~音楽に関係ないお話ですのでご興味のない方は飛ばしてね~
他もたくさんあるが、いったんこの辺で切り上げるとして、
ではこのような特徴をHSPの人たちはどう捉えているのか。
自分も含め、大体に置いては”マイナス”と捉えている人が
多い様だ。
それはそうだろう、全体の2割に属するわけだからね。
世の中は右利き用に作られている製品がほとんどなわけで。
多分、細かいことを気にしすぎない”普通の人”、つまりは
全体の80%の人の方がおそらく現代では生きやすいはずだ。
この競争社会でいちいち人様のことを考えすぎていたらうまく
生きていけないのかも知れない。
自分はずっと”人より劣っている”と思っていた。(今も思っているが)
すでに幼稚園の頃あたりから。
先生がやれと言ったことは出来るには出来るんだけど、
シャイなので(この言葉もHSPにはよく出てくるワードだ)
思い切りやれないと言うか、頭の中ではわかっていても
行動に移せない感じだろうか。
また廻りの園児の考えていることはわかってしまうのだが、
それに合わせなければいけないジレンマ。
子供らしく振る舞わなければ仲間はずれにされてしまう危機感など、
そう言った考えで委縮してしまい、自分の思った通りの行動が
出来ない。
廻りを気にして自己主張と言うものがなかなか出来ない。
空気を読むことに長けてはいるんだけど、しかし、それが悲しいかな、
学業とか仕事などに有効に結びつけるのは難しくて持て余してしまう
ことの方が多いと思う。
勘が良く、人の考えることなどがわかりすぎると生活や生きていく際に
邪魔になるように思えてしまう。逆に少しくらいわからないほうがいいと
思うことも多い。
昨今、世界中でとにかく”アクティブ”な人種が良いとされている。
例えば行動的、積極的、チャレンジ精神、クリエイティブ、自由、遊び心、
楽しみ、ワクワク、刺激的、興奮、意識高い系(笑)・・・・などなどの
キーワードが良いとされていて、”あまり無理せず静かに楽しみましょうかね”
なんて言おうものならまるで生産性のない人間のように情けなく思われて
しまう。
なんでも盛り上がらなければダメなんだね、昨今は。
いや良く考えたら昔からそうかな。景気も良くなるしね(笑)。
HSPにとってそれらは面白いには違いないけど、刺激が強すぎると
感じる人が多いのかもしれない。