もね、やはり高めに構えたほうが演奏がしやすいのは確か。(あまり高いと右手が

弾きにくいけど、左手は圧倒的に楽)。

まあ、フィル・リノットのシルエットも異様に足が長くてかっこいいんだけど(笑)、出来れば

フィルやスコット・ゴーハムよりはポール・シムノンやシド・ヴィシャスの方が・・・(笑)。

パンクが特別好きなわけでもないけど、シルエット的には楽器が低い方がロックっぽいかな。

 

ロックT-シャツは残念ながら、リハーサル着に近いイメージがある。

以前、外タレのライブで、ステージ衣装で本編を演奏してアンコールで、販売していた

自分のバンドT-シャツに着替えて出てきて、それはシャレててかっこいいなと思ったけど、

やはり自分の中ではそういう認識なんだな。

 

まあ、自分に自信があって、どんな見てくれでも凄い歌や演奏が出来るから、関係ないねって

思える人物ではないから、拘っているだけなんだけどさ(苦笑

 


キャンセルの際は・・・

2015-05-18 | 音楽的アドバイス

仕事上、計画を立てて、ほとんどがその計画通りに仕事が進んでゆく。

ブッキングライブや企画イベント、レコーディングやセッション会、軽音楽倶楽部・・・

等々ね。

 

ただ、どうしても毎回100%計画通りに行くとは限らない。

一番アリがちなのは、「演奏します」と言った後のキャンセル。

 

こちらも慈善事業ではないので、スタッフ含め、大人が4人ほど、その計画通りに

動き、照明やエアコン、ステージ上の電気代、諸々費用がたくさんかかるので、

最低の保証金は演奏しなくても、約束として払ってね、と言うのが、当然の商売の

仕方だと思う。

 

ただ、出来ればお互いに一番いい形で対処したいのも本音だよね。

T☆ROCKSでは延期を進めるときも多い。

「演奏しないのにノルマの半額のお金を払う」より「延期にして、一ヵ月後に演奏する」に

すればアーティスト側はとりあえず二重に料金を払うことはないので、損は無い。

店側は損するけどね。ペナルティ金が入らず、その日の人件費はかかったままだけど、

延期にともない正規の料金を次回、もらえるだけだから。

でもさ、これだと、まあ、お互い、後味は悪くないよね。

 

難しいのは企画イベントでの急なキャンセル。

代表者は当然全バンド出演する予定で、タイムスケジュールを組んで、しっかり店側と

交渉して契約を交わしている。

その後、「予定が入ったのでごめんなさい!」となると、あわてて他の出演者を探さなければ

ならない。穴が空くだけならまだしも、一人当たりの負担額が変わってくるので、他の出演者に

「キャンセル出たので、当初の参加費より高くなりました。ごめんね!」ってわけにもいかず、

青い顔して策を練らなければならない。

 

「出演不可」に、いいも悪いもないけど、不慮の怪我、病気、などだとまだわからなくも

無いけど、「重要な予定が入ったのでゴメン」って、ライブは重要じゃなかったのか!?

ってなるよね(苦笑

またドタキャンもブッキングはまだしも企画イベントだったら、代表者のメンツは丸つぶれに

なる。

そこのところもよく考えてあげて、相手の立場もつぶさないように心がけるようにしたい。

ただ、どうしても出演不可になるときも確かにあると思う。

そういう時は誠心誠意、詫びて、当然のごとくキャンセル料を渡そう。

それもすぐにだ。たまに「あとで振り込みます」と言って一向に振り込んでこない輩も

多くいる。代表者はその期間だけ、そのことを忘れることが出来ず、相手に負担と

迷惑をかけていることを忘れてはいけない。

 

大体、最近の若者(?)、いや、日本人全体かな、少々、自己中が多くなってきたような

気がする。

悪いところばかり諸外国の影響を受けちゃってる気もするよ(苦笑

相手の立場を尊重する、相手の気持ちを考えることのできる人がだんだん減ってきている

ような気がして、なんともやるせない気持ちになるときもある。

もちろん自分も反省しなければいけない部分もたくさんある。


アルジャーノンに花束を

2015-05-15 | 日記

TVでやっていますね、このドラマ。

夜中に少しダイジェストみたいのを見ました。

もちろん原作と違ってストーリーに変更はあるだろうけど、

まあ、本筋は一緒なのかな。

と言うか描きたい部分はきっと同じだろう。

 

 

文庫本で新版の方を読みました。

 

うむうむ、なるほど・・・これはなかなか難しい話・・・いや、話が

難しいわけではなく、扱っているものがものだけにね。

 

自分より下だと思っていた人間が自分を追い越していく不快さ・・・。

う~ん、そんな経験もないこともない・・・か。

どうしても認めたくないんだよね。

でも人生も長くなってくると(笑)、まず、必ず若者の成長は目の当たりに

することになる。このレベルで話をしたいな、と思って数年たつと、見事に

同じレベルになって、そのうち追い越される(笑)。

ま、人生は競争ではないんで、俺は素直にすげーなーなんて言っちゃう

けどね。

 

まあ、そんなことを強調したい小説ではないんだけど、そういう人間の

弱さ、醜さ、も描かれているし、ピュア、純粋な心にこっちの心も痛くなる。

やはり人間って、純粋な心に弱いんだな。

子供の純粋無垢な心って胸がキュンとなるでしょ?

もちろん子供だって、色々策士の部分もあるんだけど、でもやはり、真っ直ぐな

部分が多いと言うか・・・。

 

そうね、最後の方はやはり胸がつまる。

別に泣かせようという話ではないんで、泣きはしないけど。

 

文章の「表現方法」でここまで変わるのかって驚く。

 

 


ロックは死んだのか!?

2015-05-12 | お店情報

KISSの最新アルバム「Monster」2012年。

エアロスミスの最新アルバム「ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!」2012年。

モトリー・クルーの最新アルバム「セインツ・オブ・ロスアンゼルス」2008年。

 

内容がいい、悪い、の話ではなく、これらを聞いた正直な感想として、

「この音楽フォーマットは古い・・・」と感じてしまった。

いや、モトリーは発売当時は思わなかったんだけど。最近聴きなおしたら、

数曲除いて、古いなあ・・・と。

 

KISSとエアロスミスに関しては、昔ながらの楽曲、80年代に一番

近いのかなあ・・・。いや、80年代のLAメタル風とは少し違うかな。

70年代を少し進化させたかんじかな。

KISSの「Monster」に関してはひとつ前の「SonicBoom」の方が

個人的には内容は好みで出来もいいような気もするけど。

 

特に違和感無く聴いていたこれらの音楽が最近聴くとどうも古臭く

感じる。

確かに音楽形態としては、30年以上も古いフォーマットなんだよね。

音だけは立派になってるけどね。

 

この手の音楽が「古いな」と感じたのは、初なんでちょっと驚いてる。

これからもこのフォーマットで楽曲を作り続けていくのか。

そうすると、一回りしてまた新しく感じたりするのか・・・?

親しんできた形態の音楽がついに古臭く感じるときが来てしまったことに

軽いショックを覚えている(苦笑

(同年代の人はとっくに感じてたかな?)

 

まあ、自分もいつも最新の楽曲を思い求めているわけでもないんで、

偉そうなことは言えないんだけど、職業柄、若い人たちの若いフォーマットで

構築されている音楽を聴く機会は多い。

そういう耳でこれらのアルバムを聴くと、安心もするんだけど(笑)、古いなと

感じるんだよね。

 

以前も書いたかと思うけど、モトリーのニッキー・シックスの新バンド、

SIXX.A.Mのアルバムはモダンで今風だと思う。

 

 

不思議とポップス系より、ロックと言うカテゴリーでそう思うことが多いような

気がするなあ。

 

古いアルバムは始めから古いんで(笑)特に感じないんだけどね。

 

「KISSファースト」1976年

 

「エアロスミス、ROCKS」1976年

 

怖いなあ・・・。

メタルなんかはどうなんだろうね?

個人的にはメタルはもう好んでは聴かないんで、あまり興味はないんだけど、

やっぱり古い音楽に聞こえるときが来るんだろうか?

まあでもメタルって結構進化してるよね。デスメタルとかブラックメタルとか?

区別はまったくわからないんだけど、ジャーマンメタルとか様式美が流行った

頃よりまた違う形態が出来てるよね。ヴォーカルもハイトーンじゃないし。

 

ちなみにメタリカは今聴くとどうなんだろ?古く感じるのか?

アイアンメイデンの初期は?ジューダスは?

ジャパメタはダメだな。あの頃のを今聴いたら古臭くてダサいだろ、きっと。

歌詞も恥ずかしいの多いし(笑)。演歌調も多いし。

 

結局、一番被害(?)が少ないのがPOPS系ってことかなあ(笑)。

例えばカーペンターズの楽曲で、(サウンドではなくて)純粋に優れたメロディや

コードプログレッションは今でも通用するし、古いとはあまり感じないと

思うよね。

決して「ああ、あの頃、こう言う音楽流行ったね、今は聴かないね」とは

ならない気がする。

POPSはやっぱり普遍的だからなあ。

ディスコ音楽も流行ったけど、さすがに今は聴かないしねえ。

 

自分が子供の頃、オールディズって言って50~60年代のアメリカンPOPSを

聴くとさすがに古いと感じたもんだけど、今の若者がKISSやエアロを

聞くと、古い!と感じてるのかなあ。

オールディズ聴いたときは、ダイアナとか名曲がたくさんあるのも感じたけど、

総じて、テンポが遅いとか、コードが少ないとか、単純な音楽・・・とかの

感想だったから、今のやたら転調が多い曲を聴きなれている人の耳には、

自分が聴いてきた音楽は遅かったり、単純だったりと思うんだろうか?

別に複雑ならいいわけでもないし、本来は単純なのにいい曲ってのが

理想なんだろうけど。

 

しかし、何度も同じこと言っちゃうけど(笑)、まさか慣れ親しんだ音楽で、

当時は最先端と言われた新しいフォーマットの音楽が、現代ではオールド・

スクールって呼ばれて、「オッサン、がんばってやりな」的な音楽になってる

ってのもなんとも言えないよなあ(苦笑

メタル系は、NWOBHM(ニューウェイブオブブリティッシュヘヴィメタル)って言って、

新しい音楽だったんだぜ(笑)。今じゃあくび出ちゃうかも知れないけどさ。

 

 

 


リズムキープ!

2015-05-08 | 音楽的アドバイス

一緒に演奏していてリズムがちょっと合わないと感じるときって

たまにあるよね。

もちろん色んな人のリズムの捕らえ方が合わさって、グルーヴと

言うものになってくることもあるから一概に全員ピッタリ合わせなくてはって

考えることもないんだけど、単純にBPM、スピードがどうも合わないと

演奏が始まってから気づくことも少なくは無い。

 

そういう時、どうするか。

例えばバラードなんかだと、きちんとしたスピードで始めても

徐々にテンポが速くなってくるときがある。

どうしても出だしのテンポをキープできないんだな。

と言うか忘れちゃう。

ま、生演奏はそういうのもひとつの魅力だから一概にいけないわけでは

ないけど、始めた頃よりあからさまにスピードアップしてたらちょっと

かっこわるいよねえ(笑)。

ドラマーだったら少しずつジワジワとスピードを調整していくことも

可能だけど、ドラマー以外はちょっと難しいよね。

 

まあ、あからさまにブレーキをかけるのもちょっと無理があるので、

なるべく気づかれず、自然にスピードを落としたいときに自分が

やるやり方として、まず、一拍目はキックなどにきちんと合わせる。

ここをズラしてしまうと、素人にも合っていないのがバレてしまう。

なので、ここは基本は合わせるんだけど、もしここからもスピードを

コントロールしたいならスライドで音を持ってきて、キックより

少し後ろにおくのもいいと思う。グリスしているので着地点が少し

にじんで、あまり合っていないと言う感覚が薄れる。

で、次のコードに行くまでのフレーズで少しずつリタルダントする

ように弾いて、尚且つなるべくスライドで音を切らないように

演奏すると、なんとなくスピードが落ちてくる。多分(笑)。

みんなが回りの音を聞いているという条件がつくけどね。

 

やっぱり日本人ってリズムに弱いというか、無頓着な人が多いように

思うんだよね。

例えとしてどうかなとも思うけど、TVなんかの公開収録の番組で、

テーマ曲が流れて司会者やゲストが登場して、いっせいにお客さんが

手拍子する場面ってよくあるでしょ?お客さんも興奮しているからか、

手拍子が早すぎて必ず途中で一回崩壊する(笑)。で、また元に戻る。

今はそうでもないんだけど、昔は本当によく途中で崩壊してたよ。

ま、お客さんはミュージシャンじゃないから別にいいんだけど、

いくら興奮しているからって、手拍子を初めて5秒後にはリズムを追い越して

先に進んじゃうなんてダサすぎる(苦笑

学生の頃から不思議だったよ(笑)。

 

でも今はね、随分、リズムに日本国民全員が強くなったと思うよ(笑)。

CDの普及とデジタルレコーディングのせいだと思うな。

やっぱりイントロからエンディングまで決してスピードが変わらない音楽を

子供の頃から聴いていればリズムに強くなるだろうなと思う。

TVに出ている、いわゆるシンガーなんかも、カラオケ音源に生歌を歌う形で

披露しているわけだから、いつでもどこでもどの番組でもスピードは一定

だよね。

昔はTV番組ごとに専属の楽団がいて、毎回生演奏だからスピードが違ったもんだけどね。

そのときのマイキングによって楽器のバランスも違うからギターが多く聞こえて

きたときなんかは「お、今日のキャンディーズは随分ロックしてるな」とか、

ブラス系が大きめだとファンキーに聞こえたり、はたまたレコードよりはるかに

速いスピードで演奏されていたり(笑)。

8時だよ全員集合!なんかだと生放送だから、テンポが速いと「押してるのかな」

とか思ったりしてね(笑)。ダン池田はえーよ!みたいな。

 

まあ、音楽のテンポについては実は今の方が楽だとは思うよ。

一定のテンポで演奏するなんて大変だって思うかも知れないけど、正解に

合わせればいいんだからそんなに難しくはないと思うけどね。

レコーディングでもクリックを使っておけば、とても簡単に進めていける。

コピーアンドペーストも楽に出来る。

スピードが一定でないと、厳密にはコピペは不可能だから全部、歌うか

演奏してもらうしかないんだけど、まあバレない範囲ならコピペも可能。

昔のクリックなんかなくて、バンドメンバーが阿吽の呼吸でリズムを合わせて

いた頃の方が大変だったと思うけどね。

ビートルズもクリムゾンもツェッペリンもさぞかし大変だったと思うよ。

ELPなんかどうやってあれレコーディングしてたんだろ。

UKなんかも異常だけど(笑)。YESとかラッシュとかプログレ系は全部

覚えてレコしてたんだろうなあ。アナログテープだし。気が遠くなるな。

 

自分はまだ未熟だから、なかなかグルーヴを出すまでは出来ないんだけど、

まずはリズムキープを意識して、イントロのスピードをきちんと覚えておいて

そこから意図的に早くする、遅くする、あるいは重たくする、少し突っ込んだ

感じにする、ハネた感じにする、などなど操れるようになるといいよね。

まずはリズムキープをいつも意識して演奏するといいと思う。


経験を積もう

2015-05-01 | 音楽的アドバイス

「TOSHIさんはバンドやってたんですか?」とか「演奏するんですか?」など

たまに聞かれるけど、まあ、そうすね、してますね、当然。申し訳ないけど

愚問でございます。こんな仕事して、バンドやったことありませんとか、演奏は

出来ないんですよ~って言う人の方が希少だよね、多分だけど。

以前、あまり楽器演奏はしないリペアの方がいたんだけど、腕前は良かったけど、

どこか今ひとつ、話がかみ合わないんだな。例えばバンドの中に入ると楽器の

音は色々マスキングされて聞こえ方が変わってくる・・・などがあまり実感できて

いなかったり・・・。その楽器だけのときに「ほら、いい音でしょ?」ってなっても

バンドの中に入ると果たしてどうかな?って部分まで想像できない場合も

あったりしてね。そういう部分は自分も演奏する人の方がやはり伝わりやすいよね。

 

PA屋さんもそう。やっぱり出来ればバンド経験があって、ステージ経験も

豊富なほうがバンドマンの気持ちもわかりやすいだろうなとは思う。

ま、気持ちがわかりやすいからって、腕がいいとは限らないけどさ(笑)。

 

あと、演奏に関しては、なるべく色んな人とやるのもためになるよね。

一番わかるのはもちろん腕前なんだけど、それ以外にもやっぱり性格的な

ところで、「この人は人の演奏聞いてねえな」とか「この人は周りの音をよく

聞いて演奏しているな」とか、実に様々な人がいて、やっぱりやりやすい人とか

合わせづらいなと感じる人とか色々あっていい経験になるよね。

 

誰か一人が走っちゃっても気づかない人もいれば、必死にリズムキープしようと

する人もいる。そういうのは演奏中に何も言わなくても通じるものなんだよね。

リズム以外にも、押し引きみたいな感じで、自分が引っ込むべきところ、自分が

積極的に演奏に出るべきところなどがあるし、演奏とは時間の経過とともに

臨機応変に変えていくのがベターだからね。

最初は様子見で、2番以降は「あそこはシンコペしたな」とか「あそこはVoの音と

かぶるから3度の音は入れないほうがいいな」とか「ブレイクの場所は・・・」とか

確認して演奏をすり合わせていく。こう言うのもセッションとか人と合わせるときの

醍醐味と言うか、とても勉強になる。

 

ジャンルも色々経験するといいね。ハードなロックも気持ちいいだろうけど、歌物も

やってみるとこれまた勉強になる。なんたってVoを目いっぱい立てなきゃいけない

んだから(笑)。声量があるとは限らないし。歌いづらいって言われないように

演奏しないとね。