教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

音の落とし穴

2013-12-30 | 音楽的アドバイス

わからん・・・まさかこんな落とし穴があったとは・・・。

いや、自分の腕の問題も多分にあるのはわかっているんだけど、それでも

どうも腑に落ちないなあ・・・と思っていたんだけど、なんか一気に解決した。

イマイチ確信は持てないけど、原因は大体分かった。おおよそ予想がついたと

言うべきか。

 

ベースの音がね、どうも立ち上がりが遅いと言うか、弾いたあとに少し余韻が

あって低音が後からついてくる感じ。ハッキリしない感じなんだなあ・・・。

ま、いくつかの原因は考えられる。

まずデジタルワイヤレスを使っているのは要因の一つであることは間違いない。

デジタル変換する際にレイテンシー(音の遅れ)がわずかではあるが発生しているはず。

その後に色々とエフェクターをかますと音が遅れると言うよりは音質は変わって行くことは

考えられる。良く「細くなる」なんて言うね。

俺はその後にデジタル変換を要するマルチエフェクターを入れていたんだけど、

デジタル変換を要するワイヤレスと、同じようにA/Dコンバーターがついているエフェクターを

つなげて入れたことが原因のようだ。

これを外したら一気に解決した!

 

ワイヤレスだけはどうしても外せないんだよねえ。

一度使っちゃうとこの便利さからはなかなか戻れないし、何よりニテレンではワイヤレスで

ないとあのステージは不可能なのでねえ。(苦笑

選択肢としてはワイヤレス以外の、レイテンシーを避けられないEFを外すほかないと・・・。

 

これで本当に立ち上がりのあいまいさが一気に解決した。

 

多分、ワイヤレスを使っている人は少ないと思うのであまり悩まないと思うけど、

もし立ち上がりが鈍い気がする・・・と言う現象があるなら、一度足元のエフェクターを見直すと

いいかも。一個一個外して行って、怪しいのがあったら考え直した方がいいかもね。

まあ、俺が思うにアナログエフェクターを直列につないでも5個以下なら問題ないとは

思うけどね。トゥルーバイパス設計のEFでないと音質には影響あるだろうけど。

直列はデメリットが大きいので、たくさんつなぐ場合はスイッチングシステムを使って

並列に繋ぐのがいいね。これだと万が一一つのEFにトラブルがあってもそこを回避することが

出来る。

 


加州清光

2013-12-28 | 日記

沖田総司の佩刀、加州清光(かしゅうきよみつ)。

ネットで調べたらお店で売っているより安かったんで、ついついポチっと・・・・。

また要らぬ物を買ってしまった・・・。

沖田総司と言えば「菊一文字」が有名で、司馬遼太郎の小説に出てくるわけだけど、実際に持って

いたかは定かではない・・・らしい。当時はとても高価だったらしいので、いくら新選組の幹部は高級取り

だったとしてもさすがにちょっと・・・ということらしいが真相はわからないね。

この加州清光は池田屋事件の際に使っていて、そのあと、砥ぎに出した際に修理をした刀鍛冶の

覚書に「沖田総司、加州清光、刃こぼれ多数・・・」などと記入されていたらしいので信憑性があるらしいよ。

ま、そのあと、修理不能だったので菊一文字を使った可能性もあるらしいけど。

ちなみに上が加州清光、下は土方歳三の和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)。

台座も安かったんで同時購入。

これでいつ敵に襲われても安心。ほら、長州の不逞浪士や伊藤甲子太郎の一派に襲われるかも

知れないからさ。

沖田の佩刀の鍔はハートが入っているんだよ。

3本置けるやつを買ったのは、もう一本、斉藤一の佩刀、鬼神丸国重がいつか欲しいから。

まあ、その前に近藤勇の長曽称虎徹だろって話ですけどね。

そうなんだけど、長曽称虎徹って武骨で色気がない。ま、長曽称虎徹も本物ではなく贋作だったろうと

言われているけど・・・。


それにしても改めてこんな物を振り回していたとは恐ろしいねえ。

今から150年前くらいの話だってのに。俺なんか包丁持っただけで怖いってのに(苦笑



やさしい音楽教室、改名いたします!

2013-12-27 | お店情報

改名・・・と言っても大げさな物でもないんですけど、浜田先生より、「教室というより、

もう少し楽しい集まりに近いかも」ってことで、もちろん教えてはいるんですけど、

みんなで楽しみながら、実際に何度も音を出しながら、実践しながら・・・上達していけば

いいのではと言うことで、正式名称としては、

「軽音楽倶楽部(やさしく学べる)」

に改名いたしました。

引き続きよろしくお願いいたします!!

 

ところでその軽音楽倶楽部、少しずつ新たな生徒さんも増えて来て、色んな曲を実際に

演奏しながら皆さん、少しずつ上達していますね。

HPにあるように、参加するにあたって、特に難しい決まりごとは何一つありません。

セッション会もそうですが、来てもらって、お名前を記入してもらうだけ!

担当楽器と要望なども言ってくれれば尚いいですね。

また事前にメールやお電話などでやりたい曲や演奏形態、要望、質問なども言って下されば、

スムーズに進むと思いますので、遠慮なくなんでも言ってくださいね。

 

実際、少しでも何か「こういうことがやってみたい」とか質問があった方がこちらも教えやすい

んですよね。

もちろん「初心者で何もわからない」方も大丈夫です。

ギターやベースの場合は別室(主に楽屋)で基礎からやりましょう。

理論もそうですが、まずは実際に音を出して「面白いかも」ってところから始めましょう。

その後、並行して理論などを学びましょう。丸暗記する部分も必要ですからね。

簡単な曲を数曲、演奏できるようになると楽しくなると思います。

 

ある程度、演奏が出来る方は、フロアでみんなで課題曲を練習しましょう。

大体レベル的にみんながついて来れる様な所から始めます。

上級者の方はソロや、より難しいコード進行などに挑戦しましょう。

大体出来て来たら、ステージに上がって演奏してもらいます。

歌える方は歌で参加してもらいますので、思い切り気持ちよく歌っちゃいましょう。

ドラムに合わせてやるのはなかなか刺激的で気持ちいいですよ。

 

連続して来ていただけると、課題曲を少しずつこなして上達が望めるのでいいですね。

「倶楽部」と言うだけあって、出来ればみんなで知り合いになって、「次の倶楽部ではこの曲を

やりたいので歌って」とか「この曲のベースが弾きたい」とかディスカッションして計画出来ると

いいですね。そういうコミニュケーションが取れる場を検討中ですので、ちょっと覗いてみようかなと

思っている人はお気軽にぜひ一度遊びに来てください!

 

セッション会も基本姿勢は同じです。さすがにまったくの初心者の方は楽器演奏でステージに上がるのは

難しいかもですが、歌で参加や、見学などは大歓迎ですのでこちらもお気軽に来てください。

特に歌える方、ベース、ドラムは少な目なのでぜひお越しください!

演奏を聴きながらお酒飲むだけでも楽しいですよ。みんな気軽に話をしていますので、どんどん

入って来てね。

ルールを守ってくだされば大歓迎です!

 

次回のセッション会は1月17日(金)です!!

軽音楽倶楽部は1月15日(水)と29日(水)です。

 

 


いい物を買おう

2013-12-22 | 日記

そういえば先日の3連ネタだけど、KISSのラブガンのリフも後半、意外と難しい。

ダラララ、ダラララ、ダラララララララララ、の最後の部分ね。

ま、短いから気を付けてれば勢いでいけるけど、つい走ったり、最後一個余ったりする(苦笑

最後の一個は必ずアップピッキングで終わらなければいけないんだけど、表拍はダウンって

クセが付いているので、つい気を抜くとね、危ない。ダウンで始まってアップで終わるのが

正しいので、ダウンで終わったら、一個余ってる証拠。

 

さて、話は変わって、新しく楽器を始めるにあたって、やっぱりある程度はいいものを

手にした方がいいね。ある程度でいいから。

初心者だからと言ってあまりに粗雑な物を購入すると、さすがに「使えない」ってレベルの

物も無きにしも非ずなんで、気を付けたい。

弦楽器で言えば、例えば、ネックが反っていたり、ねじれていたり。フレットの端の処理が

甘いので、指に引っかかって、スライドが出来ないとか、ボディとネックのセンターが

ズレてついていて、弦がはみ出るとか、塗装がいいかげんとか・・・。

こういう部分は一番、差が出やすいよね。一番手が抜けると言うか、部品でコストダウンした後、

これ以上無理って場合はこういうところで手を抜いていかないと安く出来ないだろうからね。

細部まで丁寧に仕上げるかどうかってのはやはりお金と時間をかければ出来る部分だと思う。

高級楽器で細部が雑ってのはあまり見ない。気を使って作ってるよね。

 

ところで、話は180度変わって・・・いや、90度くらい変わって(?)、某所でこんなのを

見つけてしまって、ちょっと釘付けに・・・(笑)。

ちょっと見にくいけど、2本あって、上が沖田総司、下が土方歳三と明記してある。

ま、以前、土方の愛刀「和泉守兼定」は持っていると書いたけど、それはまあ、それほど

高い物でもなく、ネットで写真で見ただけで気軽に注文したものなんで、それなりなんだけど、

写真のやつはちょっと作りが1ランク上な感じなんだな。値段も倍まではいかないけど、

まあまあ近い。土方のもいいけど、沖田のが、かっこいいなあ。実際がこんな細工だったとは

思わないけど、沖田のイメージっぽい。ま、沖田の愛刀「菊一文字則宗」は実際には所有して

いなかったようだけど、いいなあ、一振り欲しいなあ。誰かボーナスで買ってくれないかなあ(笑)。

さすがにこんな自分だけのオモチャは最近はずっと買ってないし、結局店の機材を買うことに

なるんだけどね。ボーナスももちろんないし。

いや、まあ大人が買えない値段でも全然ないけどさ。

 

と言うわけで、始めて買うときは、ちょっといい業物を、もとい、いい物を買った方がいいって話ね(笑)。


今年最後のセッション会

2013-12-21 | お店情報

・・・だったんですねえ、どうも今年最後とか、何周年とか、区切りをつけるのが

苦手でボケっとしちゃう私ですが、確かに今日は今年最後のセッション会でした!

これだけ長く、また、集まってくれる人もいい人ばかりで楽しいイベントが続いたのも

ホストリーダーのMako-san及びホストの方々、そしてなんと言っても、セッション自体を

楽しんで、協力してくれて、集まってくれる人たちのおかげだよね。

当たり前だけど、来てくれた人に満足して「また来たいな」と言う思いを持って帰って

もらえるよう、Mako-san及びスタッフ全員、気を使ってやっている。

自分が楽しむより、当然クライアント優先ね。

でも、実際自分たちも凄く楽しいんだな。演奏もそうだし、話をするだけでも

とても楽しい。

実際、俺も確かに気は使っている。「みんな来てね」と誰にでも声をかけて

いるけど、やはり人を見るようにはしている。

もしもトラブルメーカーみたいな人がいると、ちょっと周りに迷惑と言うか、

結局それが原因で来なくなってしまう人もいるからね。

ま、オレ基準になっちゃうんだけど。

そこはある程度は信じてもらうしかなんいんだけど、少なくとも不快なふるまいを

する人はいないよ、T☆ROCKSには。いつでもそう。俺が許さん!(笑)。

 

まあ、100%全員を満足させるのは難しいのはわかっているけどね、なるべく

100%に近くなるように気を配る。

中には火花を散らして、相手を叩きのめすような演奏をしたいって人もいるかも

知れないし、逆に歌いたいけど、バックは完璧に間違いなく演奏して欲しいって

人もいるかも知れない。でも、うちとはちょっと違うかな。

セッションはあくまでセッションで、ミスしても崩壊しても許されるし、相手の

音を良く聞いて、構成も決まっていない場合も多いし、その場である程度

探り探りやって行ってもOKな場だからね。

一緒にステージに上がった人には敬意を払って、一緒に作り上げるような

気持ちでやればいいよね。助け合ったり、迷惑かけ合ったりだよ(笑)。

 

来年一回目は1月17日(金)です。

 


1970年代と言う時代

2013-12-20 | 日記

以前も書いたけど、子供の頃見て、もう一度みたいなあシリーズの

日本の映画「神田川」1974年作品、主演:草刈正雄、関根恵子ですが、

やっと観れました。

当時観たのは劇場ではなくTVだったし、多分中学生・・・小学生ではなかったと思うが、

6年生くらいだったかも知れない。

さすがに当時は内容はあまりピンとこなかったね。大分忘れてたし。暗く重い映画だったって

記憶はあって、最後の草刈が叫ぶシーンは覚えていたけど・・・。

当時、中村雅俊と壇ふみ主演の「ふれあい」ってのもあって、そっちも観て、それは良く覚えている。

こっちはちょっとイマイチだったな、子供心にもお粗末すぎて・・・(苦笑

 

「神田川」はかぐや姫の同名の大ヒット曲をモチーフに作られているわけだけど、

あんまり関係ないね。曲は使われるけど。

日本人の中でもトップレベルのハンサム君、草刈正雄が、関根恵子と貧しくも

純愛を貫くストーリー・・・だといいんだけど(?)、そうでもない。

もうちょっときちんと人間の複雑な心境とか残酷な部分も描いていて、やや見せ方に

「?」な部分もあるけど、文芸的で思ったよりいい映画だった(失礼)。

まあ、でもとにかく重いし、暗いし、ハッピーエンドではないし、もやもや感も残るんだけど、

そこがリアルだなあと思ったね。子供の頃に観たとき、なんでハッピーエンドではないんだろう?

中途半端で終わるんだろうって思ったけど、そこがリアルなんだな。今観ると。

それにしても関根恵子の美しさって、当時も綺麗なおねーさんだなあって思ったけど、

今見てもやっぱり綺麗ですな(オヤジか)。

 

当時はこういう青春映画がいっぱい作られたと思うんだよね。

団塊の世代ってやつですかね?この時代に学生運動などをやっていた人たちは。

何を隠そう(別に隠してないけど)俺はこの頃の時代背景に一番影響を受けて育って

しまっている。ほぼトラウマ状態だよ。70年代中期から末期。

日本自体は高度成長期だと思うけど、それに乗り遅れた若者が、反体制だったり、

デモをしたり、内ゲバしたり、フォークソングに夢中になったり・・・。格差が激しくなる

一方で、いい会社に勤めるだけがどうも釈然としない若者たちが、くすぶって、髪を

伸ばして暗く鬱々としていて、それが大人たちから白い目で見られて、でもついていけなくて

・・・みたいな、そんなものにリアリティを感じて社会の歯車になってはいけない、みたいな

今でいう中二病みたいな(笑)若者の雰囲気を感じ取って影響を受けてしまっているんで、

結局今でもどこかネガティブだったりする。

特に恋愛感なんて、この映画の最たるものなんじゃないかと思うね。

結局、かぐや姫は月へ帰るのだ。どちらがかぐや姫かはわからないけど・・・みたいな。

怖いねー、子供の頃のトラウマは。

 

ところで、その前に、これは観たことがなかった「赤ちょうちん」主演:秋吉久美子、

も観ました。

こちらもかぐや姫の同名曲をモチーフにしてるけど、これまた歌の世界とはあんまり

関係ない。おでんを買うシーンやキャベツをかじるシーンもなかったし(笑)。

これも秋吉久美子のかわいさが際立ってますな。こっちは「神田川」よりはもうちょっと

ライトな気もするし、「神田川」より文芸チックさがないので普通の映画っぽい。

だけど、こちらの方が現実的にはラストは悲惨かな・・・。衝撃だよ、あれもトラウマになるかも。

 

でも実を言うと当時ってあんまりこういう青春ものって好きではなかったんだよね。

大体においてハピーエンドではないってのはわかっていたし、恋愛ものもちょっと苦手で。

松田優作が出る様なハードボイルド方面なんかは好きだったけど。

 

今の若い人が観てもきっと全然ピンと来ないとは思うし、観た方がいいとも思わないけど、

やっぱりそれぞれの時代の、その時代にピッタリ合った作品ってのがあるんだよな。

「神田川」なんてあの時代の空気を感じて生きていた人しかなかなか共感出来ないと思うよ。

あの閉塞感。一部的に今よりひどい(と思われる)格差社会、人間自体の上下関係。

今は今の問題があるからね。今現在に作られる映画や音楽がやっぱり今の時代を反映

するから、例えば「エヴァンゲリオン」なんか、あと30年後なんかに観たら、「ああ、こういう

時代だったんだよねえ、今の人にはわからないだろうな」ってなことになると思うよ、きっと。

「あの頃は携帯なんかが出始めで、若者の間にニートだの、社会全体にも精神疾患みたいのが

流行っていてねえ・・・今では信じられないだろうけど・・・」みたいな。

 

80~90年代の極彩色でポップでデジタルでイケイケな世界の影響より、70年代のモノクロームから

総天然色、アナログで閉塞感や焦燥感のある感じの影響の方が強いんだよなあ。

これがいけない。こう言っちゃあ、同年代の人はみんなダメみたいに聞こえるけど、やっぱりね、

70年代を知ってるか否かってちょっと違うと思うよ。70年代を幼少であまり影響を受けずに

育って、80年代以降に青春を過ごした人はもうちょっと明るいもの(笑)。そんな気がする。

あくまで個人的感想ね。

そんなこと言ったら戦争を知ってる人はもっと悲惨ってことになっちゃうもんなあ・・・。

個人差か、単純に。

 


ママがサンタにオールマイラビング

2013-12-19 | 日記

今、音楽教室に来ている人たちが、他の日もお店に来てくれて、楽器を弾いたり

発表会なんかで演奏をする機会があるんだけど、やっぱり確実にうまくなっていて、

嬉しい限り。コツコツやっている人は絶対に上達するもんね。

 

そして今度、季節柄「ママがサンタにキスをした」って言う、古くはジャクソン5、いや、マイケル

ジャクソンのソロか?の曲をやるんだけど、この曲についてひとネタ書きます(?)

これ、「ママがサンタにキスをした」だと微笑ましいし、確か原題はこうだったはず。

でも日本語訳も色々出ていて、また、多分勝手に書き換えて歌っている場合もあるようで、

「サンタがママにキスをした」になってるのもあるかも知れない。で、そうなってくると、ちと

状況は変わって来て、ちょっとマズくね?ってなってくる。ただ、これが実はサンタはパパだった

だと、これまた微笑ましい歌になるよね。でも究極の解釈として、実はクリスマスの日に、

ママが不倫をして、違う男とキスをしているところを幼かった子供が見てしまい、トラウマに

なるんだけど、それを自分なりにいい方へ無理矢理解釈して、トラウマを消そうと、間男を

サンタに仕上げた・・・と。これがこの歌の隠れた解釈である・・・と。そんなことを話して

いました、ちょっと前に。その時来たお客さんと。(笑)。

 

ところで、話は180度変わって、弦楽器の演奏で、簡単そうに聞こえて実は難しい演奏の一つに、

「3連符」ってのがあると思うんだよね。確かにギターソロの速弾きとかややこしい運指とか、

難しいなってのはすぐわかると思うんだけど、単純な「3連符」ってのも結構難しい。

少なくとも俺には(苦笑)。

これ、ピックで弾くからって言う条件が付くんだけどね。ピックで弾くってことはダウンとアップの

2通りしかないので、オモテとウラがおのずと決まってくる。ところが3連符ってのは文字通り、

3個の音なんで、ピッキングしてると一個ずつズレて来ちゃうんだな。

だから簡単な奏法のはずなのに異常に難しく感じる。少なくとも俺には(2回目)。

 

俺、今まで、何度もビートルズの「オール・マイラビング」を歌って演奏してきたことが

あるんだけど(遊びでね)、あのランニングベースをやりながら歌うのはそうそう簡単には

出来ないよ。歌とベースラインが完全分離してるからねえ。歌が2通りあると言ってもいい。

ま、でもベースは4分音符でシンコペもしないんで、一度指が憶えてしまえば、まあ大丈夫。

そこで、問題になるのが、ジョン・レノンの弾く、完全な3連符のリズムギター。

チャカチャ、チャカチャ、チャカチャ、チャカチャ・・・ってサビ前まで一個の休符も入れずに

「3」で刻んでいく。当然あのテンポだとアップダウンで弾かないと追いつかないので、

ダウンだけで弾くと言うわけにはいかない。ダウンだけなら何も悩む必要はない。

これ、大昔に自分でMTRで多重録音したことがあって、この3連符は当然再現したけど、

頭の中では「チャカチャチャンチャ・・・」って「ン」の部分で一個抜いた気持ちで弾いた記憶がある。

実際、ここを一個抜くととたんに簡単なフレーズになるんだ。抜くと言うのは空ピックにして、

空振りするってことだけなんだけど。でも実際は空振りしないでピックは弦に当てて音は出す。

こうすると綺麗に3連符が出来るんだけどさ。でも力が均等ではないからジョンのような綺麗な

均等な3連には聞こえないんだ。ややアクセントがついた3連符に聞こえる。

ま、でもそうでもしないと3連符自体が出来ないんだ。

 

で、今までこの曲は遊びでやることが多いんで、ギターもドラムも「適当にやって」的に演奏して

もらうことが多いんだけど、ちょっとビートルズが好きなギタリストはやっぱりこの3連符を弾きたがる。

弾きたがる・・・が、今まできちんと出来た人を見たためしがない!本当に!

みんな見事に出来ていない。まるで3連符になっていない。ただの16分音符の数が合わない

バージョンになっていて、邪魔なことこの上ない、ただのノイズになっている場合が多い。

で、みんなあんまり気づいていない。出来ていると思っている場合も多いね。でも出来てないよ(苦笑)。

大概早くなってるね。3連ではなく4連に近くなってる。小節の最後が余ってるよ(苦笑

嘘だと思ったら、オール・マイ・ラビングを聞きながら、完全な3連符で弾いてみ。

コードはF#m、B7、E、C#m、A、F#m、D、B7・・・・だ。

 

実際にジョン・レノンも相当苦労していたのかって?それがそうでもないんだな。

確か実際にこの曲を生演奏している映像がいくつかある。どれを見てもジョンは涼しい顔をして、

完璧で綺麗な3連符を完璧なリズム感で弾いている。ピッキングが余ったりごまかしたりなんて

決してしていない。一個もズレていないね。気を付けないとウラ、オモテが逆になるので大概

ズレちゃうんだ。均等に3で割るのが難しんだよね。

でもジョンは「そんなの知らねー」って顔して楽勝で弾いてるのが凄いよ。

騎馬民族は馬に乗っていたから、パッパカ、パッパカって言う3連シャッフルのリズムが身体に

染みついていて、日本人は農耕民族だからそれがない・・・なんてもっともらしい話も昔、

あったけどどうも眉唾だな・・・と個人的には思う。

 

ま、でもここまで書いてきて「別に?楽勝で出来るけど?」って方には謝ります。

ごめんなさい!!!

 


ファンその2

2013-12-15 | お店情報

「STORMBRINGER」こちらも、観るのが楽しみなバンドでもある。

まっすぐなメタルをやっているバンドなんだけど、文字通り直球勝負、真っ正直なメタルを

一糸乱れず演奏してくれる。ただ、それだけ。ただ、それだけなんだけど、それをグレード

高くやってくれるのはなかなか難しいんだよね。

メタル系の音楽って、まあ、言ってしまえば、例えばハイトーンボーカルとか、ギターの早弾きとか、

ツーバスであるとか・・・もっと乱暴な言い方をすれば爆音であればなんとかかっこはつく音楽・・・

なんて印象があるかも知れないけど、それだとやっぱり特にまた観たいとは思わないんだよね。

ここのバンドはバンド全員の楽器の音、ボーカルが一塊になって攻めてくる感じ。

当たり前のことだけど、練習して全員の息を合わせて、クセをつかんで、自然にここまで

持ってきてやっているんだけど、実はそこまで持ってくるのがなかなか大変なことである。

「一体感がない」「メンバー間の息を合わせて」「縦の線を揃えて」「ドラムに合わせて」・・・

ほぼ言っていることは同じなんだけど、良く俺が言っている言葉。

この辺はメンバー間の相性もあるかも知れない。

自然に苦労せず合わせやすい人も居るかもしれないし、気を付けてクセを読み合って

いかないとうまく合わせるのが難しい場合もある。

 

STORMも乱れることもないわけではないけど、印象として一気に歌と演奏が、

直線で心に響いてくる感じ。うん、やっぱり一体感だな。

散弾銃じゃなくて大砲って感じ?変な例えだ(笑)。

 


ファンなんですbyT☆ROCKS編

2013-12-15 | お店情報

急ですが、15日にT☆ROCKSで、Cindy&LaupersとTEXUSがツーマン(OPあり)を

やるんだけど、やっぱり魅力あるアーティストを観るのはとても楽しみだね。

特に楽曲に魅力があるのが個人的には好きだなあ。パフォーマンス方面で言うと・・・

本当に申し訳ないし手前味噌で何様?って感じかも知れないけど、NITE-RANGERが最高なんで(苦笑

話はそれましたが、LIFEGUARDは有名だからいいとして、そこの天才ギタリスト、ボブと、これまた

才能あふれるピアニスト(?)GECKOが中心になっているだけあって、ぶっ飛んでるけど、かっこいい

曲とリフが満載!どんな曲が飛び出すか楽しみなのだ!

 

新作が楽しみのアーティストって老若男女問わず、いるんだよねー。

もう本当に歳は関係なくて、個人的には「satosix」の新作は楽しみ過ぎる!毎回良すぎてびっくりするから!

粗削りな部分も多いんだけど、作品は本当に凄い!声もいいし、本当に見た方がいいよ!

あざといところがないのが凄いんだな。「こうやったらいい曲になるでしょ?」的ないやらしさが感じられない。

あと、最近ではガンガン売出し中だけど「あーた」ね。普通のかわいい女の子がここまでセンスのいい

曲をギター1本でやるか!って感じ。声も凄く良いのでそりゃファンも増えるわな。

心を込めてファンに接する態度も良いねえ。

 

あと、Cindy&Laupersと激突する「TEXUS」。ここもセンスが良くて、個人的にはツボのメロディが

多いね。たまに外すけど(笑)。そのコードでそのメロディ?って不思議なのも多いけどさ(笑)。

外タレの曲みたいでかっこいいんだ。

 

あと、そうだなあ、新作が楽しみなアーティストは、「菊池銀次」。単純にいい曲と、ヒネリが利きすぎて

どっか行っちゃうあの感じがクセになってねえ(笑)。何度も聞いてると良くなるパターン。

それと昔から「Anymort」ね、ここもいい楽曲とハモリが素晴らしいからね。

あと、「中嶋善次郎」。コレもね、いいんですよ(笑)。個人的に彼も天才肌のギタリストかなと思うんだけど、

曲もやっぱり一筋縄ではいかなくて、センスがいいのが多いな。彼の作品も「あざとらしさ」を感じない。

 

他にもいっぱいいるけど・・・最近ピンと来てるのはこの辺だったかなあ・・・。

あ、ちょっと前は「Elmer」がいい曲が多かったな。

そうだ、「Sindow」も、どんどんいい曲が増えて来てる。