こういう仕事をしていると、当然たくさんの人たちと交流することになる。
以前も書いたけど、非常に素晴らしい人たちと知り合いになれて
とても良いお付き合いをさせていただいている。
皆さん個性的だけど本当に素晴らしい人たちばかり。
素晴らしい人たちばかり・・・だけど、少しばかりそうでない人たちも
残念ながらいるようである。
そして、たまにそういう相談も受けることもないこともない。
まあ、どこに行ってもね、人間関係の悩みやいざこざは必ず
あるわけで、もはやそれこそが生きる上でもっとも重要な位置を
占める問題でもあるよね。
で、お互いに嫌い合ってるとか、お互いに主義主張が違って衝突するとか、
そういった双方に問題がある場合はわかりやすいからそんなに問題に
ならないと言うか、勝手にいがみ合っていればいいじゃんと言うことに
なるんだけど、面倒なのは、片方は何もアクションを起こしていないのに、
なぜか片方が急に攻撃しだして嫌がらせなどが来るケース。
まあ、自分の周りは大人なんで、そんなに常軌を逸した事案ってのは
ほとんどないけど、たまに問題になるケースもあるみたい。
なんとな~く皆さんのお話を聞いたり、経験したことなどから自分なりに
推測して話を進めてみようかなと思う。
理由はなんだろう。
様々な理由があると推測する。
あくまで推測ですよ。
一番基本となるのは”相手を嫌ってる”わけだから、単純に言えば、
”自分が嫌いなものを相手が好きとか、自分の嫌いな人を相手が好きとか、
とにかく自分の嫌いな事柄を相手が好き”ってのが一番単純な理由の
一つに挙げられると思う。
まあ、でもこんな理由で人を攻撃するのは中学生までかなあ(笑)。
そりゃ、誰でも多少不愉快でしょうよ、自分が好きでないものを好きって言ってる人は。
でももちろんそれは人の意見ですから尊重しないと、やっていけない
わけなんですが、たまにちょっとでも自分と主義主張が違ってくると、
相手を急に嫌いになる人がいるみたい。
この場合、地雷がわかればまだしも、何のことかわからないとますます対処が難しいよね。
それから、”離れるときに事実と異なる理由をでっち上げ、相手を悪者にし、自分は
仕方なく去らざるを得ないと言う状況を作る人”。
これもかなりめんどい。
まあ、自分がかわいいのは誰でも同じだけどね。何も相手を悪者にしなくてもいいよね。
普通に去っていけばいいものを、「あなたが悪いので、仕方なくあなたから去ります」って
大義名分を無理やり作って、それを周囲に言いふらして、”私は1ミリも悪くはありません、
原因はすべて先方にあるんです”と大騒ぎして周りにわかってもらってから、離れて
行く人。
これも話が事実ならもちろん一向に構わないけど(それでも大人はヘタな言い訳はしないもんだが)
ウソ話をでっちあげて、事実を捻じ曲げて周りに言いふらすとなると、ちょっと実害が出てくる。
誤解が生まれるし、ヘタしたら人を完全に陥れることもできるもんね。
食品会社だったら「嘘の異物混入」などやられたらかなり大変なことになる。
これも多分に子供っぽいわけだが、これは”話を作り上げている”と言う自覚があるわけで、
「相手には全部バレてるよなあ」とわかってやっているんだから、もはや大人の思考とは
思えない。普通は恥ずかしくてそんなことはしないし、相手に反撃されたら負けるのは自分と
なるわけだが、そういう人はあまり深く考えないのかもしれない。
おそらくこういった人は、正しい事実を述べても、次から次へと”偽りの話”を作ってくる
危険性がある。どこまで作り話が膨らんでいくか興味もないこともないが(笑)、結局の
ところ、面倒になるので無視するしか手はないと思う。
”自分の思う通りに行動してくれない人”を攻撃する。
これも一番初めに書いたことに似ているけど、まあ当然イラっと来ますわなあ。
人を嫌う理由になり得ると思われる。
問題はその”ゆるせんレベル”がどこまでかということ。
「そんなささいなことまでも、ゆるせん!って言っていたら、ずっと怒ってないと
いけないかも」って人もいないこともない。
まあ、この辺はね、実は、お店などやったり、公の立場になると変わってくる。
と言うか変わらざるを得ない。”俺様”で生きていくにはそれなりの覚悟がいることだろう。
で、こういった人もその”自分の思った通りに行動しない”人を嫌いになり、
ひどくなると攻撃し始める危険がある。
もちろん初めに書いた通り、”自分の思った通りに行動しない”人は誰だってイラっとする。
俺だって、人間ができていないので心の中では「チッ」って舌打ちしている場合もあるけど(笑)、
ただ、それを理由に攻撃はしないってだけ。
”自分の知識をひけらかしたり、自慢などが好きな人”を攻撃する。
気持ちはわかる。で、問題はその話のレベルが低い場合。
ここ大事。レベルの高いお話は実は多少イラっとくるかも知れないけど(笑)、
「ためになるなあ」って納得できるからいいんだけど、まあえてして、
「そんなの知ってるよ」ってお話のほうが世の中多い。またどうしても”自分はこれだけ
すごいんだ”って話ばかりする人もあんまり好かれないかも知れない。
ここをどうスルーしてあげるか。どこまで「へえ~」って聞き役に回ってあげられるか。
知っている話でも、気にしないで聞いていられるか。
まあ、立場によって対処も違ってくるのは当然で、また私事になってしまうが、T☆ROCKSに
いる場合は私はぜーんぶ聞いてあげます(笑)。以前「TOSHIさんは心が広いんですね、よく
あの(お客さんの)レベルの低い誰でも知っている話を聞いてあげられますね」って
言われたことがあるんだけど、そりゃ立場が違いますからね。「そんなの知ってる」とは
言わない。知らないフリする。全部が全部、神対応ではないけど、立場が違えばそうなりますよね。
ちなみに違う目的で違うライブハウス行って、特にサービスする必要もないときは、冷たい
ですよ(笑)。態度は悪くないだろうけど、聞きたくない話は聞かないし、答えたくない場合は
答えない。
基本はみんなそれでいいと思うんですが、わざわざ、”あいつは話がムカつくから攻撃しよう”
ってなっちゃうとまた面倒なことになっちゃうよねっていうこと。
”嫉妬から攻撃する”
アイドルなんかが攻撃されるのってこういうことですかね?
「これだけ貢いだのにほかのやつと仲良くしやがって」みたいな?
以前読んだ話で、誰か有名な人(作家か文豪だったかな?)が、「なじみの旅館を
出た後に、そこのおかみがほかのお客に親しくしているのを見ると
軽い嫉妬を覚える」ってのがあって、まあ、それに似ているわけだけど、
そこで、普通に「まあ、当たり前だわな」って思わずに「ふざけるなよ」と
思ってしまうと、攻撃対象になってしまうんだね。
”自分から去っていった人を攻撃する”
さっき、”去っていくとき”と書いたけど、逆もあるかもね。
長い人生、自分とかかわってくれた人、それから去っていく人、当然いろいろいる。
「さよならだけが人生だ」って言葉もあるように、事情により以前より付き合えなく
なる場合だってあるよね。悲しいけど、仕方ない。誰だって経験するし、友達、彼氏彼女、
上司、部下・・・ずっと付き合える場合もあればそうでない場合もあり、色んな思いが
交差するのはよくわかる。その際に「良くしてやったのに」みたいな場合もあるだろうけど、
それで怒るのはやはり大人げないだろうね。もし仮に後ろ足で泥をかけるような去り方を
したのなら、もう二度と付き合わないだけだ。
”勘違い”
元も子もないんだけど、案外、こういうことってあるかもね。
いや、本当はすごく多いかもしれないよねえ。
だって、もめてる双方から話を聞くと「あれ?言葉を違った意味で捉えちゃってるぞ」
とか、「相手はそんな意味で言っていないな」ってことってよくあるもんね。
まあ、ただ、これは”双方もめている”場合の話で、その場合は誤解を解くとか
話し合いをするとかで解決しそうだけど、今のテーマになっている”一方的に攻撃する人”の
困ったちゃんの場合は感情だけで動いている場合が多いので、難しいかも知れないけど、
それでもその悪い感情を持った部分で”勘違い”があったならそこで考え直してほしい
もんだよね。
さて・・・・・長いな。読むの疲れるよね。俺も嫌われたりして。
なんかとりとめもなく、思いつくままに書いてきたわけだけど、みんながもし上記の
ような事案で困っているとか傷ついているなら、そして自分から仕掛けていないのに
攻撃されてなおかつ原因がないようなら、仕方ないのでなるべく無視して通り過ぎるのを
待つのが得策かなあと思うね。
明確な原因があるとか、話が通じる相手ならいいけど、そもそも理不尽に攻撃されるって
ことは対処のしようがないかもしれないもんね。まあ、人生、そんなことはめったにないし、
一回もない人もいるかもしれないけどさ。
大事なことは
”自分も同じ土俵に立たないこと”
かな。
引きずり込まれてはいけないし、何かの折にでも先制攻撃を仕掛けてはいけない。
こっちから先に攻撃をすることは大人がやることではない。
被害をこうむってどうしようない場合はこの限りではないが、おそらく周辺も巻き込む
ことになるかもしれないので、その際は多少なりとも君の人望が試されるかも
知れない(笑)。
自分は立場もあるけど、当然、こちらから攻撃を仕掛けたことは一度もない。
まあ、何度も言うけど、いい人たちばかりに囲まれているんで揉め事は滅多にないけど、
万が一、トラブルがあったとしても自分からではない。こちらから人を攻撃することは絶対にない。
当たり前だけど。
もし今、そういったことで困っていたとしても、やましいことが無ければ周りは必ずわかって
くれるし、そういう悲しい人はだんだん周りから人がいなくなっていく。