ストロボチューナーです。
これは凄く良いです!
ま、色々ね、考え方はあるんですよ。ここまでの精度は必要ないって
ことも実際のバンドでの生演奏では当たっていると思うし、ここまで
正確にチューニングを追い込めば、ギターなど和音を鳴らした時に
とても綺麗に響いてよい・・・などなど。
やはり(ストロボチューナーにしては安いとはいえ)ちとお高いので
チューナーにここまでお金をかけるのもどうかなと思ってはいたのですが、
ずっと気になっていまして評判も良いので購入しました。
ちなみに今まではポリチューンを使っていました。
これもねー、悪くない。いや、一点を除いてはかなりいい。
まず、良い点は反応がものすごく早い。パラララってフレーズを弾いても
追従してくる。ものすごいスピードで”ABCD・・・”って表示されて気持ちいい(笑)。
表示も見やすく、dなどのまぎらわしい表記もないのでとても良い。
ちょっと惜しい点は・・・これの売りなんだけど、全弦の開放をいっぺんに
鳴らすとポリフォニックモードになって全弦がいっぺんに表示されてチューニング
出来るようになっている。あら便利!便利なんだけど、どうもこのモードは
個人的にはあまり使わない。このモード使う人いるのかな。
ポリフォニックモードにならないように設定が出来ればいんだけど、それだと
このチューナーの売りが生かせないか(笑)。
気を付けて1本ずつ鳴らさないとこのモードに入っちゃって、少々面倒。
んで、これはどうかなーと思って、ちょっと楽器屋さんで試してみた。↓
人気のあるコルグのピッチブラックミニだねー。
値段も手ごろだしいいかなーと思ったんだけど、もう一歩だったなー。
個人的感想だけどね。まず反応が遅い。これは痛いな。ピッキングした後
ほんのちょっと待つだけでもどうもガマン出来ん(笑)。
ニードルのLEDは見やすくて良い。
各キーの表示がこれまた見にくい。上の写真でもわかると思うけど、
コントラストがヘタなんでかなり見にくい。#がでかいのはいいと思うけど。
まあ、とりあえず思ったほど良くなかったんで個人的には見送った。
↓で、これも狙っていたんだけど、これは10000円ほどするんだよね。
これにそこまで出すならソニックリサーチ買った方がいいかなーって思ってさ。
小さくていいかなとは思ったんだけど、コルグに比べると高すぎる気がする。
試していなんで反応などはわからないな。表示は見やすそうだよね。
で、ソニックリサーチのターボチューナーST300ね。↓
まず精度はコルグ、ポリチューンともに0.1セントなのに対して、
こちらは0.02セント。数字上は大きな違いだねー。
よくストロボチューナーは精度が良すぎてかえってチューニングがしずらいって
言うけど、確かにピタっと止まるまでは時間がかかると言うか、なかなか止まらない(笑)。
周りのストロボLEDは右回りで高く、左回りでは低いことを表すんだけど、まあ
ゆっくり止まるか止まらないかくらいで相当合ってはいるってことでしょう。
馴れるとすごく使いやすい。精度がいいのでかなり追い込めるしね。
それとこれまたものすごく反応が早い。イングヴィが弾いても追従してくるんじゃないか?(笑)
表記も見やすいね。つくづくコルグのピッチブラックミニは表記がヘタ過ぎるよ。
それと、トゥルーバイパスってよく謳っているけど、そこに関しては自分は調査は
していない。どれか忘れたけど、”トゥルーバイパスのクセに通したら音が
変わるじゃねーか”ってどこかのレビューで書いてあった気がする。
ちなみにポリチューンはほとんど変わらなかったと思ったな。
なぜそこは気にしていないのかと言うと、信号は別系統でチューナーに行っているので
チューナーで音が劣化しようがどうでもいいんだ。
ちなみに音が出る状態でもチューニングできるシステムになっている。演奏中も
ずっとチューナーは反応している状態ね。もちろんミュートしても出来るけど。
たかがチューナーなんだけど、やはりまずはチューニングしてから演奏をするわけで、
毎回お世話になるものだからねー、精度が良くて、便利で、素早く、見やすい表記で
チューニングが出来るに越したことはないよね。
好きなチューナーを選べばいいと思うけど、クリップ式のやつは周りの音がうるさいと
正確に出来ない場合もあるし、電池切れとか不慮の事故もありうるし予備的にはいいと
思うけど、足元にもきちんとしたものをDC電源で置いておきたいものだね。
それと個人的には信号を分岐して、チューナーには常に信号が行っている状態を
オススメする。無音状態でしかチューニング出来ないと思わぬ失敗をするときがある。
ニードルだけ見て判断しちゃってキーが違っていたとか。音が出る状態でチューニング
出来ると目と耳の両方で判断できるので間違いが起こりにくい。