教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

引き算を考える

2016-11-29 | 音楽的アドバイス

バンドサウンドについては本当に奥が深いし、なかなか正解がないよね。

やり続ける限り、ずっと悩んだり発見したりの繰り返しなんだろうなあ。

 

主に弦楽器になるけど、昨今は楽器自体と言うより、足元のエフェクター類が

すごく充実していて、なおかつ、アンプ類もいくらでも大音量にすることが

出来て、まあ、パワーや音圧と言った部分ではそれこそ60~70年代あたりと

比べると倍以上にすごいことになっているんじゃないかなあ?(笑)。

 

レコードもそうだもんね。昔のレコード・・・例えばエアロスミスだの

KISSだのの初期のアルバムなんかは「ここにドラムがいます、ここにジョー

のギターがあって、スティーブンのボーカル、ここにベースがいて、タンバリンが

ここで・・・」みたいにハッキリと全部の楽器が分離良く聞こえるというか、

ギターをたくさん重ねてもそれほどグシャっとならずに、やっていることが

きちんと聞こえたと思うんだよね。

 

でも正直、今のロックバンドの音のほうが数倍すごいよ、やっぱり。

もうレコードの出てくる音がすごい迫力で音圧があってかっこいいよね。

ただ全員目の前にいるというか、奥行き感があまりないというか、

とにかく隙間が一切ないからギターなどは飽和状態で分離は良くないし、

ベースも低域はよく出ているけどフレーズも聞き分けづらいし、何より

コンプでものすごくつぶしているんで「ここは8で弾いているんだろうけど、

ボーーってつながって聞こえちゃうなあ」みたいな演奏者としては少し

残念な感じになりかねない気がする。

 

まあ、もうね、ドラムの音が一番違うかな。昔はいくらタムをたくさん叩いても

ほかの音をマスキングしなかったけど、今はタムの音自体が迫力があるから

派手なタム回しをしちゃうとほかの楽器は消されちゃう感じがあるなあ。

バスドラもすごいし。

 

そう、やっぱり音と音の間に隙間がなんだろうね。

 

イーグルスとかKISSのピータークリスなんていくらタムを叩いても全然

ほかの楽器に影響を及ぼさなかったんだけど(笑)。

 

確かに音自体は今聞くとショボいわな。

ショボいからいろいろアイディアを練って色んなアレンジをしていたんだろうけど。

今の音じゃ、「この音を目立たせるためには他はあまりたくさんのノートを弾くな」って

感じのアレンジじゃないと成立しなくなってきている感じがするよ。

 

ギターの歪みも凄いし、ぶっ太いベースの音、超低域まで出ているバスドラ・・・など、

存在感がすごいんであまり細かいことをやりなさんな、って音色になっちゃってる気がする(笑)。

もちろんいいとこ取りをしている絶妙なレコードがあるのも事実だけど。

 

ま、それはいいんだけど、結局、生演奏する際にもね、似たような現象があるかなって

思うんだけど、要は全体にパワーがありすぎると相殺してしまうというか、音が強すぎて

ほかの楽器まで侵食していくとバンドサウンドが濁っちゃうだろうなあってこと。

実際、そういうバンドは多くて、迫力があるのはいいんだけど、イマイチ何をやっているのか

わかりづらい音像になっちゃうんだよね。

かと言ってロック系であまりに細い音も悲しいものもあるし・・・。

 

ただね、最近自分も割と音を足していく作業はやりやすいんだけど、引いていく作業って

難しいんだけど、結局はなるべくほかの楽器やVoを侵食しない音作りが出来たら、

「ほかの音を返してください」って言わなくても(ま、俺は言ったことないけど)共存が

出来てよい環境で演奏ができるだろうなあ、と思っていてね。思ってはいたんだけど

なかなかうまくいかなかったんだけど、少しできるようになってきた。

 

もちろん自分の好きな音でやるのが一番で、そことの兼ね合いになるわけでそこは

譲れない部分なんだけど、ちょっといい感じにできるようになってきた。

何年演奏しているんだって話だけど(笑)。

 

まあ、ベースと言う楽器は特に他の楽器の音色に左右されるかもしれない。

ギターほど上の帯域にいないので音程が聞こえにくいし、ドラムのシンバルやバスドラに

消される部分もあるし。

 

それで昨今は音を強くしていく作業はプリアンプやEQなどでいくらでもできるんだよね。

もうアンプのボリュームも1でいいくらいに(笑)。

電気さえあればいくらでもね。実際そうやってすごく太い音になって、それで周りの

音を全部消しちゃうのでモニターから返してくださいと言う演者さんも多いんだけど、

結局あんまり誰も得をしていないというか。音程感が不明瞭になるほどの音の太さだと、

ボリュームを上げないと自分が何をやっているのかわからないからボリュームを上げざるを

得ないってことになって、ちと周りは迷惑、みたいな。

 

以前から言っているけど、自分はなるべく小さな音で、なおかつ自分の納得する良い音で、

演奏したい。大きな音にしなければ聞き分けられないって音作りにはしたくなくて。

大きな音にすれば誰だって聞き取れるわけだし。

(腕前の問題ももちろんあるんだけど)

 

最近少しいい感じになってきたのは(もちろんケースバイケースだけど)、

定番ではあるけど、ベースにおいて、ギターとぶつかるであろう帯域を少しカットして

お互いの音を殺さないようにする音作り。具体的には500Hzとか800Hzなどを下げて

音をすっきりさせてそうすると相対的に80hlz以下が出てきたように聞こえるから、そこから

下も下げてやる、と。

耳に痛い2.5khzなどもアタックが目立って耳障りならカットすると・・・。おそらく

8khz以上のかなり高いほうはシンバルなどに消されてあまりカットしなくても大丈夫な

気がする。

こういう特性をもったプリアンプやEQで「足し算」ではなく「引き算」で考えてみると

良い結果になることもあると感じている。

最近はギター、ドラムともよく聞こえ、Voも歌いやすいベースの音色に近づきつつある

ような気がする。気がするだけかしら?(笑)。

 

結局、60~70年代あたりはそこまですごい機材があふれていなかったので、足し算で

どんどん積み上げていってもよかったのかもしれないけど、今は逆に強くなりすぎちゃう

傾向にあるので、一回、引き算も考えてみるといいかもしれない。

ギターもやはり立ち位置に困るくらいのハウリングが出るほど、歪みエフェクターで、

ゲインを上げている人も多いけど、それもケースバイケースで結局「ベースとドラムを

返してください」って言っている状況じゃ(演奏できなくて困るほど)ちょっと疑問かな。

 

 


ベース弾いてみました!~間違い探し~正解発表!

2016-11-25 | 音楽的アドバイス

ちまたで話題沸騰の(噓)、TOSHIさん、ベース弾くってよ、ですが、

まあ、いろいろといいかげんなところもあるかと思いますが、

このコードに対してこの音は弾いてはいけないという音がひとつだけ

ありまして、そこはどこだ!?と言う話だったんですが、

ヒントは松田聖子の楽曲、8分音符一個だけということで、たくさんのリスナーの

方から答えのお葉書をいただきました!

 

それでは正解を発表いたします!

♪ドゥルルルル~(ドラムロール)

 

正解は「松田聖子、”白いパラソル”」

 

でした!

 

さあ、では早速、解説していきましょう。

 

サビが(3:09)

♪な~ぎさに~しろいパラソル~・・・

 

ですね。

 

その後、

 

(3:22)

♪あなたを~し~り~た~い・・・

と続くのですが、それの

 

”た~い”

の部分です。

 

コード進行は、

 

/Em   /  Em    /     B   /   B

♪あなたを~し~り~た~い・・・

 

なのですが、私、ちょっと勘違いしまして、

 

/Em   /  Em    /     Bm   /   Bm

♪あなたを~し~り~た~い・・・

 

の解釈で弾いてしまいまして、本来ならBメジャーコードなので、

3度の音使いをE♭にしなければいけないところを、半音下がったD音を弾いて

しまっています。これだと”Bmですよ”って説明しているようなものなので、

一番やっちゃいけないやつです!

わざとここをBmにするってアレンジもよくあるので、それならばいいのですが

ここは違いました・・・。ごめんよ、聖子。

 

と、言うわけで、正解は「白いパラソルのサビの後半、BメジャーをBmの解釈で弾いている」でした!

 

 

 

 

 

 

 

 


ミストーン

2016-11-22 | 音楽的アドバイス

発表以来、エクセレント!と好評な”ベース弾いてみました”ですが(?)、

ひとつ気がかりなことがありまして、あきらかなミストーンが一つあります。

まあ、そこかしこにあるって言えばありますが、なかなか明確に”このコードで

この音使いはご法度”と言う音使いをしている部分がひとつありまして、直そうか

とも思ったのですが、もう面倒なのでいいかと言うことでそのまま載せてしまった

次第なんです。

 

考えようによっちゃオシャレと言うか、そこのコードの解釈がそれなら、それで

合っているのですが、そうではなかったということに後で気づいたわけです。

わかりづらいけど、つまりは自分が思っていたコードではなかった、オーマガーって

ことですね。

8分音符一個分なんですぐに通り過ぎちゃうんで、わかりづらいのと、”そのコードは

その解釈もおかしくはない”ってことで、気持ち悪い不協和音にはなっていなんで、初めは

気づかなかったんですけどね。

ただベーシストとしては恥ずかしすぎるミストーンです。

 

わかった方には豪華賞品をプレゼントしましょう・・・。いや、それだとたくさん

指摘されそうだな(笑)。全部言い訳できない可能性もあるしな。

 

探したい物好きな方はぜひチャレンジしてみてください。

曲数が膨大すぎるので、絞り込みとして松田聖子の曲と言っておきましょう。

 

まあ、後日発表する予定です。興味ないとは思うけど(笑)。


ベース弾いてみました!

2016-11-21 | 音楽的アドバイス

ベース弾いてみました!

 

最近、色々ベース演奏のサポートを頼まれていまして、
それと同時に”演奏をしたいので、教えて欲しい”と言う
依頼も来まして、実際に教えたりもするのですが、
その際、こちらで動画を撮って、”これと同じように
弾けば個人練習も出来るよ”ということで作ってみました。

で、作って自分で見直してみたらなかなか面白くて、
(教えることとは関係なくなりますが)ここ最近コピって欲しいと
言われて練習のためにMTRに入っていた曲を少しずつ
弾いてみました!
曲は必要なくなるとMTRから消しちゃうんで、最近やった曲
ばかりなんだけど。

前途の通り初めは教える用に撮ったのですが、実際に
真正面から左手の映像を見ると、確かに大体の
ポジション、音の切り方などはわかりやすいけど、
例えば人差し指で3弦(A弦)などを押さえる際に
自然に4弦(E弦)も音が鳴らないように中指で
触れてミュートしたりするんだけど、それを真正面から
見るとどれが実際に押さえている指かわからなかったり
するんだよね。

弦楽器、特に弦が太くて、鳴らしていい音といけない音が
ハッキリしている楽器はミュートに一番気を付けるからねえ。
ミュートしない方が難しい。

まあ、偉そうに言えるほどではないんだけど、そんな感じで
映像を撮ってみたのでお時間のある時にでも見てくださると
嬉しいです。
1曲分はAメロからサビくらいまでとか短めにサクサク行きます。

思い出しながら弾いているし、画面をよく見ると譜面を見ながら
弾いているのもあるので微妙な演奏もある気もしますが、
ご了承ください。言いわけです(笑)。

あと、ちなみに完コピではないので、その辺もご了承ください。
勝手にアレンジした部分と、実際の生演奏の際にはキーボードが
いなかったりギターが一本なので・・・的なことを考慮した演奏になってます・・・
なってるのかな・・なってることにしてください。


もう、言われるままにコピってるので、選曲は凄いですよ。
わざとあまり関連のない並びにしてたりもするんで、聖子ちゃんと
ハードロックがならんでいたりします(笑)。

 

4つに分かれています。一つは8~10分程度。


=Bass1=<br>
ダンシングクイーン(アバ)<br>
フレンズ(レベッカ)<br>
ストレンジャーインディスタウン(リッチーサンボラ)<br>
夏の扉(松田聖子)<br>
コールミー(ブロンディ)<br>
ヘヴイローテーション(AKB48)<br>
ドリームポリス(チープトリック)<br>
ストーリー(AI)<br>


=Bass2=<br>
クライングインザレイン(ホワイトスネイク)<br>
夢見る少女じゃいられない(相川七瀬)<br>
イッツソーイージー(リンダロンシュタット)<br>
なごり雪(イルカ)<br>
ヴィーナス(ショッキングブルー)<br>
カモンカモン(チープトリック)<br>
夏祭り(ジッタリンジン)<br>
静かな夜に願いを込めて(不明)<br>
こちら葛飾区亀有公園前派出所(不明)<br>


=Bass3=<br>
ハイウェイスター(ディープパープル)<br>
クリーミーマミ(不明)<br>
チェリーブラッサム(松田聖子)<br>
ビッグアイズ(チープトリック)<br>
Cagayake!GARLS(不明)<br>
デッドオアアライブ(ボンジョビ)<br>
ラブパッション(レベッカ)<br>

=Bass4=<br>
Goin'!!!(不明)<br>
リヴィングオンザプレーヤー(リッチーサンボラ&オリアンティ)<br>
リベリオン(不明)<br>
白いパラソル(松田聖子)<br>
甘い罠(チープトリック)<br>
ハートブレーカー(グランドファンクレイルロード)<br>
天使のウインク(松田聖子)<br>
ハローゼア(チープトリック)<br>
サレンダー(チープトリック)<br>
Tokyoロード(リッチーサンボラ&オリアンティ)<br>
マイシャローナ(ナック)
<br>


バンド(イベント)はプロレス的

2016-11-11 | 音楽的アドバイス

たけなかしんじ氏がバンド(イベント)はプロレス的で面白い、と言う

発言があって、以前にも書いたかもしれないけどそれは自分も常々思っていて。

 

自分が思うプロレスのイメージや醍醐味は、”イベントを通して色んなスタイルの

試合や選手を楽しめる”って部分だと思っています。

もちろん勝負事なんで”勝ち負け”もかなり大事。でもそれと同等に”試合内容”も

重要な要素かなと思っていますね。

 

大きなイベントのプロレス興行なんかはね、長くやることになるので、途中

トイレなどに行くことになる。で、その際に”この試合つまらなそうだから

行っちゃおう”とか思っちゃうわけ。”その選手を見たい”場合はその試合を

見るだろうけど、そうでもない場合は”彼の試合は退屈なことも多いしなあ”と

思った時点でトイレ候補になっちゃうんだよね(笑)。

”いい””悪い”ではなくて、単純に”面白い”か”面白くない”か、”退屈する”か”しないか”

ただそれだけ。(ここからしばらく個人的なプロレス選手ネタになります)

例えば獣神サンダーライガー、金本なんかは面白いし、熱い。

猪木はカリスマ性があるからとにかく見ないといけない。

武藤はアタリハズレもあるものの、奇想天外のことをやることもあるし、天才なんで

やっぱり見る。

蝶野は好きな選手ではあるけど、いかんせん試合内容は地味。”そこでその技やるか!”と言う

奇想天外さもない。STFとケンカキック(はじめはヤクザキックと言った)、ブレインバスター

しかないし、一番派手な技がフライングショルダーアタックじゃなあ・・・。

長州はファンだったので見なければいかん。藤波は相手による。木村健吾は圏外。飯塚も

見る価値なし(ひでぇな)、前田は危険なので見る(笑)。越中は別段見なくてもいいかな。

永田も見なくていい。最近では棚橋、オカダ、中邑は見る。中西、天山、小島も大味でなあ。

天龍も好きな選手だけど試合内容的にはあんまりおもしろくはないほうだったよなあ。

鶴田は強すぎて本気を出すと相手が壊れちゃうので、手を抜いているのが面白いので見る(笑)。

佐山タイガーは文句なく、大仁田も全日本のジュニアヘビー時代はいい試合していたと

思うよ。

 

まあ、きりがないし、興味ない人にはさっぱりわからない内容だろうけど、勝敗も大事なんだけど

何か惹きつけるものがないとやっぱり見る気が失せるよね。

 

同じようにステージもね、勝敗と言うより、”あのバンドは曲がよかった”とか”演奏がうまかった”

”とにかく楽しかった”とかいろんな方向で楽しませてくれればいいわけで、”退屈だからトイレ行くか”

”タバコ吸いに行くか”って思われたらいくらうまくてもかっこよくてもダメなんだろうなって思う。

で、そのイベントでどれが一番と言うよりは、どのバンドも特色を生かして色んな方向で楽しませて

くれればいいと思う。SMAPじゃないけど、その花を咲かせることだけに一所懸命になればいい

んじゃなかいな。ライガーは猪木になれないわけで。その逆もしかり。

 

プロレスってのはベルトを賭けたり、勝敗を競っている割に実は真逆の要素も多分にあって、

強いけど人気のない選手もいるし、これが例えば陸上の100メートル走なんかだと文句なく

一番速いタイムを出した人が一躍有名になって、2番の人はあまり注目をあびないんだけど、

プロレスは10番の選手でも人気を出すことができる。

バンドやアーティスト活動も似ているなあと思って。

歌がうまいけどそれほど好かれない場合もあるだろうし、それほどでもないけど人気が出る

場合だってある。

 


るろフェス

2016-11-08 | お店情報

ロックシンガー&ギタリスト&ソングライター、「流浪」。

”流浪”主催<るろフェス>

 

独自な刺激的なアーティストさんが集まってくれて、すこぶる

ロックな一日になりました!!

 


<るろFEST~2016~>

「山田拓実」「井上雄二郎」「momo」「神田愛莉佳 」「GalaxyRovers」「流浪」

 

 

 

 

 

ACT紹介:

「山田拓実」

カホンとアコギ&ボーカルで出場。どこか懐かしい感じのする等身大のオリジナル曲を歌って

くれました。彼の個性が良く出ていました。府中フライトでワンマンも決定しています。

技術的にはこれからどんどん良くなるでしょう。

 

「井上雄二郎」

期待を裏切らない”ゆうじろう”の今回のしばりは(?)R.I.Pアーティスト(間違った使い方だけど)

KISSのエリック・カー、デヴィット・ボウイ、レミー・キルミスター、ピート・バーンズ、ルー・リード、

フレディ・マーキュリー、本田美奈子、ゲイリー・ムーア・・・などなど。びっくりした(笑)。

 

「momo」

ピアノ弾き語りで、しっとりと、また力強く歌を聞かせてくれました。MCでのBGMもとても

効果的でどこかストーリーのあるようなステージ展開がとてもすてきでした。

歌とピアノの腕前も素晴らしかったですね。

 

「神田愛莉佳 」

今日の個性派代表でしょうか!どのアーティストさんも個性的ですが、彼女も相当です。

そして何気に楽曲がクセになる感じでなかなかかっこいいのですよ。全部を理解するまでは

まだかかりますが、これから何回か見て行くときっとハマることでしょう(笑)。

 

「GalaxyRovers」

個性派ボーカルと言えばこちら!最近はカホンのりょう君も歌うようになってますますかっこよく

なってますね。男くささプンプンですが、ステージを降りるととてもシャイでやさしいお二人です。

最近出来上がってくる曲もどんどんかっこよくなってますね。これからも期待です。

 

「流浪」

そしてハードロッカーの登場。今回ロスから中途半端なニッキー・トシックスが来日と言うことで

場が生暖かくなりましたが、コラボさせてもらいました。思い切りかっとぶマサさんについて行くのが

やっとでしたが、楽しいコラボをさせてもらいました。

ギター&ボーカルも完全に自分のものにしていますので、安心して刺激的なライブを見せて

もらいました。かっこよかったですね。

 

 

 

 

途中、”るろビンゴ”、最後に”るろくじ”もやりました!(笑)

なんでも”るろ”付けりゃいいってもんじゃないけど、この日はなんでも”るろ”ついてます!

 

 

好評につき、第二弾も来年2月にやる予定です!

気になる方はぜひご連絡ください。ソロからバンドまで幅広く募集しますよ!

 

 


13周年記念イベント:後記

2016-11-04 | 音楽的アドバイス

ああ、一週間くらいちょっと調子悪かった。

やはり季節の変わり目、それに急激に寒くなったりすると体調崩しますね~。

 

さて、前回に続き、記念イベントを振り返ってみたいと思います。

まず、どのアーティストさんも個性が豊かで、お客さんにいいものを提供しようと

言う姿勢が基本的にあるので見ていて面白いですよね。

 

「たけなかしんじ」

今回は彼が先導してアーティストさんに声をかけてくれまして実現した企画ですが

彼自身は今は積極的な音楽活動は控えているものの、ライブハウス以外の場所などで

定期的には歌っているだけあって、特にブランクも感じさせず、相変わらず太い伸びやかな

声を聴かせてくれました。彼も世界観を持っていまして、個人的にはややノスタルジックな

昭和っぽいあたたたかな内容の歌が多いと思います。深刻な曲もありますが。

主催と言うことでトップを務めていただきました。

 

「YUKIORevolution」

オリジナルバンドも持っていますが、今回は自身のファンでもあるTM.Revolutinの

カバーで出演してくれました。

難しい楽曲をうまく歌いこなせていたと思います。彼女の持ち歌のように自分の

中に取り込んで歌っているような気もしました。モノマネをする場合はダメなんで

しょうけど、実際アーティストの個性が出るのはいいことだと思っています。

自分の色が消えないのはひとつの武器だと思います。

最後は以前作ったチャリティソングをDaiさんをゲストに迎えてコラボして

くれました!最近評判がいいようで(笑)、これが売れたらピコ太郎のように

記者会見します。

 

 

「華将と真澄」

唯一無二の曲を聞かせてくれる兄妹ディオ。すばらしいハーモニーで魅了して

くれます。衣装もいつもすばらしいですね。以前はAnymortと言う名義で活動して

いまして、今よりはポップ目でテンポ感のある楽曲がやや多かったかな。

今回は特別にここでいつもやっていた懐かしい曲も聞かせてくれて感慨無量でした。

こうやって今の曲と並べて聞くと二人の成長ぶりもよくわかりましすね。

名物の「本日のライブDVDの即席販売」も好評で、サイン入りで結構売れていました!

 

 

「みらいあいこ」

ワールドを持っている、彼女は実は最強かもしれません(笑)。

あのたけなか氏をもってしても”ニテレンの後はやりにくい”と言うのに(笑)彼女は

前だろうと後ろだろうとまるで気にしません。マイペースで彼女のステージを彼女の

やりたいようにやる。そして見事にワールドにもっていってしまうマジックがあります。

今回は仕事の都合上この位置になったのですがしっかり務めてくれました。

いつもと少し趣向を変えて音源とギター演奏で楽しませてくれました。

 

「NITE-RANGER」

NISE-RANGERの時はセッション会ホストのマコさんを助っ人に、今回はNight Hengerからの

助っ人、”文太”さんと”Haruna”さんを迎えてステージをこなすことができました。

Harunaさんのキーボードはさすがの一言でバンドをブラッシュアップしてくれました。

文太さんもたたずまいなどがジェフって感じで(身長も高いし)、しっかりサポートして

くれました。楽しそうに演奏をしてくれるというのはこのバンドの場合大事で、お二人

とも実に良い笑顔で演奏してくれました。

日本に数頭しかいない絶滅危惧種のNIGHT-RANGERカバーバンドの人たちも見に来て

くれて嬉しかったですね。

 

dayuねえさんとKyo-chanはいつも通り(笑)。重めでタイトなロックドラムのdayuさんと

ブラッドよりブラッドらしいギター、前へ出るときは思いっきり出て、引っ込むところは

さっと引っ込む。お客さんの心をつかむのもうまいので、私的にはかなり楽です。

放っておいてもいい仕事をしてくれる。(上から目線で申し訳ないですが)私がサポートする

必要もないというか。まあ、長いのでね、阿吽の呼吸と言うか。

 

自分がサポートの立場の場合は特に気にする必要もなく、主役に任せればいいんですが、

自分のバンドとなると”しっかりお客様を楽しませなくていけない”と思ってしまうんで、

バンドメンバーが弱ければサポートしなくていけないし、お客様にマイナスの影響が出るなら

あまり前に出さないようにしなければいけないと思ってしまう。

また逆に自分がサポート的に入った場合は、やはりTPOをわきまえるというか(笑)、変に

主役より目立たないようにするとか、後ろでコッソリかっこつけてるとか、まあ気を付けますね。

そのバンドが何を求めているのか、見に来たお客さんが何を求めているのか。

 

色んなバンドのやり方があるので一概には言えませんが、偶然的に各メンバーが好き勝手に

やってよくなる場合もあるし、ある程度計算したほうがいい場合もあると思います。

逆の考え方もあって、”この程度でかすむくらいなら、役不足なんじゃない?”って言う

厳しい考え方もあるかと思います。特にセンターに立つ場合はね。

センターばかり華があってその他が地味ってのもバックバンドみたいになっちゃうけど(笑)。

 

お客さんのことはあまり考えず、楽しみのためにやっているという体のバンドさんの場合は

一向にこんなことは考えなくてもいいんですよ。念のため。それももちろんありです。

 

だいぶ話が違う方向にそれてしまいましたが、何年たっても相も変わらず同じことを言っている

オーナーですが(笑)、ここまでやり続けているすばらしいアーティストさんと、すばらしい人たちに

囲まれて楽しい一日を過ごすことができ、また今でもすばらしい人たちとの出会いは続いています。

 

思いが強すぎてたまに厳しいことも言ってしまうかも知れませんが(笑)、それだけ本気と

言うことで聞いていただければ幸いです。

 

本当に集まってくれた皆さん、たけなかさん、ありがとうございました!

また良い音楽、良いお話を聞かせてください!

 

 

 

 


T☆ROCKS13周年記念イベント

2016-11-02 | お店情報

2016.10.29<たけなかしんじ協賛、T☆ROCKS13周年記念イベント>

 

ソロアーティスト、たけなかしんじ氏による同窓会みたいなイベント。

TOSHIと協力のもと無事開催に至りました!

 

たけなかしんじ(オリジナル曲。途中、東北地方震災チャリティソング「あした」をTOSHIとコラボ)

 

YUKIORevolution(TMRevolutionカバー。途中、チャリティソング~親愛なる君へ~Daiとコラボ)

 

華将と真澄(オリジナル曲)

 

みらいあいこ(オリジナル曲)

 

NITE-RANGER(ナイトレンジャーカバー)

 

お客様も多数来ていただき、本当に楽しい刺激的なイベントでした!

 

それにしても、いくら自分ひとりががんばってもお店的にどうなるものでもなく、

皆さんが来てくれないとどうしようもないわけです。

もちろん自分とスタッフ、店的にも魅力的になるよう、日々努力をしてきたつもり

ですが、ここまでやって来られたのもすべてはアーティストさんと、それを見に来てくれた

お客さんのおかげなんですよね。

 

本当に感謝いたします。

おかげさまで、今回のように刺激的、かつ、個性豊かなアーティストさんが

多数T☆ROCKSにも集まって来てくれています。

やはり自分なりに、自分の個性を伸ばしてきたアーティストさんがいつまでも続けることが

出来るのかなと思います。

その時の流行ばかりを追いかけていてもなかなか難しいかなと思いますし、結局

ブレずに自分のやり方、やりたいことを続けるのが一番大切なことではないかと思います。