・・なんで、興味ない人にはまったくもって何言ってるのかわからない話題です(苦笑
主に楽器とアンプをつなぐ、シールドね、ケーブルとも言う。
エフェクターの間に挟むものはパッチケーブルと言う。
ま、当然、これで音が変わる・・・結構変わるとも言えるし、大して変わらんとも言える(笑)
もちろんエフェクターを一個かましたほうが大幅に音は変わる。
だが、やはり好みの音に近づけるために弦などと同様、ケーブルにもコダワリが
出てくるんだよね、だんだんと。
俺個人的な感想、しかもベースなんで偏ってるけど、ちょっと書いてみるね。
本当はこの10倍も試したけど、気に入ってるケーブルだけでまとめてみました。
BELDEN9395 ベルデン9395
かなり好きで、ずっと使ってますね~。中域がブリっと出てきて、ハイも艶がある。
ローが良く出るベースとかそういうセッティングにして、ちょっとローが膨らみすぎて
いる場合なんかにちょうどいい具合にミッドを出してくれるので、そんな場合にとてもいい。
で、音が音楽的だな。弾いた強さで敏感に反応してくれる。それとこれが一番好きな
部分なんだけど、例えは変かもしれないけど、「狭い土管の中を大量の水が流れている」感じ。
つまりいっぱいいっぱい感があって、音に迫力があるんだなあ。頭打ちしてコンプがかかってる
とでも言うか・・。余裕がある感じではないんだ。そこがいい。音の立ち上がりは普通かな。
あとでブウン・・って音が立ち上がってくる感じもするよ。暴れる感じかな。ギタリストも好きな
人、多いね。歪ませるととてもいいらしい。
BELDEN8412 ベルデン8412
これはベース向きと謳ってるシールド。その通りでローとローミッドがとてもよく出る。
ハイもちょっとクセがある感じで強調されるね。初めはちょっとクセが強いかなと
思ったけど、今は結構気に入ってる。ローを強調したベースやセッティングでない
ベースの場合、とてもいい。パッシブのベースとか凄くいいと思うよ。
9395は少し音が腰高なんだけど、これはもっと下に重心がくるんで、そういう意味でいいね。
9395は80Hzあたりから下の部分はカット方向にあるような気もするけど、これはそんな
こともなくドーンと出てる感じ。
MONSTER ROCK モンスター ロック
これも主にギタリストが好んでる場合が多いんだけど、クセはあるけどベースにもいいよ。
音的にはカチっと固い感じになってベールが一枚はがれた感じ。強く弾いても弱く弾いても
音色はあまり変わらず出てくる。反応はとても早い。弾いた瞬間ピークが来る感じかな。
ただやはり固い音(モンスターの音)になるので、それがイヤな人はどうかな。
あんまりイナタい、昔風のファンクとかモータウンとか・・には向かない気もするけど、
ハッキリした音が好みならオススメ。俺も最近使ってる。
MONSTER BASS モンスター ベース
最近、これに変えようかなあ・・と、思ってるところ。やっぱりベースにもよるんだけどね。
昔はアクティブベースでローが安定した強い音にセッティングしてたんだけど、最近パッシブの素直な音も
好きになってきて、そうするとシールドでローがきちんと出るやつがいい感じに聞こえてきて・・。
これはまあクセはありますな。ローは太い。ハイもギラっとくるね。派手で強い音なんで、
結構好きです。
PROVIDENCE B202 プロビデンスB202
これはギターケーブルで有名なメーカーのベース版って感じだね。
音は非常に素直でクセもなく、固すぎず、丸すぎず、ハイも必要以上に強調することも無く、
全大域綺麗に出るイメージがあるね。これも好きなケーブルで使ってました。
ローもしっかり出ます。クセがないので間違いないので、誰にもオススメできる・・と思う。
ま、逆に言えば面白みはないかも。
George L's ジョージエルス
これねー、正直、音だけで言うと一番好きだったかも・・、昔ね。
これのクライオ処理(特殊な冷温処理)したプラグを付けてたやつを使ってた。
とにかく、音が生々しく、フレットにあたる音までハッキリ聞こえてくる。
むき出しの音みたいに、変に変わることなく、そのまましっかりと出してくれる・・
感じがしたなあ。ではなぜ、使わなくなったか・・・。
「プラグの形状」なんだ。どうもメス側(?)との相性が悪い。主にスイッチクラフトと
なんだけど。当ててみるとちょっとズレてるんだなあ。ま、もちろん全然普通に使えるんだよ。
なんだけど、一回だけ本番前に接触不良を起こしたことがあってそれ以来、やめたんだ。
ま、プラグをスイッチクラフトに変えれば問題ないんだけどね。
ま、こんなわけでケーブルの旅は続くわけだよ。次回は2012年、弦の旅・・・な(笑)
いい大人が何やってんだか・・(苦笑)でも、俺なんてまだかわいいほうじゃないかな。
ハンダにも拘るとか、ポットとか、コンデンサーとか、拘りだすともう大変だよ。
そこまで行くとさすがに俺にはわからん!いやわかるだろうけど微々すぎて(苦笑
あ、ひとつ、重大なこと書くの忘れてた!これだけ拘っておいて、これは全て、
ワイヤレスを想定してのこと。もうワイヤレスで相当音が変わっちゃうからね。
それを見越してのシールド選び・・だったりもする。