教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

君たちはどう生きるか

2018-01-02 | 日記

吉野 源三郎、著。1937年出版。

ちょこちょこと色んな本を読んでいますが・・・。

最近は哲学書と言うか思想的な方面などの本も読んだりしてます。

ま、この本は当時の中学生向けに書かれているようなのでさすがに

わかりやすい。

年代が年代なんでさすがに古いですが、まあ日本人的な道徳観が

しっかり描かれているわけですね。

理想論であったりもする気もしますし、プロレタリアートでも

しっかり生きればそれが一番尊いみたいな意地悪な読み方も出来るんだけど、

確かに今の日本人はまずは道徳的にしっかりしてくれってのも感じるので

皆さん、読みましょう(笑)。

 

で、偶然かどうかは知らないけど、宮崎駿監督のジブリの次回作が

この題名だそうです。内容は違うようだけど、言いたいことは似ている

ようですね。冒険活劇らしいけど。


にしても思想とか哲学とかなんとか論とかの本は偏差値の低い私には

難しい(笑)。

キルケゴールの”死に至る病”は難解だった(苦笑

近代史的なやつだと”コミンテルンの謀略と日本の敗戦”ってのが面白かった。

 

まあ、音楽活動には一切役に立たないと思うけど(笑)。



2018年新年明けましておめでとうございます!

2018-01-02 | お店情報

2017年も数々の素晴らしいアーティストさんの歌と演奏が聴けて

非常に有意義な一年でした!

ありがとうございました!

これからも邁進していきたいと行きたいと思っています。

 

音楽、エンターテイメント、歌唱、楽器演奏、ダンス、パフォーマンス、

芸術、表現手段、クリエイティブ、興業、音楽スクール・・・・。

様々な側面がごちゃ混ぜになっている分野であり、また様々な

使われ方のする場所でもあると考えています。

 

言うてもたかがライブハウスなんで出演する側もそうそう大仰に構えることも

ないと思っているけど、理想と言うものはやはりありますね。

 

人それぞれ思想は違っていて当たり前なので極論を言ってしまえば、

その人が信念をもってやっているのならば何も言えない。

 

個人的な考えとしては、ステージに立つと言うことはある程度の

責任が発生すると考える。

 

”そのステージをお客さんに見せていいのか”

を常に考えてステージに上がって欲しいと言うのが本音である。

何度も言うけど、言うてもプロの集まる舞台ではないので、遊び感覚で

上がってもいいと言えばいい。

歌と演奏がプロ並みにうまくなければステージにあがる資格はないと

言うわけではないし、むしろ逆で、武道館は本当に限られたミュージシャンしか

上がれないだろうけど、街のライブハウスはね、そこまで歌や演奏が上手でなくとも

プロのステージの疑似体験ができるぞ・・・と。

音響、照明も普段は体験できない条件で歌と演奏が出来るよと。

プロ並みの凄いプレッシャーや責任なども追わなくてもいいとも思っている。

 

思っているけど、まずは”人に観られていることを意識する”くらいは

最低限心に留めておいてほしいなあと思う。

 

店側の責任としてはもちろんきちんとした音響、照明、また居心地のいい

空間を作ることを第一に考えている。

特に音響は演者側にやりやすい環境とお客さん側にしっかりと聴きやすい

音響の両方を常に考えている。

ステージにいる人間のやっていることはすべてお客さん側へ伝わるように

音を作るのが基本。

「あの人の音が聞こえませんでした」って言われてはいけない。

「聞こえたけど何やっているかは聞き取れなかった」はその人の音作り、

歌い方の問題にも関わってくるのである程度は仕方がない(笑)。

 

昨今、どこでも演奏が出来るような環境のお店や気軽に歌えますよと

言うお店、場所が増えていて喜ばしいことであると思うのだけど、

イコール自分の好きなように演奏して責任は何も持ちませんってのも

ちょっとどうかなとも思う時もある。

「練習中の歌で途中つっかえますけど何か?」ってのはあんまり聴きたくは

ないな(笑)。

メリットデメリットは当然あると思うので、個々がどう思って

ステージと向き合うかはその人次第ってことになると思う。

また精神論になるかも知れないが、もしそうだとしても、その

アーティストが一所懸命誠心誠意やっていてそれが心地よいと写るならば

それはそれで成功している、とも思う。まあ、それで歌と演奏の未熟さが

相殺されるってのは滅多にないだろうけども極論を言ってしまえば、

それでお客さんが満足するならばそれで成立していると思うのだ。